東京マーケット・サマリー 2023年8月3日6:19 午後
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 142.90/92 1.0916/20 156.01/05
NY午後5時 143.32/33 1.0936/40 156.75/79
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の142円後半。朝方から膠着していたが、午後1時過ぎに143円前半から143.89円まで上昇し、7月7日以来約1カ月ぶり高値を更新した。日銀が臨時の国債買いオペを通告したことで、円金利の上昇が抑制されるとの見方から、円売りが加速した。しかし、その後はドル安に転じ143円を割り込んだ。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 32159.28 -548.41 32375.85 32,142.25─32,467.06
TOPIX 2268.35 -33.41 2283.57 2,265.06─2,285.65
プライム指数 1167.39 -17.21 1174.96 1,165.71─1,176.31
スタンダード指数 1107.65 -10.25 1111.58 1,107.37─1,112.11
グロース指数 973.05 -12.80 974.95 973.05─980.45
東証出来高(万株) 179463 東証売買代金(億円) 43391.38
東京株式市場で日経平均は、前営業日比548円41銭安の3万2159円28銭と続落して取引を終えた。米債の格下げを嫌気した売りが続いたほか、日米の長期金利の上昇が警戒された。東証プライム市場の値下がり銘柄数は9割で、ほぼ全面安の商状となった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが158銘柄(8%)、値下がりは1666銘柄(90%)、変わらずは11銘柄だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.07
ユーロ円金先(23年9月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.070%になった。前営業日(マイナス0.070%)から横ばいで、「前日から地合いに変化はなかった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・23年9月限 146.32 (-0.41)
安値─高値 146.29─146.62
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.650% (+0.025)
安値─高値 0.655─0.635%
国債先物中心限月9月限は前営業日比41銭安の146円32銭と大幅続落して取引を終えた。米金利上昇が逆風となったほか、日銀が金利の上昇をどこまで容認するか試すような売りも出た。新発10年国債利回り(長期金利)は一時、2014年1月以来9年半ぶり高水準0.655%まで上昇した。引け値は、前営業日比2.5bp上昇の0.650%。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.25─0.15
3年物 0.35─0.25
4年物 0.43─0.33
5年物 0.51─0.41
7年物 0.69─0.59
10年物 0.91─0.81
日経平均は548円安と大幅続落、さえない動きのなか安値圏で終了=3日後場/国内市況ニュース/ウエルスアドバイザー 2023/08/03 15:29
3日後場の日経平均株価は、前日比548円41銭安の3万2159円28銭と大幅続落して取引を終えた。朝方から、きのう2日の弱い動きが継続した。売り一巡後は、時間外取引での米株価指数先物の上昇や、短期的な戻りを期待する動きから、やや下げ渋る動きもみられた。ただ、積極的な買いに乏しいことから売り優勢の展開が続き、午後2時50分には、同565円44銭安の3万2142円25銭ときょうの安値を付けるなど、終日さえない動きとなった。為替市場では、一時1ドル=143円80銭台を付けるなど、午後に入り円安方向に振れたが、反応は限られた。東証プライムの出来高は17億9463万株、売買代金は4兆3391億円。騰落銘柄数は値上がり158銘柄、値下がり1666銘柄、変わらず11銘柄だった。
市場では「24年3月期第1四半期(23年4-6月)の業績発表が本格化しているが、業績内容はまだら模様で、指数を押し上げるには力不足のようだ」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、31業種が下落、海運とパルプ紙の2業種が上昇した。古河電工<5801>、住友電工<5802>などの非鉄金属株や、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>などの輸送用機器株が下落。浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株も安い。第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株や、AGC<5201>、TOTO<5332>などのガラス土石株も軟調。JAL<9201>、ANA<9202>などの空運株や、帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株も弱かった。一方、郵船<9101>、川崎汽<9107>などの海運株が上昇した。
