「西の谷緑地公園」を美しく!

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「奈良大和四寺のみほとけ」展@東京国立博物館・ 本館 11室

2019年08月07日 19時06分44秒 | 博物館
「奈良大和四寺のみほとけ」展@東京国立博物館・ 本館 11室
6月18日~ 9月23日







十一面観音菩薩像の中で「女人高野」として知られる室生寺の観音像は、多くの十一面観音の中でもこの仏像は特に有名。

この像を含め、奈良県北東部に所在する岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺は、いずれも7〜8世紀に創建された古刹で、きわめて魅力に富んだ仏像が伝えられている。

東京国立博物館・ 本館 11室 で「奈良大和四寺のみほとけ」として国宝4件、重要文化財9件を含む名品を展示中。

特別の展示にも関わらず、通常の観覧料のみで拝観できるのは嬉しい。



国宝 十一面観音菩薩立像 平安時代・9~10世紀 奈良・室生寺蔵



国宝 釈迦如来坐像 平安時代・9世紀 奈良・室生寺蔵



岡寺を開いたと伝えられる「義淵僧正坐像」(国宝)奈良時代・8世紀



「岡寺の天人文 塼」(重要文化財)

南法華寺の「鳳凰文 塼」と対ではと思える、大きさと厚さ。
1辺約39cm 厚約8cm、飛鳥時代(7世紀後半)、奈良県高市郡明日香村岡出土。


●2014年7月4日から8月24日まで、「東日本大震災復興祈念特別展」として仙台市博物館において「奈良・国宝 室生寺の仏たち」展が開催された。

国宝の十一面観音菩薩立像、釈迦如来坐像、重要文化財の薬師如来立像、地蔵菩薩立像、文殊菩薩立像、十二神将立像など、仏教彫刻や仏画などの仏教美術93点を展示。
室生寺の宝物がこれ程に出開帳することは稀だろうし、間近な距離で光背を取り除いた状態は金堂の中で観る以上の体験で、今をもってしても思い出が深い。
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