「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

第4回 笠山会展 @ギャラリーしえる

2015年02月14日 19時37分37秒 | 美術展
第4回 笠山会展 @ギャラリーしえる
2月10日~15日









聴診器を持つ手を絵筆に替えて愉しんでいる5人の開業医の先生方の展覧会。2010年に第1回展を始めてから、今年で4回目となった。
メンバーは石島弘之、黒羽昭夫、住谷亮逸、松前孝幸、皆川憲弘の5氏。

月に2回、診療後の午後6時から9時まで水戸医師会館の会議室に集って制作している。多忙な日頃の生活から解き放たれた憩いの場でもあろう。

会館の所在は、旧水戸藩時代の笠原水道の源泉湧水地である笠原山。
と云うことで、「笠山会」と名付けたらしい。







会を重ねて4回目、同じモチーフでありながら各自の表現に独自性が感じられるようになった。
静物が主だが、人物像も並ぶ。
素人なりに楽しんで描かれているところが見どころ。

講師は二科会会員・評議員の山中宣明さん。
慶應義塾大学美学美術史学科卒業という経歴で、青を基調としながら、マチエールや画材に工夫が凝らし、精神性が感じられる画風だ。
技術的な指導のみで、内容などは各自に任せているようだ。
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イギリスは愉しい

2015年02月13日 18時32分12秒 | 
イギリスは愉しい



古道具屋で購入した「ジンジャービア」のボトル、Oxford&Reading。
各都市で作られたらしく、ボトルの格好は色も形も同じだが、プリントされた醸造所などは異なる。

1990年頃から2005年頃までの約15年間、2月14日のバレンタインデーの時期に仕事でイギリスに行くことが多かった。
ロンドンとロンドンから60㌔西のレディング(Reading)、さらに40㌔北西の学園都市オックスフォード(Oxford)の辺りまでが行動範囲。でイギリスのほんの一部の地域ではあったが、実地を見聞することでイギリスの幾分かを知ることが出来た。

通常はまばらなレストランが14日は、カップルで満席。
若い人たちばかりでなく、年配の人達も多い。
訊けば、バレンタイの日お花を送るとか、食事をするとか。
日本のチョコレート一色、とはまるで異なる。



さらに、林 望の「イギリスはおいしい」(1991年・平凡社刊)や「イギリスは愉快だ」(1991年・平凡社刊)がベストセラーになった頃で、イギリスについて格好の入門書だった。

イギリスのほんの一部の地域ではあったが、リンボウ先生の本でイギリスの幾分かを知ることが出来た。

著者のイギリス滞在時と現在はかなり違うだろうが、僕が訪ねた頃はこの本に近かい状態だった。本の内容と、僕なりの感想は。

●味がない・塩味が足りないので、
「Could you pass me the salt, please」と云う表現を覚えておく。



●カールスクームと云う古い村の話。
この村には行けなかったが、中世の街並みを残す町は沢山ある。
特に、コッツウォルズ (Cotswolds)地方には古いイングランドの面影を残した建物や風景が残っていた。
イギリスの家は古いほど人気が有り高い。藁葺きの家が沢山残されている。

●「野菜は茹でる」どの野菜もくたくたになるまで茹でる。
確かに、その通りだ。

●ベークドビーンズ、ソーセージ、ジャガイモ。
ベークドビーンズに関しては余り関心がなかった。
焼いたソーセージやジャガイモは美味しかった。大小各種のジャガイモの種類が多い。イギリスの食べ物に美味しいものがない、と云う話を聞くが、特別そうは思わなかった。
僕は嫌いな食べ物がないし、各国の料理で食べられない、と思ったことも無く、何でも大丈夫、と云うこともあるかもしれないが。

