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「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

ホタルが沢山飛び交った@西の谷

2016年06月12日 07時30分14秒 | 西の谷緑地公園
ホタルが沢山飛び交った@西の谷



6月11日(土)「千波湖環境学習会」による“千波湖周辺に生息するホタルを鑑賞しよう”が開かれた。
申込制で定員150名だったが、父兄を含めると総勢300名位。



西の谷の広場に本部のテントが張られた。



係員の説明を聞きながら園内を移動。
ここ数日、蛍の姿を見なかったが、鑑賞会の開催を知っていたのか10匹位が飛び交っていた。



この様な青色ですが、参加者が付けた蛍光リング。
ホタルは三脚を据えシャッターを開放にしないと撮影できません。

昨年より上流まで、新たに作られた岩場の辺りの上まで、幻想的に漂って。
子供達は大喜びだった。


この時期飛ぶのは「源氏ホタル」大型で怒りが強い。
もう少し遅れた時期から「平家ホタル」小型で光は弱い。

水が綺麗なこと。
「源氏ホタル」は餌となる「蜷」が生息していること。

一昨年、放流した蛍が自然に再生されているとのことだ。
草刈りなどが、なされないと繁殖は難しいらしい。

ホタルの繁殖は自然環境に比例する。
適度に手が加えられることが大切。
最近は、河原や里山の手入れがされていない。

桜山の脇の「紅葉谷」でもホタルの放流が行われたが、そちらより、西の谷の条件は良いとのことだ。

「蛍の鑑賞会」は大盛況のうちに終了したが、蛍は8月頃まで毎日飛び交う。

懐中電灯持参で夜8時頃、西の谷にお出かけください。


水戸桜川千本桜プロジェクト」の総会

2016年06月10日 17時53分43秒 | 西の谷緑地公園
水戸桜川千本桜プロジェクト」の総会




6月4日10:00~12:00まで三の丸の水戸生涯学習センター中講義室で、「水戸桜川千本桜プロジェクト」(代表・稲葉寿郎)の総会が開かれた。

同会の目的は「水戸市民の誇り、徳川光圀公および水戸徳川家ゆかりの桜川に、史実にもとづいた桜の復興あらたな桜並木・公園を創造し、偕楽園公園に続く、桜川一帯の公園整備により、市民の愛する景観・空間を創出し、世界一の都市公園を形成することを目的とする」と云う壮大なもの。

この趣旨に賛同し、設立時から会員になった。
会員と言って年会費が2000円、多くの方の賛同を得てより広がって欲しいと思っている。




司会は事務局担当の田山善堂さん。



会計・活動報告、予算案・活動計画は無事承認された。



昨年度大活躍のユースチームからも活動報告。
この会は稲葉さんの人柄に因るのだろう、若者から高齢者まで幅広い。



「水戸の桜と景観」については代表の稲葉寿郎さんの講演。



江戸前期の光圀公時代の城中の桜・神崎寺の桜・丸山の早桜・緑岡の遅桜。



幕末の「神崎八景」・「千波湖八景」。
総会後は、桜マエストロ坂野さんが今年の桜の撮り下ろしムービーで「茨城一本桜」を紹介。

総会は無事終了したが、これから桜は育苗・採取の季節となる。
秋には植栽と途切れはない。

かなりの部分を稲葉代表が行っているのが現状。
ユースチームの若さとパワーもあるが、代表の大活躍によって進んでいることに感謝。

蛍の鑑賞会@西の谷

2016年06月08日 13時37分10秒 | 西の谷緑地公園
蛍の鑑賞会@西の谷



ホタル観賞会のため、西の谷の草刈りが完了した。

西の谷に蛍の放流が始まって3年目、昨年は6月~8月にかけての夕暮れ、蛍の飛び交う姿が見られた。

今年も飛び始めたとの情報はあるが、確認していない。
日没後30分頃から飛び始めると云うから、7時30分頃を目安に出かけるが良さそうだ。特に、湿度が高い時に飛ぶ確率が高いらしい。


蛍のためには暗い方がいいのか、一部の街路灯が消されている。
西の谷の暗闇は懐中電灯が無いと不安だ。お忘れなく持参して下さい。

ゲンジボタルは大きく明るいから発見が容易だが、ヘイケボタルは光りも弱く、水面の際で点滅しているから見つけづらい。







蛍の観られるポイントは、池の脇の四阿の近辺。
奥に向かって右側の流れのあたり。


「千波湖環境学習会」の主催する鑑賞会が開かれる。

6月11日(土)★ 千波湖周辺に生息するホタルを鑑賞しよう。
7月23日(土)★ 西の谷に生息する夜の昆虫を調べよう。



昨年6月13日(土)に開催された時の様子。

本日の竹の子伐り約150本@西の谷

2016年04月25日 15時45分24秒 | 西の谷緑地公園
本日の竹の子伐り約150本@西の谷




昨年、公園協会が「西の谷」の竹林のかなりの部分を間伐し、朽ちた竹を運び出したので見通しが良くなった。
竹林の美しさも手入れ次第でこれからも継続して戴きたいと思う。
斜面の竹林の所有者が水戸市の部分はきれいになったが、県有地と神崎寺が所有に関しては荒れ果てている。
全体的に手が届けばいいのにと願っている。