個別では、ヤマハ<7951>、NOK<7240>、カカクコム<2371>、テレ東HD<9413>、ダイセル<4202>などが下落。半面、Eガディアン<6050>、JVCKW<6632>、サンリオ<8136>、IWI<4847>、日本ライフL<7575>などが上昇した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,768.54 -25.79 -1.44% -2.36% +17.69% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,515.89 -21.34 -1.39% -3.00% +18.78% 15:00
日経平均株価
32,159.28 -548.41 -1.68% -4.72% +15.92% 15:15
日経500平均
2,947.40 -33.93 -1.14% -3.09% +14.39% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
2,268.35 -33.41 -1.45% -2.26% +17.48% 15:00
日経300指数
480.04 -7.06 -1.45% -1.53% +17.22% 15:15
東証REIT指数
1,860.06 -3.21 -0.17% -0.69% -7.76% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
1,137.08 -16.87 -1.46% -2.97% +21.21% 15:00
東証マザーズ指数
761.40 -10.53 -1.36% -7.00% +5.18% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,630.82 -42.84 -1.60% -1.19% +15.32% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,399.34 -37.74 -1.55% -0.27% +15.25% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
2,268.46 -29.34 -1.28% -3.06% +15.28% 15:00
中国 上海総合指数
3,280.46 +18.77 +0.58% +1.12% +3.69% 17:29
中国 上海A株指数
3,439.04 +19.80 +0.58% +1.13% +3.75% 17:29
中国 深センA株指数
2,156.65 +5.83 +0.27% +0.06% -2.62% 16:00
中国 深セン成分指数
11,163.42 +59.26 +0.53% +0.65% -6.83% 16:00
中国 上海B株指数
275.85 +0.75 +0.27% +2.24% -8.44% 17:29
中国 深センB株指数
1,218.54 +6.58 +0.54% +5.70% -1.69% 16:00
中国 上海50A株指数
2,645.15 +24.47 +0.93% +4.37% -2.42% 17:29
中国 上海180A株指数
8,520.55 +79.19 +0.94% +3.34% +0.60% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,771.89 +15.88 +0.58% +1.12% +3.71% 17:29
中国 創業板指数
2,241.98 +23.41 +1.06% +0.62% -14.72% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
4,004.98 +35.08 +0.88% +2.88% -1.52% 16:00
中国 深セン総合指数
2,061.64 +5.58 +0.27% +0.07% -2.62% 16:00
日経平均
現在値 32,159.28↓ (23/08/03 15:15)
前日比 -548.41 (-1.68%)
始値 32,375.85 (09:00) 前日終値 32,707.69 (23/08/02)
高値 32,467.06 (09:06) 年初来高値 33,772.89 (23/06/19)
安値 32,142.25 (14:50) 年初来安値 25,661.89 (23/01/04)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続落、TDKとファーストリテが2銘柄で約96円分押し下げ16:16 配信フィスコ
3日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり17銘柄、値下がり208銘柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は大幅続落。2日の米株式市場でダウ平均は348.16ドル安と4日ぶり反
