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「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

ル・トン @常陸大宮市鷲子830-1

2011年06月15日 11時46分12秒 | カフェ・喫茶
ル・トン @常陸大宮市鷲子830-1




「蝸牛文庫」での講演会の前に「ル・トン 」(常陸大宮市鷲子830-1)に立ち寄り食事をした。

先ずは、約30年前頃の昔の話から。
水戸市南町にはダイエーやサントピアを始め多くの専門店が軒を連ねていた
銀杏坂で「フジデスク」もジャズやロックのマニアックなレコード店で人気を博していた。
店長の木村さんは音楽が好きなのは当然として、時計(柱時計・腕時計・懐中時計)・カメラ・ガラス器・陶器(特にコーヒーカップ、蕎麦猪口、人形)真空管式のアンプやスピーカー等々、収集に関しても並はずれた情熱を示した。
商売人には良き時代と云う、背景もあったでしょう。



とにかく、それらを並べて眺めたい。
自宅では並べきれないほどの量となってしまったのだ。
好みの真空管のアンプやスピーカでジャズを最大限の音量で楽しみたい。
街中では、大音量は出せません。

店を閉め夢を実現することにした。

数年間は適当な場所探しに費やし、栃木県との県境に近い美和村に敷地を見つけ、展示室・居室・ガレージを建設した。
木村さんは車のマニアでもある。

同好の士と喜びを共有したい。
との念で、コーヒー店を営業することにした。
気楽に立ち寄れる「場」をと考えたが「こんな所まで来る、もの好きの客は居ないだろう」とも思ったらしい。
家族を水戸に残し、単身で移住。

開店すると、コレクター仲間が遠方から訪れる。
ゴルフの帰りの人達が立ち寄る。


僻地に出来た洒落た店は噂を呼び、国道293号の隠れ家となった。



店内は時計とカメラ、時計などで埋め尽くされているが、どれも実働する品ばかり。

久し振りに訪れたら「先週、T・Tさんが見えました」とのこと。
そんな話をしていたら水戸の友人T・Sさん夫妻が入ってきたのにはビックリ!
「那須の御用邸が一般開放になったので見学してきた」とのことだ。
ここに来ると、誰かに出会う。世間って、本当に狭いですね。

カレーライスのセット(スープ、サラダ、カレーライス、コーヒー)を注文。



新玉ねぎのスープは絶品、レストラン以上の味だ。



カレーはスープカレー風で独特のスパイスが十何種類。
甘さの中からじんわりと辛さが効いてくる。
仕込にかなり時間をかけるらしい。
ハヤシライスのセットもあります。

那須方面への行き帰り、暫しの休憩に最適のオアシス。
ル・トンは道の駅「北斗星」から車で数分の距離。

[住所] 茨城県常陸大宮市鷲子830-1
[TEL] 0295-58-2323
[営業時間] 11:00~19:00
[定休日] 水曜日 (祝日の場合は翌日)

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