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新羅「南澗寺の古瓦」

2022年11月16日 22時41分31秒 | 骨董・古美術
新羅「南澗寺の古瓦」
子供のころから古物が好きで、欠けて誰も見向きもしないものに感心する。
生まれながらに臍の向きが違ったようだ。
勉強はそっちのけで、縄文土器の破片や鏃などを畑で拾い集め。
長じては古瓦や塼や塼仏が好きになった。



押し入れの中から50年前頃に買った古瓦が出てきた。
朝鮮の瓦で明らかに百済ではない。
新羅時代と見当は付けていたが、どの寺なのかは分からなかった。



県立図書館に行ったついでに「朝鮮の古瓦の資料がないか」と頼んだら北九州市歴史博物館が発行した『図録 新羅の古瓦塼』を探してくれた。





家に戻って瓦と図録を引き当てて居たら、同類のものを見つけた。
慶州の南澗寺の古瓦だった。





よく探しだしたと自分で感心した。
古瓦の中では出来の良いものではないが、調べてみた甲斐があった。



これまでの古瓦を買った中で、好きなのは「南滋賀廃寺」「崇福寺跡出土」と言われる白鳳時代の古瓦。
残念ながら、今は手元にない。





日本の古瓦には2系統ある。
どちらも素晴らしいものだ。
このような古瓦を手元に置いて眺めていたい。
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