ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

二位じゃダメなんですか

2017年03月05日 | デキんレジの雑記帳

ダメなんです!ふーっ!!
願いごと言ってロウソク吹き消すのなんて何年ぶりでしょう…たまたま被ってしまった病棟飲みでだったので照れ臭かったけど、この時わたしは間違いなく“一位”でした。サプライズ、頼んでくれたみんなの気持ちに感謝です。


今年のお誕生日は日にちがよかったこともあり
いろんな人が祝ったり祈ったりしてくれて
直前までいろいろありはしたけれど
26歳初日を元気に過ごすことができました。

この日の朝祷会は私の好きな放蕩息子のたとえだったし
偶然と思うけど母さんからと父さんからと、同じ「自分を大切に」というメッセージが届きました。
また、お世話になっている病棟の看護師さんたちがメッセージ付きプレゼントを用意してくださってたのは本当にびっくり!
「笑顔のすてきな」と書いていただいていたので
自分がどんな顔してるかなんてあまり意識したことはなかったけれど
来年度、長白衣で戻ってきても前言撤回されないようにしないといけません。
以上より、26歳のテーマは“与えられた賜物を大切に、心身ともに健やかに”に決定。
よろしくお願いします。


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一般内科の外来をやっていた時にある患者さんに困り果てて、
私の師匠である心療内科医に説明を依頼したことがありました。
そうしたらその患者さんすっと良くなっちゃって、「先生と話してたら体があったかくなってきたよ。」なんて。
そうか、じゃあイエスさまも心療内科医だったんじゃないかな!みたいな思い付きをしつつ
自分でもびっくりするくらい悔しい気持ちが湧き上がってきて。
ふだんどんなに同期が目の前で褒められたって平気なのに
尊敬している15年も上のその先生に対してそんな感情を持つなんておこがましいにも程があるけど
ああ、私にも“これだけは誰にも負けられない”と思っていることはあったんだなと。

プライドの低さはある種の自己防衛反応でもあると思うんだけど、うちの職場でそれを見せると怒る先生が多いです。
「自分はこの程度でいいや」って思ってるように見えるからでしょうね。違うのに。
でもたしかに、自分の気持ちを誤魔化さずに正直に悔しがったり怒ったりした方がいいのかもしれません、一位になるには。
苦手だけど、そういうモードも選べる自分にならないといけない気がする
二十代、後半戦。