「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「カウントダウン!Xデー!!」

2016年09月04日 | スポーツ・観戦

            
     9/4 ヤクルトに4対3で勝利した瞬間  マジックNo4を喜ぶ、神宮球場のカープファン  

25年ぶりのリーグ制覇に一直線に突き進む、我が愛する広島カープ。
優勝を占うマジックNo20を点灯させたのは、8月24日であった。
あれから10試合目を戦った今夜の時点で、マジックNoはなんと、早くも「4」となった。
他のどのチームがどんなに頑張っても、カープが残り16試合のうち、4勝すれば優勝ということ。

となれば、優勝するか否かの問題は完全に解決したことになる。
次なる問題は、「胴上げはいつか?」「胴上げ球場は地元マツダスタジアムか?」、それとも「ビジター球場か?」
という贅沢な問題を残すのみとなった。

本来なら、25年ぶりのリーグ優勝となると、選手一人ひとりがコチコチになり、実力を発揮できなくなるのではないか?
せっかく点灯させた、優勝マジックNoがなかなか減らないんじゃないか?あるいは消えたりするんじゃないか?
そんな下馬評もあったし、yattaro-自身もここまで順調にくるとは思わなかった。
まさに想定外の快進撃である。

「神ってる」などというはやり言葉を生んだように、神がかったような勝ち方も数試合あった。
奇跡のような勝ち方もあった。野村勝也元監督の言葉を借りれば「負けに理由あり、勝ちに理由なし」である。
でも、いつまでも神ってる勝ち方ではなかった。堂々とした横綱相撲の野球であった。
相手が勝手に転んで勝ちを拾った試合ももちろんあった。しかし今となってはそれもこれもひっくるめて『実力』のうちである。

神宮球場ヤクルト3連戦は、「胴上げの時を占う」という意味で注目していた。
なんだかんだ言っても、ヤクルトは昨年のリーグ覇者である。そう簡単には勝ち越せない、と思っていた。
ところがどうだ!ふたを開けると、そこには地力の違いがはっきり見える試合運び。堂々の2勝1敗で、「マジック4」に。     

試合終了と同時に、真っ赤に染まった観客席と一体となって笑顔はじける広島の選手たち。緒方監督と心地よいハイタッチ。
その向こうで、うつむき加減に足早に球場を去る、前年の覇者、真中監督。
あまりにも明暗分けた姿がテレビ画面に映し出される。思い返せば、長年見慣れたカープの監督の姿でもある。

栄枯盛衰、あまりにも厳しい現実ではあるが、これが勝負の世界。そして人間の生きる一つの道でもあるような。

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい