「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「やりゃー出来るじゃん…」

2009年05月18日 | つれづれ噺
昨年の夏・秋そして今年の早春、立て続けにスラックスを数本購入した。
いくらがんばっても、かつてスムースにはけていたスラックスがはかれなくなった。ウエストが全く合わない。
持っているほとんどが、唯一洋裁が得意なカミサンの手に掛かり、修正されている。

ああそれなのに…悲しいかな、かつては少し足が長そうに見えていた細身のスラックスが全滅。
ひたすらヒンシュク買うばかり。「真面目になんとかせんにゃー……」と言われ続けてはや幾とせ……。

それでも、何にもせずに、ただ手をこまねいているばかりではない。
帰らぬ夢とあきらめず、あのスリムさを今一度……。頭に描いて一念発起…したのかどうか分からぬままに、あれこれチャレンジ、涙の努力……?。かれこれ半年。

ウエストが3㎝、体重3㎏減ったのだ。「ホラね、やりゃー出来るよ、オレだって……」

ジーンズ用の安いベルトだが、穴1個分確実に細くなったよこの身体。早速試しに押入のズボンハンガー取り出して、数本はいてみたところ、どれもこれもがフィットする。思わず、専属洋裁師とハイタッチ。“ヤッタね……”

お陰で、昨秋・この春に買ったツータックが少しゆるゆる…。なんだかうまくいかないなー。
兎に角、これからはタック無しの美脚パンツに挑戦できる…かな…?。

何をどうやったのか…??継続は力なり……!!。
今までの体重?ウエスト??それは、言わぬが花!!

昼ご飯の減量・夕ご飯も菜食中心腹八分目。寝っ転がっての最大背伸び、そのまま腹式呼吸ゆーっくり10回。腰から背筋が、もげそうなほど激痛。ジッと我慢で繰り返す。その他諸々。あれこれ色々やったので、具体的に何が効いたか自分でも???

目標、後2㎏と2㎝。それ以上は、細身の顔が益々細って貧相になるので止める。以上、奮闘記のお粗末!!

         ( 写真: ジーンズのベルト。穴の間隔3㎝ )




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「小さいのに大きな影響力」

2009年05月16日 | 家族・孫話
この世に生を受けて25日。母乳にも恵まれ、先ずは順調に生育の悠雅君。体重も1㎏は増えた。

お風呂というか湯浴みが、ことのほかお気に入りの様子。小さな手足を動かしながらも、おちょぼ口で小さな息を吐く様子は、一汗かいた後お風呂に浸かる大人のそれと大きく違わない。
風呂上がりも至ってご機嫌、目を見開いてカメラに応じて?くれる。

お風呂の湯加減をセットするのは、「小さい兄ちゃん」を自認するカー君。
湯温は40度を1度上がっても下がっても許さない。徹底した温度管理に妥協なし。

それほどの気持ちを込めた細やかな愛情?を示そうとする。ところがこの愛情は要注意。
本人大真面目。頭といわず、身体といわず撫で撫でしたくてたまらない。それこそ、油断も隙もあらばこそ…。
頬ずりで窒息でもさせたら大変。

頭がちっちゃくて、カー君の小さいときにそっくりじゃね…などというと有頂天の笑顔を見せる。
ハンサムなところは大きい兄ちゃん似かね…などというと間違いなくオカンムリ。小さい兄ちゃん意気盛ん!

二階のベッドから自分の布団を抱えて降りて、お母さんとユー君がやすむ部屋に一緒に寝る。そこには当然大きい兄ちゃんも布団を持って降りる。狭い部屋に4人も……。
お湯加減を調節する真剣な顔とは全く別の、まるで甘えん坊の顔にもどるカー君。
家の中ではおとなしい大きい兄ちゃんも、つられて甘えん坊の顔になる。

小さな一つの生命の誕生が、兄弟や家族に及ぼす影響は計り知れない。みんなを大切に、上手に、公平に、見守ってやらなければ…。

        ( 写真:お風呂上がりにご機嫌の、ユー君 )
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「似てはいるけど…」

2009年05月15日 | つれづれ噺
親しい友人宅を、午前中に訪問する約束がしてある。
今日は話題が豊富なので、ゆっくりあれこれお話しするため少し早めに出かけた。

いつも美味しいコーヒーやカプチーノをご馳走になる。責めてコーヒー受けのお菓子くらいは買って行こうと思って、お菓子専門店に立ち寄った。時間が早かったため、まだオープンしていない。

仕方なし、老舗の大型スーパーに寄って、男性係員にショートケーキコーナーを聞くと、さっと案内してくれた。やはり老舗、教育が行き届いているな…と感心。パック入り2個を買った。レジ係に「箱か何かありませんかねー…」と尋ねたら、そこの台の後ろ側にあります、と教えてくれた。

