「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

『オフェーリア』 サー・ジョン・エヴァレット・ミレー作。

2012年07月18日 23時26分53秒 | 人と作品

『オフェーリア』 サー・ジョン・エヴァレット・ミレー作。


ophelia1.jpg

テレビ番組「極上美の饗宴」で『オフェーリア』を観た。
サー・ジョン・エヴァレット・ミレー(Sir John Everett Millais, 1829- 1896)は19世紀のイギリスの画家でラファエル前派の一員に数えられる。

ヴィクトリア朝の最高傑作と名高いこの作品は、1862年のロイヤル・アカデミー展に出品したもので、シェイクスピアの『ハムレット』のヒロインを題材にしたものである。川の流れに仰向けに浮かぶ少女のモデルは、後にロセッティの妻となるエリザベス・シダル。
明治期の日本の作家や画家にも影響を与え、ロンドンに留学中だった夏目漱石は『草枕』の中で温泉宿に逗留中の主人公の画家の言葉をかりてこの作品について述べている。