犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

縦に進む波が出来ていた

2015-07-17 07:18:53 | 日記


 6時25分に犬の散歩に出掛ける。今日は金曜日。

 大型の商業施設群の手前で左折して大きな川を渡り川沿いの道を下るコースを歩く。曇っていて時折、霧雨だった。風が突然ブワアアと音を立てて吹く時があった。そんなことより気温がかなり下がっていることに驚いた。Tシャツ1枚だが、歩いているので寒くはないが立ちっぱなしだったら寒さを感じたかも知れない。

 犬は度々コースを外れて小道に入ったり更地に入ったり庭に入ったり草叢に入ったり花壇に入ったりした。すぐに引っ張っても相手は凄いパワーで抵抗するだけなのでちょっとだけ犬の意に任せ、頃合いを見計らって元のコースに戻すようにしている。
 また、散歩している他の犬に近寄ろうとした。普段は興味関心の薄い小犬にも関わろうとした。犬の行動に何故の疑問が生じない。その場限りのものと経験から思ってしまうからだろう。現象、結果は分かるがその背景は分からないのだ。敢えて考えるとしたら気温が下がって心地良いからだろう。

 7時10分に帰着。




 昨夕の散歩について

 3時15分に犬の散歩に出掛ける。横浜の親戚がリードを持ってくれた。

 雲が動いているし風も強くなったので早めに散歩に出掛けることにしたのだ。一旦、降り出したらしばらくは止まないだろうから。

 幸い時々小雨は降ったが北東の風が涼しくて犬も激しくハアハア言うことはなかった。

 海にはサーファーが10人位入っていた。

 犬は浜に下りて何か思案顔である。さっさと歩こうとはしない。憂慮することがあるのだろうか。糞はさっきグラウンドでしたし、小用は何回かに分けてした。
 気になるのはそんなことではないのかも知れない。犬は済んだことは忘れているだろうし。
 風が強いのが気になるのかも知れない。犬の場合、今、ここ、自分なのだ。そう考えると強風が気に入らないと考えるしかない。
 が、歩いていると気分が変わったのかさっさと歩き始めた。突堤の消波ブロックに猫を見つけたら俄然、活発になった。
 現金なものだ。人間の精神もこうあるべきだし実際そうだ。

 突堤の先端まで行って戻る。川は濁り大きな波が上流に遡っていた。

 岸辺に打ち寄せる波、引き返す波、衝突する波。沖の崩れ落ちる白波が風に吹き飛ばされて飛沫となって散っていた。
 波打ち際を見ると打ち寄せる波と引き返す波とは違う波があった。それはそれらに垂直交わる縦の波である。つまり、岸に直角の方向に進む波があった。

 高架道路の下の横断歩道は枠だけあって横線が引かれていない。東京の横断歩道もこうなっているのか横浜の親戚に尋ねた。そんなことはないとの答えである。
 滑るから横線を引かないのか、タイヤに削られてすぐになくなっていくし塗料の節約になるからか。田舎者なので新しい物は皆、東京から来ていると考え勝ちだが、そうではないようだ。県で考えたのだろうか。
 また、歩車分離の信号も東京では見掛けないそうだ。

 4時5分に帰着。

 柿の葉にイラガの幼虫が付いていた。長さが3,4cmと長くなりまた太くなってきている。そして黒い斑点が入っている。それより小さくて青いのもいる。黒の斑点の入ったものはそろそろ蛹になるのだろう。
 以前、ベニカナメに付いていたことがあったので駐車場と庭との間にある所に確認に行ってみた。根元にはもう何年か前の蛹の殻がいくつも付いている。
 イラガはいなかったがウスバキトンボが枝に止まってじっとしていた。模様を覚えていて図鑑で確認したのでウスバキトンボに間違いはない。今までアカトンボと言っていたのは全部、ウスバキトンボのような気がしてきた。
 ベニカナメのウスバキトンボは横に並んで2匹止まっていた。まったく動かないし、動かすようなこともしなかった。もう1匹、その下にいた。3匹とも前の4足を揃えて前に伸ばして枝を掴み後ろの長い2足を後ろに伸ばして枝に掴まっていた。今、羽化したようなまったく瑕瑾のない完璧さだった。
 3匹共、大きさや模様がまったく同じで姿勢までまったく同じなので1匹のような気がした。1匹のウスバキトンボが分身の術を使って3匹に見えるようにしているのだ。3匹が4匹になろうと5匹になろうと同じことだろう。台風が接近しているので休んでいるのだろうか。しかし、それは用心が良すぎるように思った。一時休憩だろう。