「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「艶やかさを競って」

2020年11月11日 | 季節の移ろい・出来事

 「隠れ紅葉の名所」と勝手に名付けている地元岩国の「もみじ谷公園」の紅葉。
今日かな明日かなと思いつつ見ごろを迎えるのを待っていた。「そろそろよ」とか「かなりきれいになってるよ」などの情報が耳に入り始めた今日。
国の名勝錦帯橋の奥座敷にあたる彼の地を尋ねてみた。と言えば少し大げさだが、錦帯橋周辺でなにかの催しがあれば必ず通る道すがらではある。
ただそこには、今を盛りと艶やかさを競うイロハモミジが迎えてくれるのが嬉しい。もちろん、「もう少し待ってね」と黄色を誇るモミジもある。銀杏も今少しの猶予を欲しがっている様子様子。

    

小生ごとき写真の腕前で、このような季節の旬を切り取って皆様のお目にかけるのは、いささかおこがましいことと承知してはいるものの、
やはり撮るのは今でしょ、と被写体に誘われるとついついシャッターを押したくなる。まあ飽くまでも自己満足の世界と思召せ。

    

それにしても日本の四季とは、元朝のご来光から大みそかの除夜の鐘まで、一年を通して、優しさと厳しさと、癒しと憔悴と、美しさと醜さと、何もかもないまぜにした自然の移り変わりの妙を見せてくれるものではある。そんな四季と上手に付き合い、四季を楽しむ術を知っている。当たり前のことではあるが実にありがたいことである。他にも感謝するべきことはたくさんあるが、四季折々に自然に対して自然に沸き上がる感謝の念は忘れることはできない。

   

こんなものではない紅葉の美しい秘密のスポットをお持ちの方は、世の中には大勢おられることと思ってはいるが、それはそれ、これはこれ。
岩国という田舎の「隠れ紅葉の名所」の一部をご紹介させて頂いた次第である。

コメント (2)
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