落、ナスダック総合指数は-2.17%と大幅続落。財務省による中長期債の発行拡大や7月ADP民間雇用者数の大幅な上振れを背景に長期金利が上昇するなか、ハイテクを中心に売られ、終日軟調に推移した。米株安を引き継いで日経平均は331.84円安からスタート。米10年債利回りの4%超え後の続伸を警戒したハイテク・グロース(成長)株の下落が重しになった。為替の円安基調は維持されているものの、国内での長期金利の上昇も続いていることが警戒感を誘った。日経平均は午後も下値模索の展開が続き、大引け直前に32142.25円(565.44円安)まで下げる場面があった。
大引けの日経平均は前日比548.41円安の32159.28円となった。東証プライム市場の売買高は17億9463万株、売買代金は4兆3391億円だった。セクターでは非鉄金属、輸送用機器、ゴム製品が下落率上位に並んだ一方、海運、パルプ・紙のみが上昇した。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は9%だった。
値下がり寄与トップはTDK<6762>となり1銘柄で日経平均を約56円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、アドバンテ<6857>、ヤマハ<7951>、東エレク<8035>、トヨタ自<7203>、京セラ<6971>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップは信越化<4063>となり1銘柄で日経平均を約6円押し上げた。同2位は郵船<9101>となり、キッコーマン<2801>、川崎船<9107>、HOYA<7741>、京王<9008>、JPX<8697>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 32159.28(-548.41)
値上がり銘柄数 17(寄与度+19.91)
値下がり銘柄数 208(寄与度-568.32)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<4063> 信越化 4595 40 +6.78
<9101> 郵船 3703 250 +2.54
<2801> キッコマン 8179 54 +1.83
<9107> 川崎船 4544 177 +1.80
<7741> HOYA 16255 85 +1.44
<9008> 京王 4889 172 +1.17
<8697> JPX 2500.5 28.5 +0.97
<9104> 商船三井 3855 65 +0.66
<2282> 日ハム 4352 38 +0.64
<9001> 東武 3900 87 +0.59
<9613> NTTデータG 1930 3 +0.51
<6702> 富士通 18140 95 +0.32
<4188> 三菱ケミカルG 842.2 18.5 +0.31
<9301> 三菱倉 3628 10 +0.17
<8601> 大和証G 768.3 2.6 +0.09
<7974> 任天堂 6357 2 +0.07
<9501> 東京電力HD 572.8 8.9 +0.03
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6762> TDK 4889 -557 -56.63
<9983> ファーストリテ 34140 -390 -39.65
<6857> アドバンテス 18885 -515 -34.91
<7951> ヤマハ 4662 -795 -26.94
<8035> 東エレク 20910 -235 -23.89
<7203> トヨタ自 2407.5 -95 -16.10
<6971> 京セラ 7213 -208 -14.10
<4543> テルモ 4424 -101 -13.69
<6367> ダイキン工 27815 -385 -13.05
<9984> ソフトバンクG 6929 -54 -10.98
<9433> KDDI 4100 -54 -10.98
<6758> ソニーG 12935 -300 -10.17
<6594> ニデック 7862 -304 -8.24
<4568> 第一三共 4226 -77 -7.83
<4503> アステラス薬 2011 -46 -7.79
<4901> 富士フイルム 8007 -225 -7.62
<4704> トレンド 6421 -201 -6.81
<6981> 村田製 8192 -245 -6.64
<6098> リクルートHD 4836 -65 -6.61
<7267> ホンダ 4432 -95 -6.44
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 2,268.35↑ (23/08/03 15:00)
前日比 -33.41 (-1.45%)
始値 2,283.57 (09:00) 前日終値 2,301.76 (23/08/02)
高値 2,285.65 (09:00) 年初来高値 2,337.91 (23/08/01)
安値 2,265.06 (14:51) 年初来安値 1,862.27 (23/01/04)
東証業種別ランキング:海運業が上昇率トップ15:37 配信フィスコ
