「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「規模縮小にて」

2020年11月08日 | 地域活動

                                    

2年3ヶ月待たされた「瀬戸内海環境保全大作戦」と銘打った、瀬戸内海を守る海岸清掃を、地区社会福祉協議会の呼びかけで実施した。
思えば、2018年7月16日海の日に約600人の参加を得て、大々的に実施して以来の実行である。
昨年も当然ながら予定していたが、前日になって当地方を襲った台風により急遽中止を余儀なくされた。さて今年こそと張り切って、例年通り「海の日実施」を目標に準備をしていた。ところが今度は「コロナ騒動」による、集団行動の自粛により中止に追い込まれた。

                                       

特に今年の場合、集中豪雨や台風接近によって大量の漂着物が打ち寄せられた。
線路をまたぐ陸橋から眺める砂浜は、無残にも流木の山やごみによって荒れ放題で、見るに忍びない状態であった。
「何とかしようや」と、協議会内部で検討を進め「流木の再流失を防ぐ意味からも、やろうや!」といことに決まった。

兎に角コロナ対策最優先で、清掃規模の縮小に継ぐ縮小を掲げた。例年の協議より遙かに慎重な審議を繰り返す中で、地区内の中学校と高校にだけ話を持ちかけた。特に中学校は毎年、ほぼ全生徒に近い250人規模で積極的な参加を得ていた。今年の場合多くの参加を期待せず、校長先生の裁量にお任せした。飽くまでも希望者だけの参加であったが、生徒・教職員合わせて50人の参加を得た。
総合高校も、校長・教師と生徒で10人規模。当然我々社協仲間が50人。トータル110人程度の縮小規模となり、これは主催者にとって有り難かった。但し、そのぶんコロナ感染対策にはピリピリ。

これまでとは全く異なる作業手順、作業方法を考え、少人数による最大の効果を求めた。
「仕事は大人数、美味いものは小人数」とのことわざを跳ね返し、大仕事を小人数でこなした。と思っている。
これからは、コロナに負けず、コロナと共に、自分らしく生きる生活様式が求められる。
恐れてばかりはいられない。しかし、なめたら元も子もない。バランス感覚を忘れず、やるべきことはやる。そこには深慮遠謀、最大限の工夫を思い巡らす。そんな目に見えない陰の力が必要なのかも。

                               

コメント (2)
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