11月に入ってもまだ残る今年の暑さ、25度を超える夏日の今日。ヒリヒリピリピリの肋骨の痛さをこらえながら、新車購入以来2度目の完全洗車をこの手で施した。従来のアクセラやワゴンRなどはガソリンスタンドにあるコイン洗車に任せっきり。ワックス掛けさえも滅多にこの手でやって来なかった。いくらなんでも、つい先ごろ半年無料点検を受けたばかりの愛車に自動洗車機はないでしょう。カーキチの倅なんかには笑われそう。
それにしても、今年は雨がほとんど降らないので、洗車という点ではほとんど汚れがないうえに、さすが新車だけに少しの汚れはさら~っと流せる。今は確かに新車だからきれいだし、乗る方も汚さないよう気を付けている。だからきれいなのは当たり前。でもきれいを保つってことは易しくない。何事も保つ、保持する、キープするのは容易ではない。どんな上手・名人と呼ばれる人でもいつかは後進に道を譲るか、同僚に追い越されたりする。
さて今日の洗車、何度「せんしゃ」と入力しても出てくる最初の漢字は全て「戦車」である。
これもここ数週間の世界情勢を反映してこんな物騒な変換がされるのだろう。今の時期「せんしゃ」と入力する場合、洗車するなど呑気な話は通用せずに、来る日も来る日もテレビ画面に映し出される砂ぼこりを蹴立てる映像に感化されたということか。
海洋に囲まれたわが国は、差し当って戦車の敵襲はないのかもしれないが、その逆に北から南からミサイルが飛んできては、対応しかねる。
いつまでもクルマを洗っていられる洗車の話ならのんびりでいいが、こと戦車の話になってはそれどころじゃなくなる。単なる絵空事に終わってくれるといいが、今のような侵略者の胸三寸なんて時代は終わりにしないといけない。国連さん、もっと強力なカードをキープしてよ。