海運業が上昇率トップ。そのほかパルプ・紙も上昇。一方、非鉄金属が下落率トップ。そのほか輸送用機器、ゴム製品、鉱業、保険業、ガラス・土石製品なども下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 海運業 / 1,350.3 / 4.55
2. パルプ・紙 / 497.38 / 0.05
3. 食料品 / 2,007.54 / -0.49
4. 倉庫・運輸関連業 / 2,459.29 / -0.56
5. 証券業 / 404.97 / -0.57
6. 銀行業 / 233.73 / -0.58
7. 精密機器 / 10,636.79 / -0.60
8. 水産・農林業 / 505.41 / -0.92
9. 不動産業 / 1,540.44 / -0.92
10. 電力・ガス業 / 442.15 / -0.94
11. 小売業 / 1,554.35 / -0.99
12. 鉄鋼 / 724.84 / -1.03
13. 石油・石炭製品 / 1,180.32 / -1.06
14. 情報・通信業 / 5,147.04 / -1.06
15. その他金融業 / 833.7 / -1.11
16. 卸売業 / 3,171.56 / -1.19
17. 医薬品 / 3,495.38 / -1.21
18. 建設業 / 1,432.41 / -1.26
19. その他製品 / 4,125.43 / -1.33
20. 陸運業 / 2,079.05 / -1.37
21. 化学工業 / 2,298.4 / -1.39
22. サービス業 / 2,613.47 / -1.51
23. 機械 / 2,662.93 / -1.76
24. 金属製品 / 1,244.45 / -1.77
25. 電気機器 / 3,986.74 / -1.95
26. 繊維業 / 664.03 / -1.98
27. 空運業 / 253.31 / -2.13
28. ガラス・土石製品 / 1,218.05 / -2.16
29. 保険業 / 1,476.11 / -2.21
30. 鉱業 / 525.64 / -2.34
31. ゴム製品 / 4,097.46 / -2.47
32. 輸送用機器 / 4,015.79 / -2.77
33. 非鉄金属 / 1,130.17 / -4.08
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 20,523.19↑ (23/08/03 15:00)
前日比 -278.16 (-1.34%)
始値 20,638.02 (09:00) 前日終値 20,801.35 (23/08/02)
高値 20,658.06 (09:06) 年初来高値 21,188.71 (23/08/01)
安値 20,492.45 (14:51) 年初来安値 16,759.95 (23/01/04)
東証プライム市場指数
現在値 1,167.39↓ (23/08/03 15:00)
前日比 -17.21 (-1.45%)
始値 1,174.96 (09:00) 前日終値 1,184.60 (23/08/02)
高値 1,176.31 (09:00) 年初来高値 1,203.20 (23/08/01)
安値 1,165.71 (14:51) 年初来安値 958.19 (23/01/04)
東証スタンダード市場指数
現在値 1,107.65↑ (23/08/03 15:00)
前日比 -10.25 (-0.92%)
始値 1,111.58 (09:00) 前日終値 1,117.90 (23/08/02)
高値 1,112.11 (09:01) 年初来高値 1,126.73 (23/07/04)
安値 1,107.37 (14:56) 年初来安値 982.29 (23/01/06)
東証グロース市場指数
現在値 973.05↓ (23/08/03 15:00)
前日比 -12.80 (-1.30%)
始値 974.95 (09:00) 前日終値 985.85 (23/08/02)
高値 980.45 (09:07) 年初来高値 1,100.78 (23/06/21)
安値 973.05 (15:00) 年初来安値 897.95 (23/01/06)
東証グロ-ス指数は続落、金利高受けて幅広い新興株が軟調推移/グロース市況17:19 配信フィスコ
東証グロース市場指数:973.05 (-12.80)
出来高:1億1461万株
売買代金:1142億円
東証マザーズ指数:761.40 (-10.53)
出来高:7359万株
売買代金:805億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって続落、値上がり銘柄数は98、値下り銘柄数は421、変わらずは21。本日のグロース市場は軟調な展開となった。前日2日の米国株式市場のダウ平均は348.16ドル安(-0.98%)と反落。格付け会社フィッチ・レーティングスによる米国債の格下げを警戒した売りが先行。その後も強い雇用関連指標を受けて10年債利回りが年初来で最高水準に達するなど金利上昇に連れて一段安となった。金利高を嫌気してハイテクを中心に売られ、終日軟調に推移した。ナスダック総合指数は大幅続落、軟調な展開となった米株市場を受けて、本日の東証グロ-ス指数は続落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落スタート後、終日マイナス圏で軟調もみ合い展開となった。