公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

大量落車WEEKLY Vol.46

2007-01-24 16:58:40 | 競輪

洪水開催下ではやっぱりこれだけ出るな。

●1月16日

小倉11レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=81&KBI=20070116&RNO=11

6名落車(内1名失格)

http://www.kokurakeirin.com/live_ondemand/meta/kokura20070116-11_509K.asx

●1月21日

防府10レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=63&KBI=20070121&RNO=10

1名失格、3名落車。動画なし。

●1月22日

高知11レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=74&KBI=20070122&RNO=11

4名落車(内1名失格)。

http://www.shikoku-keirin.jp/liveset_kochi/replay.php?day=1&race=11

平塚8レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=35&KBI=20070122&RNO=8

1名失格、3名落車。

http://www.shonanbank.com/cgi-bin/live/left.cgi?view=today&movie=512k/070122_8r.wmv

松阪9レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=47&KBI=20070122&RNO=9

6名落車。

mms://matsusaka.hyper-nets.com/matsusaka_digest/07012209.wmv

●1月23日

西武園1レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=26&KBI=20070123&RNO=1

1名失格、3名落車。

http://www.keirin-saitama.jp/keirin/26/20070123/26_index.html

小倉は3番の過失走行が原因となり、3番も含めて6名、また、松阪では7番と9番が先陣争いを仕掛けようとした際、双方最終ホームで共倒れ。後続が乗り上げ、こちらも都合6名大量落車。

ま、松阪の7番は道中からそそくさそうに走っていて、明らかに焦りが見られた。9番が突っ張って行こうとした際に負けじとスパートをかけたが、悲劇を引き起こす羽目に。 

ほかにもこの1週間は3名落車(1名失格、2名落車といったケース)というケースも目立った。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイルは短距離ではない

2007-01-24 03:13:38 | 競馬
 

日刊スポーツより

2006年度JRA賞授賞式が22日、都内のホテルで行われ、JRAが同賞の一部見直しを検討することが明らかになった。最優秀短距離馬と最優秀父内国産馬の2部門が対象になる。

 JRA賞を管轄するJRA広報部が、同賞の一部見直しに着手する。対象となるのは最優秀短距離馬と、最優秀父内国産馬。

 06年度ダイワメジャーが受賞した最優秀短距離馬については、賛否両論があった。マイルCSを勝ってはいるが、1200メートル戦には1度も出走していない。それどころか2000メートルの天皇賞(秋)を制し、有馬記念も3着と、およそ短距離馬のイメージには遠い。有効投票289票のうち200票を集めたが、最優秀4歳以上牡馬にディープインパクトがいたため、やむなく短距離部門に投票した有権者が多かった。

 そこで選考委員会からは(1)ネーミングの変更と(2)マイルとスプリントの2部門に分ける案が出され、それを受けてJRAが検討に入ることになった。「短距離馬」では1400メートル以下の印象が強くて今回のような例にはそぐわず、マイラーにも違和感のないネーミングが求められる。また昔よりもスプリンターとマイラーのすみ分けが進んだ現在、最優秀マイラー部門の新設も有力となる。

 父内国産馬については、SS三世(サンデーサイレンスの孫)の活躍でマル父全体のレベルが上がり、賞自体の存続意義が薄れたため廃止も含めて検討される。


「最優秀スプリンター」の件については前々から矛盾しているという話が出ていた。

そもそも欧州ではマイルはミドルに近い距離であると位置づけられており、スプリンターのカテゴリーには入っていない。

しかしJRAでは、ミドルのG1戦が少ない(古馬のG1レースだと秋の天皇賞だけ)こともあり、マイルと1200MのG1を掛け持ちする馬が多く、これまでずっとマイルまでを「スプリンター」と称してきた。ま、ダイワメジャーがスプリンターだなんてとてもいえまい。

とりあえずはマイル部門、スプリンター部門と分けて考えるべきだろうが、いっそのこと「スプリンター部門」も廃止したほうがよさそう。また、当然、マイル部門だって「いらない」。

やはり、ミドルのG1戦をもう少し増やす必要があるように思う。やはり高松宮記念は昔の2000Mのほうがいいように思う。そうすれば、マイルはミドルとの関係が深くなり、スプリンターは本当の意味で「専門職の馬」だけのレースになると思うが。

それとブログや掲示板、つまりファンレベルにおいて話が盛り上がっているけど、今回のJRA賞で問題になったのが、「最優秀ダートホース」。何でアロンダイトなのか?

