龍子公園@大田区中央4-2-1
近代日本画の巨匠と称される川端龍子(1885-1966)の旧宅とアトリエを当時のまま保存した大田区立の記念公園。
道路を挟んで「龍子記念館」が在る。
爆撃の難をのがれたアトリエ。
採光にこだわった60畳もの広さがあるアトリエは1938年に建てられ、旧宅は戦後1948~54年に建造された。
龍子自らが設計した、旧宅とアトリエと取り囲む庭は石畳と石塔が植え込みに配されており、細部に至るまで画家の生活への美意識が感じられる
この時代の文人や・芸術家に共通する感性があり、憧れの世界。
彫刻家・後藤清一さんのアトリエと庭も規模は小さかったが、通じるものが有った。
伊豆石や太い孟宗竹なども多用されている。
持仏堂
龍子が蔵した「十一面観音」「毘沙門天」「不動明王」の立像が納められていた。
仏教への信仰心を戦後強めた龍子は、ここで毎朝・毎夕の礼拝を欠かさなかった。現在は「東京国立博物館」に寄託。
《十一面観音菩薩立像》奈良時代(8世紀)
大田区(東京国立博物館寄託)
持仏堂での龍子
近代日本画の巨匠と称される川端龍子(1885-1966)の旧宅とアトリエを当時のまま保存した大田区立の記念公園。
道路を挟んで「龍子記念館」が在る。
爆撃の難をのがれたアトリエ。
採光にこだわった60畳もの広さがあるアトリエは1938年に建てられ、旧宅は戦後1948~54年に建造された。
龍子自らが設計した、旧宅とアトリエと取り囲む庭は石畳と石塔が植え込みに配されており、細部に至るまで画家の生活への美意識が感じられる
この時代の文人や・芸術家に共通する感性があり、憧れの世界。
彫刻家・後藤清一さんのアトリエと庭も規模は小さかったが、通じるものが有った。
伊豆石や太い孟宗竹なども多用されている。
持仏堂
龍子が蔵した「十一面観音」「毘沙門天」「不動明王」の立像が納められていた。
仏教への信仰心を戦後強めた龍子は、ここで毎朝・毎夕の礼拝を欠かさなかった。現在は「東京国立博物館」に寄託。
《十一面観音菩薩立像》奈良時代(8世紀)
大田区(東京国立博物館寄託)
持仏堂での龍子