高知市の天神橋通商店街にある花壇に置かれていた、高さおよそ20センチのアンパンマンの石像なくなる

アンパンマンの石像無くなる「こっそりとでもいいから返して」　NHK 2025年8月19日 19時16分

18日午後、高知市中心部にある商店街の花壇に置いてあった小型のアンパンマンの石像が無くなっていることがわかり、所有していた女性は警察に盗難届を出しました。女性は「アンパンマンは、いたずらをしてもばいきんまんを憎まず、そのいたずらを憎みます。こっそりとでもいいから返してほしいです」と話しています。

無くなっているのがわかったのは、高知市の天神橋通商店街にある花壇に置かれていた、高さおよそ20センチのアンパンマンの石像です。

この石像は天神橋通商店街振興組合の理事長で呉服店を営む湯山眞理さん（75）が3年前の12月にアンパンマンが大好きだという友人からもらったもので、商店街を通る人たちに笑顔になってもらおうとみずからが管理する店の前の花壇に飾っていました。

しかし、18日午後3時半ごろ、30分ほど外出して店に帰ってきたところ石像が無くなっていることに気がつき、警察に盗難届を出したということです。

湯山さんは「かわいい子が誘拐されたような気持ちです。漫画のアンパンマンでは、ばいきんまんがいたずらをしてもばいきんまんを憎まず、そのいたずらを憎みます。最初はすごく腹が立っていましたが、そんな自分を反省しました。夜中にこっそりとでもいいから返してほしいです」と話していました。

警察は、湯山さんからの盗難届を受けて盗みの疑いで調べています。