どう考えてみてもJRAの馬から選出されるんであれば、ブルーコンコルドというのがスジ。ま、ブルーコンコルドはジャパンカップダートでは大敗しているため、その結果、アロンダイトよりも劣るとみなされているんだろうけど、アロンダイトはJCDを勝っただけ。そう考えると、あまりにもムリな選出ではなかったか。

さらに、カネヒキリを推していた投票者までいた。カネヒキリではちょっとしんどいだろ。

ダートの部門については「ダートグレード競走最優秀馬(ダート格付け委員会が選定。ここではブルーコンコルドが選出された。)」という賞があることから、JRA賞における最優秀ダートホースの賞は別にやめても構わないんじゃないか。

となると、上記の最優秀父内国産馬も含めて、3つは廃止が望ましい、ということになるね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あと数年が勝負

2007-01-24 00:00:00 | オートレース

週間レースによると、来年度、またしてもオートレースの開催が削減されるみたいだ。

川口が6日減の106日、他5場はそれぞれ3日減。ということは、伊勢崎・浜松・飯塚が85日、船橋が69日、山陽が53日。

さらにオートレースといえば、6場のうち3場(船橋、浜松に加え山陽も)までが包括的民間委託による運営となる。

この、包括的民間委託であるが、主催権は依然として自治体が持つものの、場内における運営は全て民間に委ねるというものだ。

したがって、場内従事者も民間委託先が用意することが可能となり、この包括的民間委託が導入されるたびに、場内従事者の雇用問題が浮き彫りにされる。

さらにいえば、民間委託でも「ダメ」だったら、はっきりいって、自治体は手を引くことやむなしという姿勢となり、必然的に廃止が決まってしまう。したがって包括的民間委託といえば、歓迎する向きがほとんどだと思うが、実際には危険性のほうが高いということになる。

一方で、客人口に限りがあるオートレースなだけに川口以外の2場もひょっとすると様子を見ながら包括的民間委託移行を水面下では検討しているのかもしれない。その話がまとまらなければ「やめるしかない」。

そんな話が進むオートレース。週間レースでも、30期の新人募集はいつなのか?と述べられており、中央団体では検討はされているみたいだが、万が一、新人を募集した、しかしもうオートレースはなくなった、ってことになると大変なことになるので、きわめて慎重な態度であるみたい。よって今年度も募集があるかどうか分からない。

もし募集するんであれば、競輪学校のように、年齢制限を撤廃する形を取ってもらいたいもの。

つまり、そうすれば、恐らく水面下で「狙っている」ことであろう、阿部光雄Jr.「ノリック(阿部典史)」のオートレース転身も考えられるからだ。

ノリックは今や世界GPライダーの看板がすっかりなくなり、ツーリングカーの改造車となる「スーパーバイク」シリーズに転身を余儀なくされている。10年に1人の天才ライダーと言われたノリックは今、不遇の時代を余儀なくされており、青木治親の例をみるまでもなく、オートレース転身を考えてみれば、と思う次第であるが。

ただ本当に新人募集については、今のオートレースの現状をかんがみると、慎重に取り扱わねば、「大変なことに」なりかねない。

今のままのやり方だと、例え全ての場が包括的民間委託化に踏み切ったところで、ほとんど効果など見られず、結果、オートレースそのものが「終わってしまう」可能性は大。

ま、ばんばが結果的にそのようにすることになったが、本当に最悪、川口1場だけ残して、という流れも考えられるが、 公営競技激戦地帯である関東なだけにやはり川口も苦戦を強いられ続けており、1場に集約したからといって必ずしも川口に客が集結するとも思えない。

2006年度は販売経路が増えない現状ではさすがに売上げも低迷。SGではついに全ての大会において30億円の大台さえ突破ができなかったオートレース。

このままの施策で維持するんだったらそれで仕方ないが、少なくともあと10年どころか、5年持つかどうかも危うい。かといって、中央団体の考えとすれば、関西進出というには時間があまりにもないという考え(もしくは諦めの境地)なんだろう。何せ、関西はいまだオートレース不毛の地。

と考えると、オートレースは6場維持を何とか持ちこたえるしかないわけだが、少なくとも前にも言ったが、包括的民間委託導入後も経営的に思わしくない船橋については「撤退して」、川口に集約する策を図るべきであり(あるいは、山陽あたりも経営的問題が解消されなければ)、その代替地として、ここは大船に乗っかった気持ちで、大阪進出を果たすべきではないかと本当に思う次第だが。

どうせ「ダメ」なんだったら、思い切ったことをやる他ない。包括的民間委託のような「逃げの手」だけに頼れるのは、まず潰れる心配がないであろう競輪や、はたまた肝心要なところは保護する手が打てる地方競馬なら意味があるが、そういった大義名分が成り立たないオートレースではあまり効果は見られないような気がする。

ま、オートレースの勝負はあと数年。数年先に見通しが立たなければ「終わる」。

しかし前々から言っている全面室内競技化(テントをつけるだけでもOKなんだが)や、大阪進出を果たせないまま「終わってしまう」というのは、今、オートレースは公営競技の中では最もレースの中身が面白いだけに「残念」というしかない・・・

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする