クイズのようなスタートになってしまいましたが、決してそんな意地悪ブログではありません。単純に、久しぶりに妹夫婦宅を訪れて感じたあれこれを書き残して忘備録にしようという魂胆が見え見えのブログですよ。
元々姉弟は全部で6人いて、両親を含めて家族8人が、まぁるいちゃぶ台を囲んでささやかな夕餉を楽しむ数年があった。遠い遠い過去の話である。
それが今では、両親はもちろん、姉兄4人もそれぞれの彼岸に往った。残ったのは、予想通りというか世の習いとでもいおうか、最も遅く生まれた妹とその次に遅く生まれた私の二人が残っている。その二人も間もなく82才と76才というお年頃である。
遺されたたった二人でさえ、クルマで1時間余りの距離なのに、この頃ではクルマの運転が少し億劫になった妹夫婦の活動半径の狭まりや、兄貴も、何の理由もないのにわざわざ時間を作って訪問する努力が欠如していて、互いの夫婦が実際に顔を合わせてしゃべる機会が段々減って来ていた。
今日は思い切って訪ねてみた。
私より3才下の妹婿殿の老化に驚いた。もちろん病に侵された結果ではあるが、それにしても精彩に欠けるな~。お酒は欠かせないことは知っているので手土産の焼酎ボトルを手渡すとにニンマリ。妹と二人の会話は弾むが、久しぶりの私たちとの会話には言葉少なではある。もともと穏やかな性格で声を荒げることなど一切なく生きて来た彼。一つでも二つでも趣味の巾を広げていけるといいね。
妹は、おふくろのDNAを引いたのか、元気そのもの。あまり気にしない大ざっぱ加減が元気の源といった感じ。あの旦那にこの女房あってこそほどよいバランスが取れていると見た。
一人の人間も夫婦も、それぞれに持って生まれた天性と、結ばれあった赤い糸の絆がある。人生の綾もある。互いの存在に気を配ることはあっても、深く干渉するなどはご法度。これからはもっと交流を深めたいが、JRでの交流が主力となるなど、年齢と言う障害もあるね~。
さて、兄妹は英語で「sibling」というのだそうだ。ついでに、兄弟はbrother 姉妹はsister 色々ですね~。