「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

大森多喜雄が写した昭和45(1970)年の水戸市南町3丁目・南側

2020年10月08日 13時36分09秒 | 水戸今と昔
大森多喜雄が写した昭和45(1970)年の水戸市南町3丁目・南側



角が丸くて大型のガラスの岡崎家具店は南町2丁目。
この脇の南北に貫くのが「旧「大坂町」は江戸時代の幹線道路。



紳士服のエビサワ。
その後、ビルとなったが、軽井沢の「茜屋珈琲店」が入居した時は当時の水戸には衝撃的だった。
隣の洋品店「カトウ」。
カバンの老舗「竹脇カバン店」
現在は、両方の敷地に竹脇カバン店のビルが建つ。

横須賀履物店は5階建てのビルになった。
横須賀さんが家主の貸しビル、現在1階は保険屋さん。





「水戸の梅」などでお馴染み「井熊総本家」
何故か昨年から営業を停止している。
三浦の文具は健在です。



万年筆の「天下堂」ここは早めに貸しビル業に。
高校生の頃に通った懐かしい店です。



橋本荒物店と隣のビルは解体されて、今は駐車場。

新井金物店も立て直されて、貸しビル。



小林肉店は貸しビルに、早めに貸しビル業に転換した。
イワマ洋服店は近年廃業。
隣の紳士服の「こくふだ」、ビルとなりましたが元気に営業しています。



靴店「ミハシ」は泉町の呉服の店から始まって靴屋も、あちこちに支店も在って大繁盛でした。
ここには現在、別の呉服店。
カワカミ化粧品店。ここは今何だっけ?



文具の浦井は廃業。
「コロンビアクリーニング店」は反対側に移転。



栗原写真館はビルになって、スタジオは上部の階に。



総合衣料「十字屋」。
所に本店を持つ大型店でした。其の後「リードビル」としてショッピングセンターの世になるも廃業。
現在は駐車場。



佐久間漆器店、水戸藩時代からの老舗。
その後「高山ビル」となったが、ほとんど入居者がないまま。



坂場化粧品店。
坂場銃砲店。
親戚だったようです。
其の後石川時計店になって、現在は魚屋とレストラン。
アメリカ屋靴店。

脇の通路の小野瀬さんが地主。
現在何軒かが入居する貸しビル。
其の後石川時計店になって、現在は魚屋とレストラン。





鍋辰酒店。
新築されて、現在はセブンイレブン。

●大森多喜雄さんは姉の嫁ぎ先の会社を手伝い、定年退職後は撮影三昧、水戸市内や県内の各地を旅した。
アマチュアカメラマンではあったが、現像から引き延ばしの全てを行い、プロカメラマン以上の腕前だった。
このアルバムは縦41.5㎝横33㎝と大判で、見開きとして使用している部分もある。
現像・プリントの全ての作業を自宅の暗室で行った。
モノクロプリントはマット調なので落ち着きのある画面。
淡々とありのままに撮影されている。
約50年前の水戸市の姿、かなりの部分が変わった。
空き地や駐車場になってしまうと、以前は何が在ったかも思い出せない。
今となっては貴重な資料だ。
多くの方々に見て頂く機会が有ればと考えている。

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