●フィッシュ・&チップス=魚のフライとジャガイモのフライ。
モルトビネガーをたっぷりかけて食べる。
パブや屋台の食べ物の定番と言えるかもしれない。日本でもアイリシュパブなどが増え、メニューとして一般化している。
しかし、イギリスでは少なくなりつつあり、ケバブ等が多くなりつつあった。
ロンドンの東地区はインド系の人が多いインド人街。スパイスの店、カレー屋さん。イギリスも人種のるつぼ。
●パブ・クロール
イギリス文化の中心の1つ。
ビールなどのアルコール以外の簡単な食事を置いてある店もある。
かなりの食事を「パブミール」で済ませた。
必ず町内に一つはあり、地域の集会所の様でもある。
ぬるめのビールをちびちびとやりながら話をする。
店内に置いてあるビリヤードやダーツなどに興じることもある。
友人と行けば、お代わりを頼むが、交代交替で支払う。
店を変えての場合も順番で、5人で歩けば5杯は飲むことになる。
ハシゴ酒をパブ・クロールと云うがパブからパブを泳ぎ回る感じだ。
通常1パイント、当時で500円見当だったか。
何処のパブでも値段がほぼ一定だから、場所を変えても輪番が可能なわけ。
イギリス行きで一番熱心だったのがパブ巡りだった。
今は日本中のあちこちにアイリッシュパブなどが出来た。
イギリスやアイルランドのパブと雰囲気的にもほぼ同じ。
アイルランドのダブリンには1度行きギネスの工場を訪ねた。
テンプルバーの街路は昔風に改築中だったが、多くのパブが軒を並べていた。
●アフタヌーンティー(ハイティー)
紅茶はもちろん、サンドイッチやスコーン、ケーキ類といったお菓子も供される。料金もランチ並みだが、午後のお茶の時間を優雅に過ごせる。
何度か試せば十分で、パブのようにあちこち訪ねたくはならない。
●鯖の燻製(Smoked Mackerel)
食品スーパーなどで2~3枚袋に入って売られている。脂がのって幾らか半生状の燻製。部屋飲みのつまみとして、或いは持ち帰ってお土産に。安くて美味しい。
イラストも達者で、スケッチや図解も愉しい。

後程、購入した「ホルムヘッドの謎」(1995年5月文春文庫化)には、ランアバウト(ロータリー式の交差点)などの「道」に対しての薀蓄など、イギリス人の考え方の一端を知ることが出来る。

何れにしても愉しい思い出だ。
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ディスクユニオン(disk union)・塙耕記さん

2015年02月11日 23時00分04秒 | 音楽


ディスクユニオン(disk union)・塙耕記さん

《ジャズ喫茶・サウンド&フューリー》
水戸駅からほど近い銀杏坂のジャズ喫茶「サウンド&フューリー(S&F)は1970年(昭和45)年の開店の老舗。

急な階段を上がった2階の木製のドアを入ると、長いカウンターがあり、椅子はドラム缶で、作り付けの大きな書棚を背負う感じの狭い空間。
棚には、『スイングジャーナル』などジャズの雑誌もあるが『美術手帳』などの美術関連の書籍も多く、今で言えばブック・カフェ。
ドラム缶は黒で書棚は緑、天井からは漁船が使うガラスの浮き球を加工した照明器具が下がって、全てが手作りらしい。

開店間もない頃に行ったが、こんな空間を見た記憶がある(デジャビュと云う言葉のように)と感じ、数年間は仕事が終われば通い詰めた。
ジャズを聴く楽しみもあったが、客同士の会話も愉しかった。
真夜中を過ぎることもざらで、政治・経済から水戸の街」まで、熱く語った。
当時はそのような事が当たり前の風潮もあったかもしれない。
とにかく、ジャズばかりでなく多くのことを学んだ。

あれから40数年、思い出したように顔を出す程度になってしまった。

《蛙の子は蛙》

最近、マスターの長男が大活躍、との話を何度か聞いた。

レコードなどの音楽業界に詳しくないので、調べたことを記すと。

音楽CD・レコードを販売するレコードチェーンのディスクユニオン(disk union)が世界最大級のジャズ専門店 diskunion JazzTOKYO、をオープンした。
それに加え、2011年から始まった「BLUE NOTE」の名盤をシリーズとして復刻するジャズ部門の担当者らしい。