米国債の格下げによる株安は前日にある程度織り込んでいたものの、買い材料に乏しい中引き続き売り手優位の状況が続いた。また、米長期金利が4%を超えて上昇を継続しており、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株を手掛けにくかった。そのほか、週末には米雇用統計の発表を控えており、リスク回避の売りも広がった可能性がある。値下り銘柄数は421で幅広い銘柄が軟調に推移、東証マザーズ指数は1.36%安、東証グロース市場Core指数は1.11%安となった。個別では、23年12月期第2四半期の営業利益が前年同期比79.0%増も材料出尽くし感が優勢となったユニネク<3566>が14%安に、前日から利益確定売りの動きが続いているSBIリーシングサービス<5834>が7%安となった。また、連日売り優勢の展開が続いているエアークローゼット<9557>が7%安となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナル<4194>やフリー<4478>などが軟調に推移、値下り率上位には、DDS<3782>、エコナビスタ<5585>などが顔を出した。一方、7~9月期の業績底入れ見通しを材料視されたAiming<3911>が12%高で値上がり率トップに、23年12月期業績予想の上方修正を発表したジーエヌアイグループ<2160>が6%高となった。また、値頃感を背景に買いが集まったGlobee<5575>が4%高となった。時価総額上位銘柄では、M&A総研<9552>やJTOWER<4485>などが堅調に推移、値上がり率上位には、アジャイルメディア<6573>、リニューアブルJ<9522>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、ビジョナル、フリー、カバー<5253>などが下落した。
マザーズ指数
現在値 761.40↓ (23/08/03 15:00)
前日比 -10.53 (-1.36%)
始値 763.04 (09:00) 前日終値 771.93 (23/08/02)
高値 767.85 (09:07) 年初来高値 871.35 (23/06/21)
安値 761.40 (15:00) 年初来安値 706.45 (23/01/06)
東証REIT指数
現在値 1,860.06↓ (23/08/03 15:00)
前日比 -3.21 (-0.17%)
始値 1,858.54 (09:00) 前日終値 1,863.27 (23/08/02)
高値 1,862.42 (11:24) 年初来高値 1,908.59 (23/07/27)
安値 1,852.98 (09:05) 年初来安値 1,746.05 (23/03/20)
日経平均VI
現在値 20.66↑ (23/08/03 15:20)
前日比 +1.15 (+5.89%)
始値 20.50 (09:00) 前日終値 19.51 (23/08/02)
高値 20.87 (14:50) 年初来高値 23.45 (23/06/08)
安値 20.01 (09:06) 年初来安値 14.63 (23/02/16)
日経VI:上昇、警戒感強まり終日20を上回って推移16:05 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は3日、前日比+1.15(上昇率5.89%)の20.66と上昇した。なお、高値は20.87、安値は20.01。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物の戻りは鈍く、マイナス圏で方向感の定まらない動きとなった。市場では、先週末に発表された日銀の政策修正を受け、金利上昇への警戒感が強く、今日は株価が大きく下落したこともあり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが強まり、日経VIは終日、不安心理の高まった状態の基準とされる20を上回って推移した。
日経平均先物
現在値 32,240.00↓ (23/08/03 06:00)
前日比 -370.00 (-1.13%)
高値 32,630.00 (16:38) 始値 32,550.00 (16:30)
安値 32,240.00 (06:00) 前日終値 32,610.00 (23/08/02)
TOPIX先物
現在値 2,275.00↑ (23/08/03 06:00)
前日比 -20.50 (-0.89%)
高値 2,297.50 (22:44) 始値 2,291.00 (16:30)
安値 2,274.50 (01:07) 前日終値 2,295.50 (23/08/02)
JPX日経400先物
現在値 20,535.00↓ (23/08/03 06:00)
前日比 -200.00 (-0.96%)
高値 20,775.00 (22:44) 始値 20,730.00 (16:30)
安値 20,535.00 (06:00) 前日終値 20,735.00 (23/08/02)
東証マザーズ指数先物
現在値 753.00↓ (23/08/03 06:00)
前日比 -9.00 (-1.18%)
