「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「秋の足音が」

2019年08月17日 | 季節の移ろい・出来事

                                    
                   午前7時。見上げる電線に30羽近いツバメが。

毎日サンデーのこの身は朝がゆったり。何よりこれが嬉しい。
午前7時。先ずは応接間のシャッターをガラガラ音を立てて上げる。我が家の一日の活動開始をご近所に知らせる音でもある(笑)
新聞を取りに出る。普段はカミサンの一連の作業の一つだが、土日祭日は吾輩が新聞を取りに出る。

今朝はいつもの行動にもう一歩踏み出した目の上の縦横の電線に、ツバメの一団が羽を休めているのが見えた。
真っ青な空をバックに、作曲中の五線譜にも似たツバメの集団。さて何をしているんじゃろう。
今日一日の活動ミーティング? そろそろ南へ渡るトレーニング開始の訓示? それとも他愛ないご近所家族が集まっての井戸端会議?
もひとつ言うなら、単なる朝食後の休憩時間??大きなお世話ながら、あれこれ考えてみる。

いずれにしても、見慣れた景色ではあるがこれほどの集団は壮観である。ついついカメラに納めたくなる。
カメラを持ち出して構えたら、肖像権侵害を咎めるように、素早く数羽が飛び去った。残ったのが30羽近く。

新聞紙を食卓に広げ、尚且つ「あのツバメたちはいったい何をしていたんじゃろう」さらに考えてみる。
一番想像に近く、スマートに思えるのは、「南への旅立ちが近い。みんなしっかり身体を鍛えておこうね。そしていざとなったらお互い助け合おうね」などの訓示やご近所助け合いの確認ミーティングであったのだろう。

4月前後にやって来て、一番子二番子を育て上げ、家族を増やして越冬のための移動準備をする。
そんなツバメたちを見ていると、「暑い暑い」と嘆いた夏も少しずつ遠のいていくのだろうか。
ツバメのミーティングは、秋の訪れの小さな足音を届けてくれているのかも。

コメント
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