ディスクユニオンのHPから。

「BLUE NOTEという至高の素材を用い、究極の復刻盤を作りたい」という弊社担当者の強い思いが、ついに壮大なプロジェクトとして実現、スタートいたします。題して、「BLUE NOTEプレミアム復刻シリーズ」。BLUE NOTEの膨大なカタログから選りすぐりのアイテムを、ジャケット/盤/レーベル面/インナースリーヴ等、オリジナル盤に沿った形で忠実にアナログ盤復刻いたしました。中でも、1950、60年代当時のプレスマシーンを使用することにより生じるDEEP GROOVE(溝)の再現、1557番までの特徴であるFLATエッジの再現、1545番までの特徴である額縁ジャケットの再現は本シリーズの大きな目玉です。さらに、肝心のサウンド面の大きなトピックとして、本シリーズの~From The Original Master Tapes~というサブタイトルが示す通り、あえて、RVGサウンドに近づけようとはせず、素のマスターテープに記録された音をそのまま円盤に刻み込みました(モノラル音源)。それにより、録音現場のそのままの生々しい音の記録をリアルに再生可能になりました。ぜひ、現代の最先端技術を駆使して甦った「もうひとつのオリジナル盤」をご堪能ください。
監修: 行方均 菊田有一 塙耕記。


2014年12月、ヘレンメリルとクリホードブラウン。

塙耕記さんが小学生の頃、自宅でお会いした程度だが、日常生活の中にジャズがある両親のもとで育った体験が花を開いたのだろう。
正に『蛙の子は蛙』だが、藝術的な遺伝子が繋がる例は稀だ。
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「建国記念の日」

2015年02月11日 09時55分52秒 | 歳時記


今日2月11日は「建国記念の日」で、建国をしのび、国を愛する心を養う国民の祝日。

「建国記念日」ではなく「記念の日」なのは、建国された日とは関係なく、建国されたということを記念する日であるという考えによるもの。

この日は(旧)紀元節で、1873(明治5)年から1948(昭和23)年まで祝日とされ、四大節(新年・紀元節・天長節・明治節)の一つとされていた。
日本書紀による神武天皇即位の日・紀元前660年1月1日を新暦(グレゴリオ暦)に換算した2月11日を祝日と定めた。当初は1月29日だったが、翌年から2月11日に変更された。戦後、日本国憲法の精神にそぐわないとして廃止されたが、昭和41年に「建国記念の日」として復活した。



今は世界的に新暦(グレゴリオ暦)だが、国によっては旧暦が季節感と合っている場合もある。
中国語圏では新暦より盛大に祝われる。

今年の旧暦の1月1日は2月19日だが、2012年は1月12日、2013年は2月10日、2014年は1月31日だった。
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「笠間」をテーマに修了制作展@文化デザイナー学院泉町校舎

2015年02月10日 19時35分35秒 | 美術展
「笠間」をテーマに修了制作展@文化デザイナー学院泉町校舎
2月7日~2月15日





昨夜、晴れているのに雪の様なものが降った。
天気雨はあるが、天気雪は初めてだ。
今朝の水戸の最低気温は-4,4℃。
朝起きてみれば、薄らと白くなっていた。
空中の水分が凍って雪のように降ったのだろうか?
明日の最低気温は-5℃との予報だ。
立春を過ぎたが、寒さはこれから本番だ。



文化デザイナー学院泉町校舎で「笠間」をテーマに修了制作展が開催されている。
1階のロビーでは広告プロモーションデザイン学科、ファッション、デザイン学科の展示。





2階では建築学科・インテリアデザイン学科の「道の駅」などのモデルプラン。




各分野の学生が笠間の陶炎祭(ひまつり)や笠間焼のキャンペーン企画。

例年、近隣の市町村を選んでテーマとし、地域活性化を考える課題に取り組んだ成果が展示されている。
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西の谷の紅梅が見ごろです

2015年02月09日 15時39分15秒 | 西の谷緑地公園
西の谷が綺麗になりました。



西の谷の紅梅4本は既に見頃、紅梅は、早咲きが多いようだ。

第119回「水戸の梅まつり」が2月20日(金)から開催される。
水戸観光協会の発表では、2月6日現在、偕楽園の梅は約3,000本のうち85本(2.9%)が開花した、とのことだが、近所の梅は満開に近い。
場所によってもかなり異なるし観察者の見方にもよる。





京成百貨店の駐車場から天王町を通り、木の階段を下り、西の谷を眺めながら、神崎寺脇の階段を上って偕楽園に至るコースは街と偕楽園の最短コースで、しかも風情がある。



遠来のお客様を歓迎する意味で「西の谷」の草刈りが終了して綺麗な空間になった。
年に何度か、水戸市公園協会による手入れがなされる。



倒木になりかけの大樹も切り倒された。
中は、すかすか。
竹林の竹も間引きされた。



昨年、湧水が流れる堀に蛍の幼虫が放された。
上手くすれば、今年の夏に蛍が飛び交う姿が見られるかもしれない。
期待しよう、流れから這い上がるための土も盛られている。



水の流れの集まる池の葦も綺麗に刈られた。
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ちくちく屋 @安東タイヤサービス・水戸市元吉田町

2015年02月09日 00時11分58秒 | カフェ・喫茶
ちくちく屋 @安東タイヤサービス・水戸市元吉田町





水戸市元吉田町の安東タイヤサービスはANDO4×4ショップとして1971年にオープン以来44年の老舗タイヤ屋さん。
4×4(四輪駆動)のファンはもちろん普通車のカー用品の取り付け、オイル交換・バッテリー交換・タイヤ交換・車検・パンク修理など“あなたのお車のイザという時”にお役に立てるパートナーとして親しまれている。







工場脇に事務所を兼ねた「ちくちく屋」と云う手作り空間がある。
オーナー夫人の安東洋子さんが手縫いで作った作品や、笠間焼などが並んでいる。カフェも併設され、美味しいコーヒーも飲める。



作業の待ち時間用に作られたらしいが、車の相談でなくとも、立ち寄って下さい、とのことだ。
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ジャズルーム コルテス@水戸市けやき台3丁目28番5 

2015年02月08日 22時25分05秒 | カフェ・喫茶
ジャズルーム コルテス@水戸市けやき台3丁目28番5 



2月3日の立春の翌日の天気予報は雪だったが、小雨模様。
薪ストーブが恋しくなって笠間のカフェ・ ジュニアボナーに。
心地よい温もりの中、ジャズのLPやCDを聴いた。
まるでライブの会場に入るような錯覚に陥る。
良い装置で聞く音楽の楽しみを再確認。
レコード針やLP盤の手入れが良ければノイズが入らないことにも感心した。

そんな体験をして水戸に戻り、京成百貨店でバレンタインデーのチョコレートのオンパレードを見て、チョコレートよりジャズでしょう。と言いたくなった。

レコード盤と素晴らしい再生装置のあるジャズルームが「けやき台」に在る、との話を聞いていたので、雨の中出かけた。

「けやき台」の開発が始まって20年以上を経過し、シンボルの欅も大木になった。
「ジョイフル山新」や「ケーズデンキ・本店」を始め、従来の水戸の街とはまるで異なる印象で都会的な街並み。

通りの1本裏道の、ビルの1階に「ジャズルーム コルテス」





大きなスピーカーとアンプ。
昔のジャズ喫茶の雰囲気ではあるが、シンプルですきっとした空間。

CDとLPを併用しているが、それぞれの良さがあるからだろう。

音は「カフェ・ ジュニアボナー」とは異なるが、どちらが良いとは言えないし、それぞれの味わい。
マスターの人柄などは、両店共に親しみを感じる。
話を交え3時間位、長居をしてしまった。
それだけ心地が良かった。と云うこと。

