今宵は旧暦10月の満月。見事、輝くようなまん丸お月さまが、6時30分には我が家の窓越しに見える小高い森の上にあった。
オー見事!カメラを構えて約15分間。薄い雲に影を作ったり、濃いめの雲に邪魔されたり、結局は雲を退け高く上がってまん丸に。
まもなく11月「霜月」が終わろとしている。体調必ずしも芳しからずだが、季節は動く動くものはつい追いかけて見たくなる。心動かしてみる。
11月の満月はビーバームーンとも呼ばれている。『Beaver Noon』
呼び方の発祥は、かつてのアメリカ先住民であるネイティブアメリカンと言われている。現在私たちが使っている太陽暦ではなく、月の満ち欠けによる太陰暦を彼らは使っていた。 ネットの受け売り
ネイティブアメリカンの生活は、作物の収穫や狩猟など大自然と共存するライフサイクルなので、季節を把握する力が備わっていた。そのため、生活する上で指標となる毎月見られる満月を目印にして、その月にまつわる関係性の深い生物や作物、または風景などから連想し月の名前を付けたと言われているという。
この名前の由来については諸説あるようだが穏やかでないものある。
例えば冬支度用にビーバーの毛皮を利用するため、捕獲するワナを盛んに仕掛ける時期にあたるから。また、ビーバーが越冬の準備をするため、いっせいに巣作りをする季節にあたるためなどが言われているそうな。
お月さま一つをとっても、色んなものに例えたり、人々の思いを込めて名前を付ける。いいね~。
我々だって十六夜、出待ち月 立待月 居待月 寝待月、いろんな呼び方をしているよね~。いずれにしても今宵はきれいなまん丸お月さまを見上げて眠りにつくとしよう。