ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

希望をつなぐ

2018年02月17日 | デキんレジの雑記帳
ああ、間に合った。
早く搭乗して寝たいものである。

週末ショートトリップって大体いつもこう。前日ほぼ徹夜して、羽田着く頃はヘトヘトなんだよなー
ピンピン元気で会えたらもっともっと良い時間が過ごせるんだろうか、とかね。

でも今日は久しぶりの第1ターミナル、物珍しさに遅延待ちもちょっと楽しめましたーPOWER LOUNGE
上は、よく見ると青汁飲んでいる私が浮かび上がる写真です笑
撮った後、遅れ気味だったドイツ語の課題を一個済ませたら、真っ黒な空に変わっていました。


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緩和ケア科ローテ最終日。あっという間の5週間。
尊敬できるスタッフが多かったからこそ、別れを惜しまれることが特に嬉しかった病棟でした。

Doch nicht nur dafür sind wir dankbar. Wir danken Gott auch für die Leiden, die wir wegen unseres Glaubens auf uns nehmen müssen. Denn Leid macht geduldig, Geduld aber vertieft und festigt unseren Glauben, und das wiederum stärkt unsere Hoffnung.
‭‭Römer‬ ‭5:3-4‬

Hoffnung-そう、希望。
カンファレンスで「希望をつなぐ」という発言を聞いて、これが緩和ケアの第一スローガンではないかと思いました。

患者さんが真の緩和を得られるには
今まで治療やそれにまつわる人々、そしてなによりも“癌をもっているということ”自体と必死に闘ってきた自分から、解放されることが必要だと思う。

なのについつい、こう考えてしまう。患難を耐え抜き、磨かれて品性が生まれ、その延長上で希望にたどり着くのだ、と。
違う、少なくともここでは違う。いつか必ず死ぬ人間にとって、その考え方は敗北の決定を意味するから。

希望の根拠は私たちの頑張りにはないんだ。
それって本当に嬉しいお知らせなのだけど、みんなに分け隔てなく伝える難しさよ。