G1は開催順延したほうがよさそう

開催に疑問の声「やるのはどうなのか」 (日刊スポーツ)

栗東トレセンでもさまざまな反応があった。調教が始まる午前７時台には、各調教師の携帯電話に中山の開催中止についてのメールが届き始めた。「やっぱり中止か」「関東の騎手は来るのか？」と言う声があちらこちらから聞かれ、馬主への電話や、変更になった番組を見ながら騎手の手配に追われる姿が目立った。「関東は電力とかエネルギーの問題が出ている。阪神大震災の時とはまた違う」という声が多かったが、ある調教師は「ボートや競輪が中止を決めた。日本で災害が起きているのに（競馬を）やるのはどうなのか」と、西日本２場の開催に疑問を投げかける人もいた。

　また、クラシックについて「皐月賞やダービーがズレこむ可能性も十分ある」との声が聞かれた。過去には６８、７２年にダービーが７月に行われている。前者は東京競馬場のスタンド工事のため、後者は馬インフルエンザのためと理由は異なるが「七夕ダービー」が存在した経緯もあるだけに、今後の行方を見守る必要がありそうだ。

ま、G1はこの際、延期したほうがいいかもしれない。もっとも、高松宮記念は既に今月27日に開催を行なうことをJRAが決めているため、今のところ、日程はずらせない。

それぞれ、2週程度遅らせることも一考かも。

<私案>

4月

・24日　桜花賞

5月

・ 1日　皐月賞

・15日　天皇賞

・22日　NHKマイルカップ

・29日　ヴィクトリアマイル

6月

・ 5日　オークス

・12日　ダービー

・19日　安田記念

・26日　宝塚記念

これは、福島競馬場の開催が困難な状況であるという点も考慮している。