
芳賀凉大さん(全日本ロードレース選手権のホームページより)
21歳オートバイ選手がレース中の事故により死去…全日本ロードレース選手権ST600の芳賀涼大さん 父はトップライダーとして活躍した芳賀紀行さん(中日スポーツ2024年9/9(月) 18:28配信)
オートバイの全日本ロードレース選手権ST600に参戦していた芳賀涼大(りょうた)さんが8日、大分県のオートポリスで行われた決勝レースで事故に巻き込まれ、搬送先の病院で死去した。21歳だった。名古屋市出身で、父はスーパーバイク世界選手権に参戦して通算43勝を挙げた芳賀紀行さん。9日に国内の二輪レースを統括する「日本モーターサイクルスポーツ協会」(MFJ)などが発表した。
シリーズに年間参戦するチームとサポート企業でつくるアソシエーション・オブ・ロードレーシングチームス(ART)も「スタート直後のアクシデントにより負傷し、ドクターヘリで福岡県内の病院へ運ばれ懸命な治療にもかかわらず、同日17時15分に逝去されました」と公表した。
MFJも鈴木哲夫会長の名義で「懸命な治療にもかかわらず帰らぬ人となりました。この悲報に接し、生前のサーキットでの雄姿が思い起こされ胸が痛みます。故人、そして回復を信じ願ってきたご家族、友人、関係される皆様に心から哀悼の意を表します」と弔意を示した。
涼大さんは紀行さんの二男で、オートポリス戦は今季4レース目。5月に宮城・スポーツランドSUGOで行われた前戦の決勝レース2で6位に入り、今季初入賞をマークしていた。