高値 764.00 (16:30) 始値 764.00 (16:30)
安値 752.00 (23:14) 前日終値 762.00 (23/08/02)
NYダウ先物 円建
現在値 35,411.00↑ (23/08/03 06:00)
前日比 -168.00 (-0.47%)
高値 35,639.00 (20:04) 始値 35,565.00 (16:30)
安値 35,318.00 (04:29) 前日終値 35,579.00 (23/08/02)
CME日経平均先物 円建
現在値 32,255.00↑ (23/08/02 15:59 CST)
前日比 -945.00 (-2.85%)
高値 33,190.00 始値 33,185.00
安値 32,250.00 前日終値 33,200.00 (23/08/01)
SGX日経平均先物
現在値 32,280.00↑ (23/08/03 05:06 SGT)
前日比 -285.00 (-0.88%)
高値 32,625.00 始値 32,540.00
安値 32,250.00 前日終値 32,565.00 (23/08/02)
長期国債先物
現在値 146.530↓ (23/08/03 05:54)
前日比 -0.200 (-0.14%)
高値 146.780 (15:55) 始値 146.730 (15:30)
安値 146.480 (00:00) 前日終値 146.730 (23/08/02)
3日の日本国債市場概況:債券先物は146円32銭で終了16:53 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2023年9月限
寄付146円55銭 高値146円62銭 安値146円29銭 引け146円32銭
売買高総計23836枚
2年 451回 0.021%
5年 159回 0.208%
10年 371回 0.650%
20年 185回 1.314%
債券先物9月限は、146円55銭で取引を開始。米国の格付け引き下げ、民間雇用者数の予想大幅上振れ、国債入札の規模拡大発表を受けた金利上昇にともない売り先行となった。その後も、米金利が一段と上昇し、日銀が臨時オペ実施も効果は限定的だったとされることから売りが強まり、146円62銭から146円29銭まで下げた。現物債の取引では、全年限が売られた。
<米国債概況>
2年債は4.90%、10年債は4.15%、30年債は4.26%近辺で推移。
債券利回りは上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.56%、英国債は4.43%、オーストラリア10年債は4.10%、NZ10年債は4.72%。(気配値)
日本国債3年
年利回り 0.035 (23/08/03 02:05)
前日比 +0.004
日本国債5年
年利回り 0.191 (23/08/03 02:05)
前日比 +0.001
日本国債10年
年利回り 0.632 (23/08/03 02:05)
前日比 +0.005
アジア株式市場サマリー:引け(3日) 2023年8月3日4:42 午後
東南アジア株式市場は大半の市場が下落。
バンコク市場のSET指数は1.37%安。タイでは首相選出投票の延期が発表され
た。同国は5月14日の総選挙から2カ月半たっても首相が決まらない状態が続いている
。
中国株式市場は反発。株式投資による資産効果に関する国営メディアの報道を受け、
金融株主導で上昇した。
国営メディアは、株式投資による資産効果が個人所得や将来の所得の伸び期待を押し
上げ、消費支出の改善につながると報じた。
証券株は3.5%上昇、国聯証券はストップ高を付けた。
財新/S&Pグローバルが発表した7月の中国サービスPMI
は54.1と6月の53.9から上昇したが市場は反応薄だった。
香港市場のハンセン指数は続落。テック株指数は0.4%上昇。中国本土
の不動産企業株はほぼ変わらず。
ソウル株式市場は続落。週内に発表される米雇用統計を控えた警戒感や、米国債格下
げを巡る根強い懸念が、株価を圧迫した。
2日発表された7月のADP全米雇用報告で、民間就業者数の増加幅が予想を上回っ
た。中小企業が雇用を増やした。米労働省は4日に7月の雇用統計を発表する予定。
未来(ミレー)アセット証券のアナリストは「米国債格下げ後に投資家心理が悪化し
たことで、市場は米雇用統計をネガティブに受け止める公算が大きい」と予想した。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は1.57%下落したが、
同業SKハイニックスは0.42%上昇。電池メーカーのLGエナジー・ソ
リューションは0.18%安。
国内で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、バイオ医薬品銘柄が大幅上伸。主要
銘柄のサムスン・バイオロジクスは2.28%高、セルトリオン
は2.16%高。ワクチン製造のSKバイオサイエンスは9.06%高で終
了した。
シドニー株式市場は続落して引けた。金融株とコモディティー(商品)株が主要株価
指数の下落を主導。前日の米国債格下げの後で投資家が慎重姿勢を維持した。
格付け大手フィッチ・レーティングスが米国債の最上級格付けを引き下げたことを受
けて、市場は2日以来守りの姿勢を維持している。