昨晩は豊田悦見(tb)+岡田嘉満(ts)のライブがあったとのこと。
次回は
2月21日(土) 20時~ 高橋知己4
高橋知己(ts) 生田さち子(p) 工藤精(b) 斉藤良(dr)
3月7日(土) 20時~ 星野由美子
星野由美子(p、vo) 渡辺匡彦(Vib ) 池田聡 (b) 金井塚秀洋(dr.)
が予定されているとのことだ。

水戸にこんな素晴らしい空間が出来て1年を経過した。
初めての訪問だったが、また来たいと感じる魅了溢れた空間。
ジャズは好きだが、分からないことだらけ。
音楽は聴くことで、頭で学ぶ必要はないにしても、ある程度の知識が有ればさらに楽しめることは事実だ。
機材を含め、いろいろと学んでみたい。

*HPによる機材は

JBL  4350 アーリーモデル
パワーアンプ   マークレビンソン   No436L × 2 中高域用
パワーアンプ   マークレビンソン   No334L     低域用
クロスオーバー  ケンリックサウンド   Special Ver
プリアンプ     マークレビンソン   LNP-2L
CDプレーヤー   マークレビンソン   No512
ターンテープル  リン           LP12
Pイコライザー   リン            LINTO
カートリッジ    Aテクニカ        AT33PTG

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「マイ・ファニー・バレンタイン」

2015年02月05日 20時33分57秒 | 音楽
「マイ・ファニー・バレンタイン」



Miles Davis「My Funny Valentine」

水戸京成百貨店に行ったら、店頭や地下の食品街にチョコレートが盛大に並んでいた。
2月14日の「バレンタインデー」に向けての大商戦。
各メーカーが高級感のある品々を展示・販売。
水戸京成に限らず、日本全国のデパートも同様の現象だろう。
何故に、こんな高い商品が、コンナに沢山売れるの?
と思ったら、「自分へのご褒美」と買い求める女性も多いそうな。

キリスト教の聖人・聖バレンタインデーを『女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートを贈与する』という「日本型バレンタインデー」の様式が成立したのは1970年代の後半と云われる。

バレンタインデーにチョコレートを渡す、と考案して実践したのは、某製菓会社である、など幾つかの説がある。

「義理チョコ」が流行って廃り、学校などで禁止されながら、お返しの「ホワイトデー」も生まれ、プレゼント品も多岐に渡る様になった。

まあ、昨年に異様な盛り上がりが伝えられた「ハロウィン」よりはまだましと思えるけれど。

「バレンタイン」と言えば、チョコレートよりジャズの代表的なスタンダードナンバー「マイ・ファニー・バレンタイン」でしょう。
フランク・シナトラを初めとして多くの人が歌い、演奏している。
演ってない人はいないだろう。

My Funny Valentine 曲:リチャード・ロジャーズ、詞:ロレンツ・ハート。

My funny valentine,
Sweet comic valentine,
You make me smile with my heart.
Your looks are laughable,
Unphotographable,
Yet, you're my fav'rite work of art.
Is your figure less than Greek?
 Is your mouth a little weak?
 When you open it to speak
 Are you smart?
 But don't change a hair for me.
Not if you care for me,
 Stay, little valentine, stay!
Each day is Valentine's Day.

この詩はシェイクスピアのソネットに想を得ていると云われる。
2月は「My Funny Valentine」月間、として名演奏を数多く聞いてみたい。

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「ブック・カフェ槐多」@キッド・アイラック・アート・ホール地下1階

2015年02月04日 22時12分18秒 | カフェ・喫茶
「ブック・カフェ槐多」@キッド・アイラック・アート・ホール地下1階









京王線・京王井の頭線の明大前駅より徒歩2分の所に、キッド・アイラック・アート・ホールがあり、地下1階は「ブック・カフェ槐多」となっている。



カウンター7席と、テーブル3つ10席位の広さだが、1階まで吹き抜けと感じる程に天井が高い。
壁面の書棚にはオーナーの窪島誠一郎の蔵書(多くは美術関連)約千冊が天井まで並ぶ。

