「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

「G-Windsコンサート」@「みと・まち・情報館」水戸市南町2丁目

2017年06月02日 18時54分22秒 | イベント
「G-Windsコンサート」@「みと・まち・情報館」水戸市南町2丁目






6月2日(金)水戸市南町2丁目の水戸 証券ビル1階ロビーを会場に、第2回みと・まち・音楽会「G-Windsコンサート」が開催された。

作詞・作曲・唄:「G-Winds」(えのきどまゆみ)
編曲・ギター他:;榎戸源彦。








「G-Winds」は桜川市を中心に音楽活動をしている榎戸真弓(えのきどまゆみ)さんのグループ名。
息子の;榎戸源彦さんは東京都世田谷在住で、編曲・編曲・ギター・トラックメイキングを仕事としている。

そんなお二人がユニットを組んで親子共演、と言う素晴らしいコンサート。
定員50名の会場は開演までの満席だった。

入場者に「オリジナル曲の歌詞集」も配られた。

この母にして、この子あり。
素晴らしい親子ユニット、歌詞も唄も優しさあふれる演奏は心が洗われる、ひと時だった。

当日配布された資料を撮影しました。



●榎戸さんは小学校の教員として33年間勤務され、その間か、或いは退職後か作詞・作曲を自らされて多くの楽曲を作られた。
音楽CD付「うたの絵本ほたるさん」(文芸社2001年刊)も発行されている。


西成田 育男 展・更地@シロタ画廊

2017年06月02日 06時30分30秒 | 美術展
西成田 育男 展・更地@シロタ画廊
2017年5月22日~6月3日





銀座の松坂屋跡地に「ギンザシックス(GINZA SIX)」が4月20日にオープンして賑わう6丁目は、道路まで付け替えられ、街の風景が一変した。

隣の7丁目の「シロタ画廊」は1966年に創業した現代アートを取り扱うギャラリー。開業して半世紀、同画廊で開催された展覧会は国内外の近代・現代美術を物語る記録でもある。

明日(6月3日)まで同画廊で「西成田 育男 展・更地」が開催されている。

薄手の麻の生成りのキャンバスは透けて見えるほどに薄い。
地塗りされてないキャンバスに雲母や顔料などを幾重にも塗り重ねてある。

複雑で多様な色が重なっているが、具体的な形が描かれているわけではない。
東関東大震災以後、暫く絵筆をとれなかった状態から生まれた「更地」シリーズは復興・再生への願いが込められているのかも。



会場を訪れた野沢二郎.さんと、西成田さん(5月26日)

サブタイトルが作品ごとに変り、色合いも変化する。




「更地・陽炎」



「更地・雨後」



「更地・夏暮」

技法的なことは分からないが、和紙や雲母なども使われているようだ。



確りと目を凝らしてみると複雑な画面だ。

今回は金箔も使用されたようで、画面にメリハリが効いている。

静謐な画面から力強さが湧きあがってくる感もある。


西成田さんはグラフィックデザイナー・アートディレクターとして活躍しながら創作活動に励み、年間に数回の個展を開いていることに対し尊敬の念は大きい。

デザインの仕事と創作活動が表裏一体となって相互に影響しているのだろうが、継続することには多大な気力・労力が必要だ。

それらを乗り越え「続けることしかない」との信念で新たな道を模索し続ける西成田さんに拍手だ。