IGの市場アナリスト、ヒービー・チェン氏は「格下げはASX投資家の、既に脆弱
(ぜいじゃく)な信頼感を揺るがした。それほど前のことではない、米債務上限を巡る混
乱を想起させる」と指摘。「金融界で今年に入ってから支配的な、バラ色のセンチメント
が過度に楽観的かもしれないと警鐘を鳴らす作用がある」と説明した。
金融株指数が約0.5%安と下落を主導。銀行最大手4行は0.5─1%下
げた。
コモンウェルス銀行は来週決算を発表する予定。
鉱業株指数が約1%安と、資源株で特に値下がりした。中国市場では同国の
不動産部門の回復見通しが懸念され、鉄鉱石価格が大幅下落した。
主要銘柄のリオ・ティント、BHPグループ、フォーテスキュー・
メタルズは1.2─1.9%安。
IT株指数は最大2.9%下落した後で下げ幅を縮小し1.6%安。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3280.4626 + 18.7723 + 0.58 3254.5651 3280.8636 3247.2719
前営業日終値 3261.6903
中国 CSI300指数 4004.984 +35.089 +0.88 3962.130 4005.000 3962.130
前営業日終値 3969.895
香港 ハンセン指数 19420.87 -96.51 -0.49 19404.14 19650.16 19369.06
前営業日終値 19517.38
香港 ハンセン中国株指数 6652.16 -17.21 -0.26 6654.35 6730.85 6623.97
前営業日終値 6669.37
韓国 総合株価指数 2605.39 -11.08 -0.42 2624.76 2625.45 2591.30
前営業日終値 2616.47
豪 S&P/ASX指数 7311.70 -42.90 -0.58 7354.60 7354.60 7287.90
前営業日終値 7354.60
シンガポール ST指数 3304.06 -20.96 -0.63 3322.20 3330.43 3300.07
前営業日終値 3325.02
マレーシア 総合株価指数 1441.85 -2.71 -0.19 1441.37 1442.78 1433.04
前営業日終値 1444.56
インドネシア 総合株価指数 6898.077 +43.567 +0.64 6854.510 6924.053 6839.74
前営業日終値 6854.510
フィリピン 総合株価指数 6576.76 +93.48 +1.44 6496.86 6576.76 6496.86
前営業日終値 6483.28
ベトナム VN指数 1210.95 -9.48 -0.78 1219.73 1222.35 1209.06
前営業日終値 1220.43
タイ SET指数 1529.01 -21.27 -1.37 1543.78 1546.11 1528.63
前営業日終値 1550.28
インド SENSEX指数 65240.68 -542.10 -0.82 65550.82 65820.82 64963.08
前営業日終値 65782.78
インド NSE指数 19381.65 -144.90 -0.74 19463.75 19537.65 19296.45
前営業日終値 19526.55
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド▼0.21%11,936.62-25.42H:0.00L:0.0008/03
[CFD] 日本 日経平均31,791.60日経比:-367▼1.14%H:32,220L:31,67821:37
中国 上海B株▲0.27%275.85+0.75H:275.85L:274.4108/03
中国 上海A株▲0.58%3,439.04+19.80H:3,439.46L:3,404.1608/03
中国 深セン成分▲0.53%11,163.42+59.26H:11,164.76L:11,067.2908/03
中国 深センB株▲0.54%1,218.54+6.58H:1,219.95L:1,211.4208/03
中国 深センA株▲0.27%2,156.65+5.82H:2,156.80L:2,141.3508/03
[CFD] HangSeng サンデー19,540.00指数比:+119▲0.61%H:19,661L:19,31521:37
香港 レッドチップ指数▼0.26%3,743.78-9.70H:3,790.19L:3,726.3516:59
3日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で3日ぶり反発、金融株上げ主導17:15 配信フィスコ
3日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比18.77ポイント(0.58%)高の3280.46ポイントと3日ぶりに反発した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。当局は足もとで景気支援スタンスを強め、各種政策を相次ぎ公表している。市場では、「中国人民銀行(中央銀行)は8月中旬にも預金準備率を引き下げる可能性がある」との観測も流れた。過度な景気懸念もやや後退。朝方公表された7月の財新中国サービス業PMI(民間による)は54.1に上向き、市場予想(52.4)も上回った。景況判断の境目となる50を7カ月連続で超過している。指標発表後、外国為替市場では、対米ドルの人民元が上昇に転じた。(亜州リサーチ編集部)
