犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

久し振りに海に沈む夕日を見た

2015-07-10 07:32:37 | 日記


 6時半に犬の散歩に出掛ける。今日は金曜日。

 大型の商業施設群の手前で左折し大きな川沿いの道を下るコースを歩く。

 犬の引っ張りに抗しているとすぐに大汗となる。既に日は高い。今日も暑くなりそうだ。昨日は、午前中でも部屋でじっとしているだけで汗ばんだ。

 アカトンボはどこでも見掛けるようになった。間近にもやってくる。大きな黄色の目を見ると、果たしてこちらを見ているのかなと思ってしまう。
 アシナガバチが狩りに出掛けアリは黒松の幹を下って行く。皆、忙しそうだ。

 歩道橋を渡って川沿いの道を下る。北の山山の緑が濃い。雲は白く輝いている。そうだ、あの強い太陽の光があって夏の景色はつくられるのだ。

 川沿いの道を歩いていると後ろから自転車2台が追い越して行った。お早うございますと言って。共に麦藁帽子をかぶっていた。農業研修生だろう。

 踏切を渡って右手に駐車場がある。犬はそこの日陰で腹這いになった。しばらくして、よし行こうかと声を掛けると犬はさっと立ち上がったが、すぐにまた腹這いになった。結局、10分程度、そこで休んだ。草むらの方からギースと鳴く声がした。キリギリスだ。

 7時25分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時10分に犬の散歩に出掛ける。

 出来るだけ、散歩の出発時刻を後にずらしたいのだが、犬の期待している態度を見るとよろよろっとなってしまい、よし行くかということになる。それには自分の願望も含まれている。早くさっさとしたいという気持ちがあるのだ。疲れやすくなっているので仕事的なことは早めに終えておきたいのだ。

 値段の良い眼鏡を作ってもらったのだが今一しゃきっとしない。軽いのは分かるが。
 新しくゴアテックスの靴を買って履いているが、27cmの4Eは少し大きかったようだ。靴紐で縛るもまだ靴の中で足が動き右足第一指の左にまめが出来て潰れてしまった。が、これも老人力で乗り切った。さほど痛くも不快感もないのだ。

 犬の気持ちが少しは分かるようになった。この犬も人に例えれば5,60代なのだ。それを抱っこしたりしても犬は喜びはしない。むしろ迷惑がるだけである。遠い愛情が届くと信じている。

 高架道路の西側を歩く。必ず日陰になるから。しばらく行くと犬は腹這いになった。北からの風が涼しい。それを遮らないようにしてわきにしゃがむ。風が止むが、またすぐに吹き出す。ああ、極楽極楽。
 犬を撫でる。頭を撫でる。体を撫でる。頭からは毛は抜けない。体からは、まだ毛が抜ける。それよりも頭はかなり高温になっているのに体はそれ程でもない。頭に血が上っているのだ。私も屹度そうだろう。だから、脳から命令が出て汗が噴き出すのだ。

 海岸に出た。幸いなことに太陽が雲間から顔を出したのは一瞬に近かった。沖の方から音がするので見るとモーターボートが2艘、北に向かっていた。河口の沖で停止した。海岸清掃の時は水上スキーをしているのを見た。

 公園で蝉の声がジーとした。声の発生源は木の高さにある。だから蝉だと判断した。が、蝉ではないかも知れない。ヤブキリかもしれない。

 5時10分前に帰着。

 日没前に再び犬の散歩に出掛ける。もう飲んでいるので正確な時刻は分からない。兎に角、7時前に家を出て7時半過ぎに帰着した。
 浜に下りると夕日が海に沈みかかっていた。久し振りに海に沈む太陽を見た。