「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「家族に乾杯」

2018年10月24日 | つれづれ噺

      
                                                   

NHKの人気番組。毎週月曜夜7時30分放送の「鶴瓶の家族に乾杯」。
事前の打ち合わせもシナリオもない、まさにぶっつけ本番、出たとこ勝負の旅番組である。可能な限り見ている。
行く先や目的地は、たまーに主役の鶴瓶さんが選ぶこともあるが、大方はゲスト出演するタレントさんの行きたい場所に決まる。

今週月曜日の目的地は、なんとまあ田舎も田舎。島根県飯石郡飯南町がその舞台であった。
ゲストの石田純一さんが「しめ縄に興味がわいた」ということで、あの縁結びの神様『出雲大社』の大しめ縄を作った製造元を尋ねる旅と相成った。それが島根県飯石郡飯南町頓原にある「しめ縄製造所」である。

話はそこから始まって、あれよあれよという間に展開。ついに鶴瓶さんが、近くにある島根県立飯南高校を尋ねることになった。
ロケがちょうど夏休みと重なって生徒はまばら。関東や関西からやってきた寮生と近くの子ら十数人がいただけ。
何を隠そうこの高校は、我が家の初孫、愛しの孫兄ちゃんが自ら志望して行った、山深い地区で冬は雪に閉ざされる田舎である。

もちろん孫兄ちゃんも寮生活を送っているのだが、この日は里帰りしていて、ロケには立ち会えなかった。
それにしても、格別なセールスポイントもない田舎の高校ではあるが、こうしてNHKテレビのゴールデンタイムで全国放送されるなどは、まさに千載一遇のPRチャンスに恵まれたことになる。

生徒達にとっては、大いなる魅力を感じるのであろうか、毎年全国各地から完全寮生活覚悟で入学してくる。
夢躍らせて入学した兄ちゃんも今や3年生で高校生活も残りわずか。そのタイミングでこのようなハプニングに遭遇したことは、青春のいい思い出になることだろう。鶴瓶本人との出会いはなかったが、後で寮生全員を映した中に、間違いなく兄ちゃんの笑顔を見つけた。

別に大袈裟な話にすることでもないが、NHK家族に乾杯とは、奇妙な縁を生む、おもろい番組ではある。

               
                 高校生活最後の運動会も終わった。

 

コメント (2)
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