あったあった。箱が。ショートケーキが20パックも入りそうな段ボール箱が積み重ねてあった。
そうか…このお店では、ショートケーキ2パックの箱を…と言ったら段ボール箱を指定してくれるのか。「箱か何か…」と聞いたオレが悪かった。反省しながらもう一度「箱というのは段ボール箱のことを言うの?」と聞いたら「そうです」と忙しそうに応えてくれた。

いくら私がセンスがないといっても、ショートケーキを段ボールで運ぶのもなー…と思い直して、レジ袋を3円出して買って、なんとかさまになった。

このレジ係の女性にとっては、中身がなんであろうと箱と言えば段ボールなのだろう。大型スーパーで、ケーキを入れる白い厚紙の折り畳み箱を想定した私が悪かった。二度とこの店で買い物をする気にはなれない。イヤイヤ、お店が悪いわけではない、たまたまそのレジ係が個人的にそうだっただけかも知れない。

ましてや、ショートケーキ入れるのも箱・段ボールも箱。同じ箱同志、似てはいるよなー。
最初の男性係員の行き届いた応対が遠くに霞んでしまった。惜しいことだ。

        ( 写真: 似てはいるけど、まるで違うウサギと猫 )
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「羽ばたけ、大空へ」

2009年05月14日 | 季節の移ろい・出来事
二階の窓から臨む瀬戸内海の眺望を、半分遮るようにはみ出す小高い雑木林。
新緑の季節を迎えて、山が笑うほどでもないが、静かに微笑んでいるかに見える。

その一角にアオサギが巣を架けて抱卵しているのを見つけたのが3月下旬。まだ枯れ枝同然の、ヒョロヒョロと伸びた木のてっぺんに、大きな2羽が巣作りを始めた。やがて抱卵、つがいと思える親鳥が甲斐甲斐しく子育てする様子は、遠くから双眼鏡で覗いても実に微笑ましい光景であった。

あの抱卵から50日が過ぎようとしている。雛の小さい頃はほとんど姿を現さなかった。ここにきてようやく、その勇姿を見せ始めた。くちばしはまだ短い、首から頭にかけては産毛に覆われているのか、親鳥より丸く見え、白さも鮮やか。アオサギ特有のグレーがかった薄緑の羽根の色にはまだ遠い。

巣を架けた枯れ木は、実は栗の木で、今は青々と新緑に萌えている。その葉陰に身を潜めているのか、昼間は姿を見せない。夕方、親鳥が近くに帰ってくる頃になると、盛んに、あの長い首を伸ばしたり、羽づくろいなど動きが活発になる。

どうかすると、巣立ちを促すように、親鳥が近くの高い枝にとまって見守っているようだ。
スズメなどの小鳥は2週間で巣立つというのに、さすがは大物だけに時間がかかるのだろうか。
でも間違いなく巣立ちは近い。出来ればその瞬間を見届け、拍手で送り出したい。さてそんなヒマとグッタイミングに恵まれるかどうか。

命の神秘…というほど大げさでもないが、少なくとも今までは見たことのない貴重な子育てドラマを見せてもらった。 大空に向かって羽ばたく瞬間に出会えることを願いたい。新たな生命悠雅君、そして二人のお兄ちゃんの飛翔と重ねて……。

      ( 写真: 3月下旬、子育てを始めた親鳥(左) 巣立ち間近い雛鳥(右) )
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「もうちょっとなんとか……」

2009年05月13日 | 家族・孫話
産後の母親・仕事が休めない父親の代役。小学校参観日、じいちゃんの出番と相成った。
それこそ20数年ぶりの授業参観、やや緊張。 大手を振って校長室にフリーパスで出入り出来た遠い昔を思い出しながら、ネクタイまでは締めない準正装で出向いた。

場違いな感じがした。ジーパン・ポロシャツに着替えに帰ろうか…と思うほど服装が浮いて見えた。一人だけ、若いお父さんで、現職の市会議員さんがネクタイ・スーツ姿だった。 ジーパン・半ズボン・Tシャツ・ポロシャツのオンパレード。

“お母さん 化粧の濃くなる 参観日” などといわれた我々のPTA時代とは大きく様変わり。その当時にはほとんど見られなかった、祖父母の参加者も結構多いのには、内心ホッとした。

服装で人の値打ちを決めるほど愚かではない。が、少なくとも子や孫がお世話になっている学校や先生の前に立つ保護者にしては、これで正常なのか??と疑問を持つ。 子供に対しても「シャンとしなさい…」などと言えないよなー。そんなことは言わないのかな…などと、久々の参観日で、時代の流れを思う。

さて授業中の我が孫は……。さすが3年生はしっかりしている。整然と、淡々と静かに行儀よく進んでいく。見ていて安心。 さーて、問題の1年生。ど真ん中の最前列。 先生の注意も説明も耳に入るのか入らないのか、下を向いたり勝手に書いたり消したり…。時々思い出したように、質問に手を挙げる。

