犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

米櫃からメイガが飛び出した

2015-07-15 08:19:53 | 日記


 7時5分前に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。

 丘陵の頂越えのコースを歩く。薄曇り。

 朝の目覚めが遅くなった。5時には楽に起床していたが、最近は5時半だったりする。

 暑いという感覚に頭が支配された。両肩、とりわけ左肩が型にはめられたように硬くなっている。昨日、再調整して貰った眼鏡もしっくり来ない。犬は度々腹這いになる。無理はない。

 市の施設の正門が開いていた。出勤してくる職員と出会った。講演をする人だ。挨拶をする。

 8時10分に帰着。




 昨夕の散歩について

 5時10分前に犬の散歩に出掛ける。

 もっと早く出発するはずだったが、米櫃から、今はライスボックスというのか、蛾が出て来て一騒動。昨年だったか、同じことがあったのだ。

 そういえば思い出す、2,3日前、蚊のようなものを両手で叩いたら小さな蛾だった。それから出て来たもう1匹も殺した。夏は殺すという言葉と相性が良いようだ。
 その小さな蛾がどこから出て来たのかや昨年のものとの関連性については考えなかった。たまたま入ってきたのだろうと思っただけだ。
 後になって調べてみるとその蛾はメイガの仲間のようだった。

 米櫃から米を3合ずつ出して新聞紙の上に星雲状に広げて虫がいないか確認した。その過程で4,5匹成虫が見つかった。それらは米櫃の比較的浅い所にいた。しかし、幼虫は見つけることは出来なかった。

 天井に1匹見つけた。箒で叩いたが逃げてしまった。叩き方が優し過ぎた。あの1匹が何十の卵を産むことか。が、それも散歩後に天井にいるのを見つけスプレーで自由を拘束して殺した。私がしたのは天井に発見してスプレーをするところまでだった。

 昔は米にはツミという黒い小さな虫がいっぱいいるのが当たり前だったそうだ。確かにその記憶はある。ツミというのはコクゾウムシという甲虫の方言であろう。
 対策は米を天日に干すということだ。やましい虫は日の光を嫌って退散するのだ。

 こうした騒動を犬はどういう気持ちで見ていたのだろう。いつものように人のすることといったら、前後左右、ところを得ているようで得ていないようで、行き当たりばったりの、自分とさほどの大差のない動物じゃないかと思ったかも知れない。それではこれから益々犬に増長されるかも知れない。が、それは全然構わない。私にはいつでも逆転できるという自信があるからだ。まあ、逆転できなくても構わない。

 小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。もう一人の小倉の親戚も一緒に歩いた。

 公園で子供がお菓子を食べているのを犬が見つけて、さも親友であるかのように親しげに寄って行きねだった。

 あげないと悪いと思ったのか、ピリ辛だけどあげていいと尋ねる。手には2つ柿の種を持っていた。ああ、一つでいいよ。が、くっついていたのか2つ同時に犬の口に入った。はい、有り難う。自分のがなくなるといけないからもういいよ。いいや、いっぱいあるのと円筒形の容器を見せてくれた。なる程、たくさん入っている。
 その子は蓋に柿の種を入れて食べさせた。犬は蓋までぺろぺろ舐める。これはもう食べ過ぎだろう。兎に角、お礼を言って別れた。

 一時、日に照らされ犬はハアハアと言った。高架の下までもうちょっとよと言って頑張って貰った。犬はその日陰に腹這いになった。風のおかげもあるのだろう犬は落ち着いてきた。

 陰ってきたが無理はさせまいと戻った。

 5時25分に帰着。