1919年(大正8年)に22歳で夭折した詩人・画家の村山槐多の名を冠したので、壁にはデッサンのレプリカが飾られている。

サイフォン式コーヒーや手作りケーキの他、アルコールも楽しむ事が出来る。
ブレンド450円、ストロング500円、ストレートティー450円、ケーキセット650円〜など、東京にしては安い方だろう。
営業時間、平日:17:00-22:00 土日祝:12:00-21:00 火曜定休。

窪島誠一郎は長野県の塩田平にある「無言館」「信濃デッサン館」の運営に専念し、キッド・アイラック・アート・ホールは時々、顔を出す程度らしい。

水戸にも待望のブックカフェ&イベントホール「ビレッヂ310」が2月1日に誕生した。
取敢えずオープンと云う感じで、本格的な運営はこれから。
キッド・アイラック・アート・ホールと性格は異なるが、目指すところは共通点がありそうだ。
アイデアを駆使し、何度も行きたいと思える場になって頂きたいと切に思っている。





*「無言館」は、戦没画学生たちの遺 作となった絵画・作品・絵の道具・手紙などを専門に収蔵展示。「信濃デッサン館」は、立原道造・関根正二など若くして病死した画家のデッサンを中心に展示。

2013年5月、上田から別所温泉経由でこの地を訪れたが、私財を投じて運営される、世界的にもユニークな美術館に大きな感動と、継続の努力に尊敬の念を強く抱いた。
交通機関を乗り継ぐ不便なところだが、訪ねる価値は十分ある。
多くの人たちが足を運んでほしい美術館だ。
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「立春大吉」寿昌山祇園寺@水戸市八幡町11-69

2015年02月04日 17時29分52秒 | 水戸今と昔
「立春大吉」寿昌山祇園寺@水戸市八幡町11-69



庫裡の玄関に。

今日(2月4日)は立春で、禅寺の門前に「立春大吉」の札が張り出されるとか。縦書きすると左右対称になり、難にあわない呪文、或いは「謹賀新年」の意味もあるようだ。
確かめてみようと、寿昌山・祇園寺に。

祇園寺(水戸市八幡町)の開山は明からの渡来僧・心越禅師(1639~1695)で、開基は徳川光圀という古刹。



山門。



心越禅師の廟。



開山以来の建築で、唯一残った穢跡(えせき)金剛尊天堂元禄7年(1694年)建立。



中村彝の墓碑。
水戸藩の重臣で幕末期に諸生派として活躍した市川氏・朝比奈氏らの墓がある。
近代では洋画家の中村彝(つね)、詩人の山村暮鳥(ぼちょう)、漫画家の山田みのる、の墓もある。

中村彝に関しては、昨年暮れに下落合のアトリエを訪ね、茨城近代美術館の「作家とアトリエ展」を観たばかりなので、幾つかの想いが浮かんだ。

さて今から「立春大吉」と書いてみることにしよう。
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節分の宵

2015年02月03日 20時44分06秒 | 歳時記
節分の宵


 
今日(2月3日)は節分の日。
節分とは、季節を分けるという意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指すが、江戸時代以降は、立春の前の日を指すようになった。

立春は、旧暦で云えば新年、多くの人が神社に詣でる。
我が家は水戸八幡宮」に参詣する。
節分には豆を撒き邪気を追い払う神事が行われる。
以前は子供達が集まったものだが、最近は大人の方が多いくらい。
撒きものも豪華になった。



新春と同様、縁起物の御焚きあげ。
炎には神秘的な力が宿る。

豆撒きはそれぞれの家庭で行うのが普通のこと。
子供の頃は大豆を炒ったが、最近は豆やで購入する様になった。


水戸では泉町の「但馬屋」の評判が良いし、美味しい。
但馬屋は豆の専門店だが、この様な専門店が存在するのは水戸の誇りだ。
大豆の煎り豆の他に《えんどう豆 》を塩茹でした「福豆」も売られる。
これは食感・味も異なるが、やはり美味しい。