ゲンコの一つもくれてやろうか…とハラハラ・ドキドキ。 ニカーっと笑ってVサインを送って寄越す。憎めない。 授業が終わって「ご迷惑をおかけします…」先生にご挨拶。「よくがんばっていらっしゃいますよ…褒めて上げて下さい…」と言われる。何処をどう褒めりゃいいの?という疑問を飲み込んで、ひたすら頭を撫でてやる。

我が孫の態度もそうだけど、授業参観に出席する親たちの服装も、もうちょっとなんとか……という古い考えが頭をもたげる。次に参観を頼まれたら、さーてどうする? ちょっと堅物のじいちゃん!!

       ( 写真: 遠い昔を思い出しながら…小学校授業参観 )
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「無事これ名馬」

2009年05月12日 | つれづれ噺
「無事これ名馬」と言われる。 天空駆けめぐる悍馬でなくとも、少々足は遅くとも、いつも元気で飼い主に多くの心配をかけず、無事にいてくれること、その上でそこそこの働きをしてくれる……そこに値打ちがある…という意味か。

御年89才。初演以来50年近く主演の座を守り抜き、上演2000回という前人未踏の快挙を成し遂げた、「放浪記」主演女優の森光子さん。その驚くべき役者根性と、主演を張り続ける努力と、徹底した健康管理・自己管理に文句なし拍手を送りたい。

さらに「これからも一生懸命、表現のもっと豊かな女優になりたい……」とおっしゃる。
我々若いもん?が、体調不良だの・やる気が出ないだの・生き甲斐が見つからない…など言ってたら笑われそうである。 何かを見つけて追いかけていたい。たとえ手がと届かなくとも……。

その業績・地道な努力の積み重ねに対して、「長年にわたり芸能の分野で多彩な活躍をし、特に舞台「放浪記」で2000回に及ぶ主役を務め、国民に潤いと希望を与えた……」という賛辞とともに、女優としては初の国民栄誉賞が贈られることになったようだ。

我が身をふり返って……。これほど自己主張にどん欲に生きてきたか? No 健康管理・自己管理に努力したか? No ヒマを持て余して無為な日々をすごしていないか? これもNoだ。 ということは、生きるということにおいて、何かを求める意欲があって、無為に過ごしてはいないということかな…。

となれば、今少しの健康管理・自己管理で「無事これ名馬」に徹すれば、国民栄誉賞などほど遠くても、我が家の「掃除大臣」から、「家族努力賞」くらいはもらえるかも……。泣かんように、元気に遊ぶぞ~~

          ( 写真:もっともっと長く元気に活躍して欲しい、女優・森光子さん )
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「母の日雑感」

2009年05月10日 | 家族・孫話
5月10日、母の日。昨年までは、こちらから曲がりなりにも、感謝とお祝いをさせてもらえる人がいた。いてくれた。
ささやかだろうと、気張ろうと、お祝いが出来た。今年はもういない。
したくても、どんなにお祝いしたくても、もういない。

遠いあの世で、おやじとおふくろ、仲良くやっているだろうか。それなら、わざわざこの世から無粋なプレゼントなどしない方がいいのかな。

それでも、年に一度の母の日。やっぱり何かをしたいよねー。
セガレ夫婦がやってきて、少し早いが旅行のお小遣いに…と置いていった。住んでいる街の美味しい美味しいバターケーキも持ってきた。気持ちよく美味しくいただいた。

でも、それでも何か満たされぬ思いがある。感謝してもらうだけでは何か片手落ちのような後ろめたさが残る母の日。 やっぱり、自分たちも母の日を、感謝を込めて祝って上げてそして祝ってもらう。これがここ数十年の母の日だった。

祝ってもらう嬉しさはある。祝って上げられない空しさが心に引っかかる。
母のいない初めての母の日。つい思う、「……石に布団は着せられぬ…」

来年からは少し変わるのだろうか、この気持ちが…。
いつまでもあると思うな……とたしなめられつつ、やっぱり無い物ねだりをしてしまう……。複雑な母の日。 
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「受け売りでーす…」

2009年05月09日 | 季節の移ろい・出来事
4月15日「春爛漫、新緑の陰で」をアップした。自分としては初めて意識して眺めたもみじの木に咲く花の話である。 色々反応を頂いた。なかでも、遠くのお友達からいただいた「もみじが子孫を残すために種子を育てる…」話に興味を抱いた。

