荒尾競馬は全てのレースが終了。
インターネット中継を3レースから見ていたけど、かなりの客が来ていたみたい。私が行ったときなんか、平日だったからかもしれないが、多分1000人もいなかったと思うが、恐らくその何倍もいたはず。
メインの
肥後の国グランプリは、逃げるスターペスレイコの番手につけた1番人気のテイエムゲンキボが圧勝。このレース4連覇を狙ったタニノウィンザーは5馬身離されての2着だった。
そして
最終レースは、西村栄喜を除く、荒尾所属の12騎手が騎乗して覇を競ったが、ダイメイゴッツの主戦だった牧野孝光騎乗のサマービーチが逃げ切った。
なお、荒尾所属の13騎手のうち、移籍して騎手を続けるのは、西村(船橋)、吉留(浦和)、杉村(川崎)、岩永(佐賀)の4人だけ。あと、今日7時のNHKニュースでやっていたが、宮平はホッカイドウへの移籍を希望している。
(追記)
今日の7時のNHKニュースに出ていた(インタビューでも出演)、平山良一調教師は、今日をもって調教師を勇退だとか。管理するテイエムゲンキボは見事荒尾最後の重賞勝ち馬となった。
それにしても、平山さんはかなり厳しい人だな。「荒尾の小沢一郎」かも?
(追記)
何と!約8000人もキタ━━━(゜∀゜)━━━!!
荒尾競馬 市民声援の最終レース…83年の歴史に幕(スポニチアネックス)
現存する地方競馬では最も古い荒尾競馬(熊本県荒尾市)で23日、最終レースが行われ、83年の歴史に幕を下ろした。競馬場のスタンドには競馬ファンや市民ら約8000人が詰め掛け、競走馬や騎手に最後の声援を送った。
2001年に廃止された中津競馬(大分県中津市)に続き、荒尾競馬の廃止によって九州の地方競馬は佐賀競馬(佐賀県鳥栖市)だけになる。
午後3時10分すぎの最終レースでは、満員のスタンドは12頭の競走馬が通過すると、大きな拍手が起きるなど熱気に包まれた。1着は牧野孝光騎手(47)が騎乗した「サマービーチ」だった。
レース終了後、岩永千明騎手(29)が涙ぐみながら「荒尾競馬が大好きです。応援ありがとございました」とあいさつすると、観客から「頑張れ」などと大きな歓声が上がった。
長野県飯田市から訪れた沢口総八さん(61)は「最終日と聞いて残念だったが、思い出に残すために来た。海が見えるきれいな競馬場だと思う」と話した。
荒尾競馬は1928年に開設。競馬ブームで92年度には159億円の収益を記録したが、三池炭鉱閉山などの影響で98年度に赤字に転落。累積赤字は2010年度末に約13億6千万円に膨らみ、荒尾市の前畑淳治市長が9月議会で年内廃止を表明していた。
【荒尾】83年の歴史に幕…8000人超別れ惜しむ(スポニチアネックス)
現存する地方競馬で最も古い荒尾競馬(熊本県)が23日、83年の歴史に幕を閉じた。1日平均入場(昨年度1288人)を大幅に上回る8935人が別れを惜しんだ。
セレモニーで騎手全員が「長い間ありがとうございました」とあいさつし、勝負服などをファンにプレゼント。岩永千明騎手(29)は「急に廃止が決定。反対運動もなかったのでみんな限界に来ていたんでしょうね」。売店の女性販売員は「きょうくらいお客さんが来てくれれば、こんなことにはならなかったのに…。昔はこれが普通だった」としみじみ語った。九州の地方競馬は佐賀だけになる。
このうち、「公営競技場廃止日来場マニア」は一体どれだけいたのか?