歳の数ほどの福豆を食べ(多過ぎて食べられない歳になったが)、豆にお茶を注いで飲むのも一般的な習慣だろう。
いよいよ春か、と感じる宵。
月も綺麗だ。
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「ビレッヂ310」@水戸市天王町

2015年02月03日 14時53分43秒 | カフェ・喫茶
「ビレッヂ310」@水戸市天王町





水戸京成百貨店の駐車場から「西の谷緑地」に向かう道(車は一方通行の出口)の角から10㍍位入ったところのに「ビレッヂ310(サンイチマル)」が開店した。

開店のチラシには

「飲食」と「読書」を中心に、街中と地域コミュニティを結ぶカフェ&バルです。コンセプトである「集う」「学ぶ」を実現するためカルチャー教室や本と人をつなぐワークショップやイベントを開催予定。「ゆとりの時間」と「楽しく学ぶ場」を提供していきます。
と、かなり意欲的で、裏面には着物着付けやパステルアートなど、12の講座の受講生募集の案内。

水戸市の中心市街地活性化へ向け、泉町周辺の商店主らで組織する「泉町商業エリア活性化実行委員会」が地域コミュニティーの拠点として建設を進めた。
2階は運営会社のオフィスと貸事務所スペース。



理想や堅い話は抜きにして「ブック・カフェ」のような素晴らしい空間が実現した。
天井が高く明るい空間は恰好良すぎる感すらある。



書棚には沢山の本が並ぶ。



イベント情報や案内チラシなどを置く「情報コーナー」。



手書きの喫茶メニュ―制作中だった。


入って右側は、時に応じてワークショップやレッスン、講演会などが開催される。
「カルチャースクール」なのだろうが、常陽芸文センターやNHK文化センターなど既存の教室があるから、その隙間の様な企画が必要だろう。

残念だが、現代の「カルチャー」は「軽チャ―」。
身を入れて勉強するより、お手軽が受ける。
更には、専用でなくオープンスペース。
その辺の折り合いをどうつけるのか。

一番奥が、ソファーのあるゆったりスペース。

紙コップ入りのコーヒーが400円。
コンビニカフェが100円の時代、さらに、市内には300円前後で飲める喫茶店が沢山ある。
誰れしも、行きつけの喫茶店がるから、この値段で営業は疑問だ。
維持費や人件費を考え、やむを得ないのかもしれないが。固定客がつくのは難しそう。
ベンデングマシンを入れて、「150円程度で自由に購入」。
のセルフサービスなら、気兼ねなしに入れるだろう。



ビル南側のスペースはオープンカフェの雰囲気。
カフェ以外の「集う」「学ぶ」はこれから。
開店間もないから試運転中、試行錯誤を重ねて改善されるだろう。
気楽に立ち寄れ、楽しい場になることを期待している。
先ずか、開店おめでとう御座います。
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翔べ「空のえき そ・ら・ら」@小美玉市

2015年02月02日 22時44分46秒 | 
翔べ「空のえき そ・ら・ら」@小美玉市



中央の広場は子供達の格好の遊び場。



茨城空港2階の送迎デッキから、着陸の瞬間を間近に眺めた。
売店では茨城の名産品や神戸や北海道の名産品も売られている。
3・11以後、アシアナ航空の茨城―インチョン線は運行されていないのだが、韓国製品を販売しているコーナーもある、参鶏湯と人参茶を購入した。
茨城空港は広い駐車場があり、無料なのが魅力。
この日は第一駐車場が満車だった。
空港見学者、或いは搭乗者分としてもかなりの台数だ。

空港から「空のえき そ・ら・ら」に。
小美玉市が地域再生拠点施設として建設し2014年7月に開業した。
「道の駅」のようなものだが、空港入り口なので「空のえき そ・ら・ら」と名付けたようだ。