そしてこのほど、まさにもみじの花と呼ぶにふさわしい「プロペラもみじ」を改めて紹介して頂いた。
早速、あの時写真に撮ったと同じ、娘の家のもみじを観察に行った。

それはそれは、新緑に萌える柔らか緑の葉っぱに負けないほどの、見事なピンク色のプロペラ状の羽根が、無数にくっついているの見ることが出来た。

通称「プロペラもみじ」と言うそうな。文字通り、左右2枚の竹とんぼに似た羽根が付いていて、その付け根に2個の種子を抱いている。 何故プロペラなのか??自分の種子を出来るだけ遠くに飛ばして、一つでも多くの子を残そうとする、植物の持つ、子孫繁栄の飽くなき願望がそうさせているのではないか…と言われている。 タンポポのパラシュートと同じ発想なのだとも。

ややこしい理屈は抜きにしても、もみじは秋にだけ楽しむのではなく、新緑の今もこんな楽しみが方がある…というお話し。 周囲のもみじを改めて見直すと、意外に面白い発見かも…。

まさにお友達の受け売りで、著作権侵害のおそれこれあり…。伏してお許しを請うこととする。
こういうのを「人のごぼうで 法事をする…」と、ここらへんでは言う。他人の苦労をそっくり頂いて、自分の手柄のように言うこと。 ウーン…反省。

     ( 写真: 新緑に負けてはいない、鮮やかな『プロペラもみじ』 )
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「スズメのお風呂」

2009年05月08日 | 季節の移ろい・出来事
この春、新しく群れの仲間入りをした、スズメのヒナ達。
親や兄貴らと一緒に飛んできては、警戒しながらも草むらに入って、自分でエサをついばみ始めた。
その初々しさと稚拙さは、しばらく眺めていても飽きさせない。実に可愛い仕草をする。

中でも、春先に多く見られた親スズメの砂浴び。初夏を迎えたこの頃では先輩が率先してやって見せ、可愛いヒナがそれに続く。畑のそこかしこに、直径10㎝ばかりの、手ですくって出来たようなお茶碗状のクレーターが、数多く出来ている。その形状は、柔らかい刷毛みたいなもので、泥を跳ね上げたように優しいソフトタッチで作られている。

小鳥たちが気持ちよく、砂のお風呂を浴びる。なんとか現場撮影を試みるのだが、それこそ一時としてジッとしている間はなく動き回る。しかもカラスの行水ならぬ忙しいスズメの泥浴び。
写真でお見せするのは、この腕ではいささか無理なようだ。おひまな方は是非実物を探してみられるといいかも。 そんなヒマはない!おしかりを受けるかもねー。

当然ながら、ツゲの木の下には水浴び用の雨水受けも完備されているが、この時期はあまり水浴びを見ない。

いずれにしても、巣立ったばかりのヒナは、全ての面でピッカピカの一年生。
“ やって見せ 言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ ”
という名言を心得た先輩達に、生きていく術を少しずつ少しずつ教わっているのだろう。

やっぱり応援したくなる、ピッカピカの一年生……。

    ( 写真: 畑のあっちこちに見られる、スズメのお風呂。 ちょっと分かりずらいねー…。 )
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「お気に召すままに…」

2009年05月07日 | 季節の移ろい・出来事
我が家にやってきてもう5年にもなろうか、鉢植えのピラカンサス。
高さ50㎝にも満たない小柄な樹態ながら、身体全体を包み込むように、8~10㍉の愛らしい真っ白な花衣に覆われている。

その清楚な姿は、純白のドレスを身にまとった、初々しい花嫁さんを見るようだ。
まるで、「お気に召すまま、貴男の色に染めて……」とささやかれているような、ときめきをおぼえる。

よく見ると、その小さな花の一つひとつに、確かな実となる小粒の卵を抱いている。
今年ほど見事に花をつけたことはない。これまでの育て方が、いい加減だったのか。
鉢植えだけに、水を切らしたり肥やし不足などは禁物である…と分かっちゃいるのに。
しかし今年のはじめからは、家主に気持ちも時間も少し余裕が出来たのだろうか、手を添えてやれた。

このまま順調に行くと、秋盛りには見事な色づきを見せてくれるのだろう。
買ってきたときは赤と黄色が半々だったと思うが、ここんところ赤がほとんど姿を消した。黄色だろうと赤だろうと、それこそお気に召すままの色でいい。しっかり実ってくれたらそれでいい。

大地に根を下ろしたものと違って、特に水遣りは欠かせない。ともすれば、真夏の直射日光にも神経遣う。
このように手をかけ・気にかけ・声をかけてやれば、期待に違わず成長し実を結ぶ。

それにはこれから半年間という月日を要する。いくら肥やしを多く与え、水遣り回数を増やしても2ヶ月3ヶ月では実を結ばない。欲をかいたり、慌てて結果を欲しがったりすると、ロクな結果にはならないことを、真っ白い花に覆われたピラカンサスから教えられる思いがする。 世の中の子育てまたしかり……。

         ( 写真: 我が家の小さな庭を彩る、鉢植えピラカンサス )
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