犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

クズの花が咲いていた

2015-07-24 07:49:11 | 日記


 7時15分前に犬の散歩に出掛ける。今日は金曜日。

 大形の商業施設群の手前で左折して大きな川を渡り川沿いの道を下るコースを歩く。曇っている。間もなく全身が汗ばんできた。

 犬は黒松の根元に生えているエノコログサの朝露に濡れた葉を根気良く食べた。量としては大したことはないだろう。そこにはエノコログサの外に花穂を出したイヌビユもあった。

 国道を渡り踏切を横切り東に向かう。海岸道路の辺りでよく出会い必ず挨拶をする人と出会った。この辺りまで来ているのだと感心した。勿論、我々だってここまで来ているのだ。
 挨拶をして、犬の散歩も大変だというようなことを言った。犬が腹這いになっているのを見たことがあるようだ。こちらはまったく気が付かない時だったようだ。以前だったらこういうことはなかっただろう。逆はあり得ても。

 歩道橋を渡って大きな川の右の土手にコスモスの色々な花がパラパラと咲いている。
 下って行った所にクズが繁茂しているが中にクズの赤い花が見えた。少し紫がかっているか。更にその下流にネムノキがあるが花は細く弱々しくなっていた。

 犬は横断歩道の上で腹這いになった。さっきから水溜まりの水をジャブジャブと飲んでいたのでそろそろだろうと思っていた。体を内からと外からとで冷やすのだ。
 そのままにはしておけない。腹這いのまま引きずってずらす。行くよと言っても犬は立ち上がらないし動かないからだ。

 家の近くでクマゼミが飛んできてさっと庭の木に着地した。着木とか着枝というべきか。それが音もなくぴたっと止まったのだ。ぶれたりしない。精密機械が予め計算された軌道を回って着陸するように。

 7時40分に帰着。バスタオルでお腹と足回りを拭う。




 昨夕の散歩について

 4時5分に犬の散歩に出掛ける。

 時々、思い出したように雨が降ったかと思うと雲間から太陽が顔を覗かせて地上を照らす。相当な光の力だ。光にも風と同様な押す力があるように感じる。太陽風という言葉も現象もある。
 が、幸いなことにまた雲に隠れた。

 犬は濡れた路面を頻りに嗅ぐ。

 いつものように公園、グラウンドを通って海岸に向かう。

 アカトンボが増えた。どこで羽化するのだろうか。朝の散歩から帰って庭を犬に引かれて歩くとアカトンボが木の枝から飛び立つことがよくある。このアカトンボはウスバキトンボなのでどこか遠くで大量発生するのだろう。

 階段から浜に下りる。北の突堤にはあの猫派の人が立っているのが見えた。昼過ぎ、新調した眼鏡が不具合なので1時間位かけて調整して貰ったのでようやく遠くも見えるようなった。
 一昨夕、突堤に行ったのだが矢張りその人がいた。野良猫に餌をやるなら自宅に引き取って飼えばよいのにと私は思う。
 南に向かう。水辺で遊んでいる人たちがいた。ここは川に近いのにと思った。帰りに北の方でも泳いでいる人たちがいるのが見えた。あちらも川が近いのに。
 どうして昔、海水浴場の中心だった所で泳がないのかと思った。河口には上流から色々な物が流れ着くだろうに。目に見える物、見えない物が。

 帰路、ダリアの花が咲いている花壇を見た。深紅の大輪の花だ。品種改良で小さなものもあるがダリアは矢張り大輪に限るだろう。

 4時40分に帰着。バスタオルで犬のお腹と足回りを拭う。前足は後ろ側を後ろ足は前側を。そこに水が付くからだ。