犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

カルガモの雛を見た

2014-06-11 07:26:39 | 日記


 6時5分に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。

 丘陵の頂越えのコースを歩く。曇っていて風はない。国道を渡り踏切を横切って川沿いの道を歩く。ベンケイガニが別々の所で2匹死んでいた。潰れているので車にひかれたのだろう。カニにはヘイケガニというものもいる。共に源平に関連しているようだが、カニと何か繋がりがあるのだろうか。先に行くとハサミの赤いサワガニがコンクリートの擁壁の所にいた。

 水を張った水田、田植えの終わった水田のそこかそこからカエルの声が聞こえてくる。お互いを聞きながら鳴いていることが分かる。あっちで鳴けば、間をおいてこちらが鳴きだす。そしたら、向こうでも。カエルの合唱とはよくいったものである。
 何か異常があると突然鳴き止む。私と犬の足音、姿である。

 上の山古墳の方からトッキョキョカキョクが聞こえて来た。初めは練習をしているようなたどたどしいものであったが、次第に流暢に早口言葉のように鳴き続けた。畔の一か所にピンクのナツズイセンが咲いていた。

 川に至った。とても水が濁っていて藁のようなものがたくさん浮いている。それで逆流していることが分かった。嘴の先が黄色いカルガモがいた。堰で区切られた下に雛が4羽いた。立ち止まって見ている人、写真を撮る人がいた。親子の情や時間の流れを感じるのだろう。

 駅裏にから市の施設の敷地に入る。砂利道の小石の角が靴裏に当たると足に直接感じる。靴底もかなり傷んでいるのかもしれない。

 犬は溜まり水を飲みたがる。溜まってから24時間以上たっているしこの気温だから水は一部緑がかっている。飲ませたくない。が、飲んでしまう。出来るだけ避けるのだが、飲まれたら抵抗力が付くかもしれないと考えてしまう。

 7時15分に帰着。白い水入れの水を犬はがぶがぶ飲んだ。腹や脚に種子のようなものがたくさん付いていたので布で拭い取る。




 昨夕の散歩について

 4時15分に犬の散歩に出掛ける。小倉の親戚がリードを持ってくれた。

 犬は南の家で放し飼いになった。自然にそうなってしまった。絨毯の上でこちらも四つん這いになって犬に向かうと、犬は喜んで顔を舐める。特に口周り咽喉などを舐められると堪らなくなる。少しは我慢するが、首を動かして他の所を舐めさせる。間近で犬の目を見ると、人間の目のように思えた。これが可愛いとよく言われる所以であろうか。

 公園、グラウンドを通って海岸に向かう。蒸し暑い。
 浜に下りると風があって心地良い。気温も少し下がっているのではないか。犬の姿勢がよくなって来た。頭を上げてという指示とリードを短く持っていることでそうせざるを得ない面もあるし、砂浜が綺麗になっているので何も嗅ぐものがないのだ。
 浜にはカニ穴が相当ある。直径はさまざまだが、2,3cmのものが多い。細長い足をした白っぽい、つまり砂色に近いカニがそっと穴に近寄りさっと中に入った。甲羅は持っていても柔らかそうでクモのような感じがした。

 川では中央辺りでボラが何度かジャンプした。かなり大きい。

 突堤の根元に例の猫がいた。帰りに犬は気付いて近寄ろうとした。猫はリードの存在を知っていて、それ以上近寄れないということは承知だが、一応、背中を立てた。私は犬と離れて猫に近寄るとニャオと鳴いて擦り寄って来た。飼い猫だった証拠だ。それでも私は用心してすぐには手を出さなかった。次に猫がどういう行動を取るか。体を私の脚に擦るようにして歩いた。実に上手い親愛表現である。咽喉下を撫でてやった。
 人も犬も猫も一括りに出来ない。神でないものが人はこういういうものだとは言えないだろう。犬は犬によって様様である。猫を飼ったことはないが、そうであることは分かっている。虫はどうなのだろうか。やはり、出来ないような気がする。どの位置に判断する自分を置くかによって違うだろうが。

 5時5分前に帰着。庭のタカサゴユリが開花し黄色の花粉を白の花弁にこぼしていた。薫る香り。


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