金融株が上げを主導。方正証券(601901/SH)がストップ(10.0%)高、中信証券(600030/SH)が2.4%高、中国人寿保険(601628/SH)が3.9%高、中国太平洋保険(601601/SH)が2.9%高、招商銀行(600036/SH)が1.9%高、中国工商銀行(601398/SH)が1.1%高で引けた。上述した金融緩和観測のほか、当局が証券取引の活性化方針を示したことも改めて材料視されている。
不動産株もしっかり。華遠地産(600743/SH)が8.7%、金地集団(600383/SH)が4.4%、新城控股集団(601155/SH)が3.8%、保利地産(600048/SH)が1.8%ずつ上昇した。医薬品株、発電株、食品・酒造株なども買われている。
半面、自動車株はさえない。北汽福田汽車(600166/SH)が3.2%、江淮汽車(600418/SH)が1.9%、東風汽車(600006/SH)が1.3%、長城汽車(601633/SH)が1.2%ずつ下落した。エネルギー株、素材株、運輸株、メディア・娯楽株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.75ポイント(0.27%)高の275.85ポイント、深センB株指数が6.58ポイント(0.54%)高の1218.54ポイントで終了した。
3日の香港市場概況:ハンセン0.5%安で3日続落、中国証券・保険株は逆行高18:00 配信フィスコ
3日の香港市場は、主要80銘柄で構成されるハンセン指数が前日比96.51ポイント(0.49%)安の19420.87ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が17.21ポイント(0.26%)安の6652.16ポイントとそろって3日続落した。売買代金は1011億6240万香港ドルとなっている(2日は1133億6190万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが続く流れ。中国の景気不安や米国債の格下げ、米金利高などが引き続き売り材料視されている。昨夜の米債券市場では、利上げサイクル終了の期待が後退し、米10年債利回りが一段と上昇した(一時、約9カ月ぶりの高水準)。ただ、下値は限定されている。中国経済対策の期待感が支えだ。市場では「8月中旬にも預金準備率が引き下げられる可能性がある」との観測も流れている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、ビール大手の百威亜太HD(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC:1876/HK)が4.1%安、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が2.5%安、石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)が2.1%安と下げが目立った。百威亜太については、中間期の8%減益などが嫌気されている。
セクター別では、香港に拠点を置く金融が安い。プルーデンシャル(2378/HK)が3.1%、HSBC(5/HK)が2.0%、恒生銀行(11/HK)が1.7%、渣打集団(スタンダード・チャータード:2888/HK)が1.4%、中銀香港(2388/HK)が1.1%ずつ下落した。
石油セクターもさえない。上記した中国石油天然気のほか、中国石油化工(386/HK)と中国海洋石油(883/HK)がそろって1.6%安、中海油田服務(2883/HK)が1.3%安で引けた。原油安が逆風。昨夜のNY市場では、WTI原油先物が2.3%安と続落した。
半面、中国の証券・保険セクターは高い。国聯証券(1456/HK)が16.8%、華泰証券(6886/HK)が2.2%、中国人民財産保険(2328/HK)が3.5%、新華人寿保険(1336/HK)が1.4%ずつ上昇した。本土株の先高観が改めて意識されている。中国共産党は24日の中央政治局会議で、今年下半期に「資本市場を活性化させ、投資家の信頼感を高める」方針を示した。
マカオ・カジノの銘柄群もしっかり。美高梅中国HD(MGMチャイナ・ホールディングス:2282/HK)が7.1%高、澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が4.9%高、永利澳門(ウィン・マカオ:1128/HK)が2.8%高で取引を終えた。業績改善の期待が高まっている。マカオ政府は1日、今年7月の域内カジノ売上高が166億6200万パタカ(約2970億円)に上ったと報告した。前年同月の3億9800万パタカから42倍に急拡大したという。
一方、本土市場は3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.58%高の3280.46ポイントで取引を終了した。金融株が高い。不動産株、医薬品株、発電株、食品・酒造株なども買われた。半面、自動車株は安い。エネルギー株、素材株、運輸株、メディア・娯楽株も売られた。