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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

夕日に非ず」

2013年12月04日 | 季節の移ろいの中で

      
               夕日に非ず。まぎれもなく昇る朝日の画像ですぞ!!

               “ 夕日でない 証拠にカモを 入れておき ”

ここ数年、元朝のご来光写真をブログアップしてきた。
予定通り、日の出の時刻に合わせて彼方の水平線から昇るご来光が拝める年もあれば、雲に隠れてしばらく顔を見せず、かなり時間がたって水平線より随分高く昇ってようやく拝める年もあった。

そんなご来光を1ヶ月後に控えた12月初め。毎年の撮影スポットに、日の出の光景を求めて出向いてみた。
12月に入ってこの方、覚悟をした寒さが訪れなくて意外に暖かい。そのせいか、海面から数メートルは、立ち上るモヤか水蒸気に覆われて、まるで雲が横たわっているようだ。

残念ながら、水平線から顔を出す、まん丸い真っ赤な太陽を見ることはできなかった。
やはり、冷え冷えと海面が冷え込んでこそ、モヤや水蒸気に邪魔されず、予定通りの時刻に、海面から徐々に表れる日の出の顔を拝むことができるのである。
結局予定時刻から15分過ぎて、横たわるモヤの上から顔を出した太陽を捉えた。

海面の手前では朝食を求めるカモの群れが浮き、オー、先ず先ずの出来栄え、と悦に入っていた。
ところがよーく見ると、これは夕日と間違えられそうなことに気付いた。そう考えると、如何にもはっきりまん丸い輪郭は沈みゆく夕日に似ており、ギラギラ輝く太陽のエネルギーが感じられないではないか。

その後20分ばかり粘ってシャッターを押し続けていると、ようやく「これぞ燃える太陽」という姿をとらえることができた。しかしそれはあまりにも太陽が高すぎて、日の出写真とは言い難い代物である。
写真に関しては何を口にしても愚痴っぽくなる。下手なことを言うと一笑に付すプロフェッショナルの友もいる。
ただ、アタシはアタシなりに「日の出写真を撮ろう」と意気込んだのだが、あたたかい12月初めという気象条件に邪魔されて、この腕前が発揮できなかった、という単なる愚痴のお粗末・・・。

          
                    日の出からおよそ30分。まるで初夏を思わせる輝き。

コメント (6)
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