合併債を使って建設し、当初予算10億円が19億円に膨らんだ、とも言われ、開業も4月から7月にずれ込んだ。
その頃からスカイマークと欧州航空機大手エアバスとの違約金問題が表面化した。皮肉なコトであったが、事態は問題を先送り。

話題性もあって、地元産の農産品や乳製品、加工食品やレストランなどを揃え、広場でのイベントやコンサートで順調に滑り出した。

しかし、俯瞰すると∞の様な、中央の芝生を取り巻く円形の建物と駐車場の配置など、若干、凝り過ぎの感は否めない。
工期の遅れや予算の増加はその辺の問題だろう。

昨年末から表面化したスカイマークの債務超過の問題。
1月28日、民事再生法の適用を申請したたが、当座は運行が続けられるにしても、予断を許さない状況だ。

そのニュースが伝えられて初めての日曜日。
「空のえき そ・ら・ら」には多くの人が訪れた。



人気の地元産の野菜売り場。



乳製品の加工所が併設され、ヨーグルトやプリンなどが販売されている。





ケーキや和菓子の実演販売なども。

「空のえき そ・ら・ら」は空港と同様、開設前から「最初から赤字になるんじゃないの」、「何年もつか心配」という声が出されていた。 

しかし、これまた巨額の費用を投じた事業は離陸した。
墜落せずに飛行を続けるしかない。
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頑張れ・茨城空港

2015年02月02日 18時50分06秒 | 
頑張れ・茨城空港





経営不振が伝えられていた国内航空3位のスカイマーク、1月28日自力での再建を断念し、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理された。
これに伴い、茨城空港発着の茨城空港の国内線は現在の5路線8往復から一時的に4路線5往復に減少するが、3月29日からは既に発表されている4路線7往復態勢が維持される見通し。
と報じられた。

茨城空港は首都圏に於ける既存空港の羽田と成田を補完する首都圏第3の空港として茨城県により計画された。
自衛隊百里基地の第二滑走路計画に相乗りした共用空港なので、建設費は220億円程度で、同規模の空港建設の半額らしい。

とは言え、巨額を投じたのに2010年の営業を開始前まで就航路線が一路線も決まっておらず、開港後のビルの採算見通しが不透明な状況で、見切り発車した。
開港から半年後に、スカイマークが名古屋/中部・札幌/新千歳への路線開設を表明した。また春秋航空が上海/浦東への定期チャーター便を開設したため、開港2年目には国内線3路線・国際線2路線を擁することとなった。

国内線の全てをスカイマークに頼る茨城空港は、路線の決定に関しスカイマークの考え方に任せる他ないのが泣きどころだ。
今回退任した、西久保慎一社長のワンマン経営ゆえに、不安の要素は常に付きまとっていた。

とにかく、多額の県費を投入して建設されてしまったのだから、存続するには搭乗率の向上しか手はない。
昨年5月にホーリーホックの応援を兼ね札幌、11月に神戸を経由し倉敷・岡山に旅した。便利だし、いくらかでもスカイマークの援護になればとの気持ち。



空港施設を利用するだけでも賑わいになるだろうと、昨日(2月1日)行ったら、搭乗者も大勢、家族連れの見学者も多かった。



丁度、中国・ハルビンからの中国南方航空によるチャーター第一便(151人搭乗)が到着し、県非公認ゆるキャラの「ねば〜る君」や、いばらきスカイガイドが納豆菓子などを配って旅行客を歓迎した。


「ねば〜る君」天井まで体を伸ばすパフォーマンスを披露。

県によると、ハルビンからのチャーター便は3月22日までの毎週日曜日に運航される。

スカイマークの搭乗率を上げること、チャーター便の乗り入れ、航空貨物のチャーター便の運航など、県の担当者は頭を捻っているであろうが、ありとあらゆる努力を重ね、現状維持以上となることを願う。
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