山翠の鮟鱇鍋@ 水戸市泉町2-2-40
魚屋の店先に吊るし切りされた鮟鱇の骨が寒風に揺らいでいる。
は冬の水戸の風物詩だった。
ぐにゃぐにゃした魚体を裁くにはまな板では無理で、口から大量の水を注ぎこみ安定させて吊るし切りすると、骨だけが残るのだ。
友人から「鮟鱇でも食べましょう」とのお誘いで水戸市泉町の「山翠」に。
この店の看板に「元祖」の文字があるが、確かに「鍋」で食べさせるようにしたのはこの店が初めてかもしれない。
それまでは「釜めし」が売り物の店だったが、いつの間にか見事に変身した。
暫くぶりに訪ねたら、内装などが変わって今風になっていた。
訊くと10年前に改装したとのこと。
日曜日とあって、観光客も多い感じで、ほぼ満席。
外来のお客さんに、このような店の存在は重要で、店主の努力に感謝
川又南岳さんの、書作品が沢山飾られている。
川又さんの作品は通常の書家の作品とは異なり、読める字を書いてくれていることが有難い。
読めない字を書かれても、意味が通じなければ価値がない。
床の間には小澤理史さんの作品が、
俗に「鮟鱇の七つ道具」と言って可食部分の肉・肝・水袋(胃)・ぬの(卵巣)・えら・ひれ・皮をいう。
骨以外、捨てるところがないむだのない魚といわれる。
身や野菜を食べたたとは定番の雑炊に。
●茨城と福島の県境では「どぶ汁」と称して、肝を乾煎りして部位を投入し水を加えず、身から出た水分で鍋にする船頭料理が主流。
水戸近辺では「供酢}(トモズ)と言って部位を湯がいて、肝を乾煎りし、味噌と酢を混ぜた祖、酢味噌を付けて食するの普通だ。
近年、{鍋」にする食べ方が広まって、「供酢}を供する魚屋も少なくなった。
何れにしても、鮟鱇も高価となって、口にする機会が少なくなった。
魚屋の店先に吊るし切りされた鮟鱇の骨が寒風に揺らいでいる。
は冬の水戸の風物詩だった。
ぐにゃぐにゃした魚体を裁くにはまな板では無理で、口から大量の水を注ぎこみ安定させて吊るし切りすると、骨だけが残るのだ。
友人から「鮟鱇でも食べましょう」とのお誘いで水戸市泉町の「山翠」に。
この店の看板に「元祖」の文字があるが、確かに「鍋」で食べさせるようにしたのはこの店が初めてかもしれない。
それまでは「釜めし」が売り物の店だったが、いつの間にか見事に変身した。
暫くぶりに訪ねたら、内装などが変わって今風になっていた。
訊くと10年前に改装したとのこと。
日曜日とあって、観光客も多い感じで、ほぼ満席。
外来のお客さんに、このような店の存在は重要で、店主の努力に感謝
川又南岳さんの、書作品が沢山飾られている。
川又さんの作品は通常の書家の作品とは異なり、読める字を書いてくれていることが有難い。
読めない字を書かれても、意味が通じなければ価値がない。
床の間には小澤理史さんの作品が、
俗に「鮟鱇の七つ道具」と言って可食部分の肉・肝・水袋(胃)・ぬの(卵巣)・えら・ひれ・皮をいう。
骨以外、捨てるところがないむだのない魚といわれる。
身や野菜を食べたたとは定番の雑炊に。
●茨城と福島の県境では「どぶ汁」と称して、肝を乾煎りして部位を投入し水を加えず、身から出た水分で鍋にする船頭料理が主流。
水戸近辺では「供酢}(トモズ)と言って部位を湯がいて、肝を乾煎りし、味噌と酢を混ぜた祖、酢味噌を付けて食するの普通だ。
近年、{鍋」にする食べ方が広まって、「供酢}を供する魚屋も少なくなった。
何れにしても、鮟鱇も高価となって、口にする機会が少なくなった。