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アリスヴェリテBCフィリー&メアターフ視野エリザベス女王杯との両睨み:小林美駒今秋復帰予定:JRA調教ゼッケン変更:引退後多忙なクリンチャー

2024-07-13 07:58:29 | 競馬
アリスヴェリテ=2024年マーメイドステークス


先月16日のマーメイドSを逃げ切り、重賞初制覇を飾ったアリスヴェリテ(牝4=中竹)が今秋、選択肢の一つとして米G1・BCフィリー&メアターフ(11月2日、デルマー芝2200メートル)参戦を視野に入れていることが12日、分かった。
 エリザベス女王杯(11月10日、京都)と両にらみで調整を進める。中竹師は「環境の変化については大丈夫だと思う」と米遠征に向けて見通しを語った。

 【次走】
 UAEダービー出走取消後、休養中のサトノフェニックス(牡3=西園正)は和田竜との再タッグでレパードS(8月4日、新潟)での復帰を目指す。


6月23日の函館12Rで落馬、左肩を脱臼骨折して手術を受けていた小林美駒騎手(19)=美浦・鈴木伸厩舎、写真=が、13日に茨城県内の病院から退院する。来週からリハビリを開始する予定で、順調にいけば今年秋に復帰できる見通しだ。師匠の鈴木伸調教師は12日、美浦トレセンで取材に応じ「普通のリハビリに1か月半くらいかかって、その後からジョッキーとしてのリハビリに取り組むことになる。(騎乗再開まで)2か月半くらいかかるかな。でも、(手術後の経過は)順調にきています」と説明した。

JRAは12日、今年の秋から調教ゼッケンの仕様変更を発表した。導入予定は美浦が10月1日(月曜調教馬は9月30日)、栗東が10月2日になっている。
 これまでは年齢別だったゼッケンの生地色が年齢別+性別で細分化される。調教中の牡・セン馬と牝馬の識別を分かりやすくして、危険防止につなげる。新たに黄緑地(2歳牝馬)、桃地(3歳牝馬)、青地(4歳以上牡・セン)などの生地色が導入される。

 さらに、各馬の判別が分かりやすくなるように現状は年齢で区切って採番しているゼッケン番号を年齢+性別で区切り、2歳牡・セン馬から4歳以上牝馬まで通番とする。


一昨年に引退し、昨年、凱旋門賞出走馬としては初の誘導馬になり函館競馬場で過ごすようになった。今年で2年目。週末は誘導馬として活躍し、週中は乗馬センターで乗馬と誘導馬のトレーニングを1時間ほど行っている。今年、乗馬として馬術競技への出場もしており、第2の馬生はけっこう忙しい。函館競馬場の誘導馬は1日12レースを4頭で全レースこなしており、週末もかなり大忙し。まだ先輩の誘導馬が先導してクリンチャー自身は出走馬の最後方から馬場入りする形が多いが、函館記念では誘導馬の花形である先頭で誘導する役目が担うか注目される。

 現在、クリンチャーを担当している函館競馬場の業務課で乗馬普及係をしているJRAの奥谷仁智氏に近況と取り組みについてインタビューしました。

 ちなみに誘導馬は、パドックからコース入りまで出走馬を誘導する役割を担う。隊列の先頭と最後尾を歩く。

 ◆クリンチャー 父ディープスカイ、母ザフェイツ(父ブライアンズタイム)。セン10歳。北海道新冠町・平山牧場の生産。17年1月、栗東・宮本博厩舎からデビュー。通算36戦7勝(うち地方7戦3勝、海外2戦0勝)。総獲得賞金は4億2080万4000円。主な勝ち鞍は18年京都記念・G2、20年みやこS・G3、21年佐賀記念、21、22年名古屋大賞典(以上Jpn3)。17年菊花賞2着馬で、翌18年には武豊とのコンビで凱旋門賞・仏G1に出走した(17着)。馬主は前田幸治氏。
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