桜も早かったが、今年の植物の開花が例年より早く、竹の子も速い。
2~3日気を抜くとあっという間に成長する。
そろそろと思っていたら、かなり伸びてしまった。



今日から1周間位、竹の子伐りをすることに。
結構の斜面だから、足元にも気を遣う。

鋸で切るのが簡単で、以前、鉈を使って指先を切ってしまったこともあるので、注意して作業をする。

90分かけて、約150本位を伐った。

切り口からの密を求めて、何処からかハエが沢山たかってくる。



林間にオドリコソウの群生や。






マムシ草?或いはウラシマ草?等も群生した場所が有ったりする。

ここしばらく、雨さえ降らなければ竹の子伐りの日々だが、いろいろの草花に出会うのも楽しみだ。



西の谷に昨年植えられた西洋石楠花が見頃だ。

2016年04月17日 07時49分52秒 | 西の谷緑地公園
西洋石楠花@西の谷緑地





西の谷に昨年植えられた西洋石楠花が見頃だ。
派手で大きな花に特徴がある。




『シャクナゲ (石楠花、石南花) は、ツツジ科ツツジ属 (Rhododendron) 無鱗片シャクナゲ亜属、無鱗片シャクナゲ節の総称。』(ウィキペディア)



ヤマブキも花盛り。
『ヤマブキ(山吹、棣棠、学名:Kerria japonica)はバラ科ヤマブキ属(本種のみの一属一種)の落葉低木。黄色の花をつける。』(ウィキペディア)




薬草園に新たな苗が植えられた。何だろう、楽しみだ。




昨年のこぼれ種?薬草園に自生したのか?






山桜の開花の時期はマチマチ。
近寄ってみると綺麗です。
桜は山桜に限る!とも思える。

梅祭りの準備が整いました @西の谷緑地

2016年02月08日 20時02分23秒 | 西の谷緑地公園
梅祭りの準備が整いました @西の谷緑地



水戸の梅祭りは2月20日(土)に開幕、と云う事になっている。
暖冬の影響で、かなりの樹木が花を咲かせている。
開花が年々早まる傾向と、3月末には桜が咲き出すのを考慮すれば、1週間早めて開幕してはと提言するが、観光協会は従来のままだ。



西の谷の紅梅・白梅・枝垂れ梅、何れも花盛りです。



竹林の間伐と、倒れた竹を運び出して、すっきりとした。







昨年新設された「水戸藩にまつわる薬草園」の拡張工事が進展中。
面積が広がったので、維持管理が重要になったが、「水戸藩にまつわる薬草園・友の会」が4月から活動を始めるらしい。
この場所に薬草園が似合うのか?疑問は残るが始まった事なので、良い結果であることを願う。
土盛りした土地だから水持ちが悪い。
散水設備を考えないと、昨年の例を見ても草花の維持は難しい。



雑草も刈り取られ、竹林も整い、薬草園の敷地も整地された。
水戸を訪ねて下さる方々を迎える準備が整いました。

水戸が梅の時期ばかりでなく、公園都市・花の街として四季折々の花々が楽しめる街であることが大切。

日本の景観に「松」は必要不可欠だが、残念なことに松くい虫の被害で多くの松が枯れてしまった。
水戸市内の公園や緑地に松が植えられることを併せて願う。

藍や数珠玉などを収穫@西の谷公園

2015年10月14日 05時45分29秒 | 西の谷緑地公園
藍や数珠玉などを収穫@西の谷公園



「水戸藩にまつわる薬草園の会」による薬草の収穫祭が10月10日(土)10:00~西の谷公園で50名位が参加して行われた。
水戸植物公園の西川綾子園長の解説や指導の下、薬草などを収穫した。




タデ科の植物で藍染めの原料。
茎から刈り取ったが、藍染めの原料になるのは葉だけ。



数珠玉
リウマチや 神経痛 、肩こり等に効く。
種子を皮付きのまま砕いてハトムギの代用にする 。
ハトムギと似てはいるが、別らしい。   



既に収穫され乾燥した紅花。
赤に染める原料だが、血行促進作用がある生薬としてしても利用される。
「紅花油」として食用にもなる。山形県の特産品で県の花。



ヱビス草
黄色の小花を咲かせ、サヤに実を付ける。
もう少し実が入り、サヤが枯れてから収穫。
種子を決明子(けつめいし)といい、漢方の生薬の一つ。
便秘や排尿障害・高脂血症・高血圧などの生活習慣病の予防や改善に効果があるとされ、健康茶の一つ。どくだみ・はとむぎなどと混合して売られていることもある。

フジバカマ
秋の七草:の1つで利尿剤として使われる。
生草のままでは無香だが、乾燥すると桜餅の葉のような芳香を放つ。
バジル
生のままピザやスパゲッティー等に使用されるが、気温が下がって葉に勢いがないので刈り取って乾燥させ、スパイスとして使用。



この日は大屋石を組んだ石窯が作られ、ピザが焼かれて振る舞われた。
収穫されたバジルも使用された。



新たに、設置された掲示板には薬草の写真や効能が書かれている。
(全てではなく、3種類)



既に収穫されたアカザの杖造りや薬草茶作りなども、計画されているようだ。

これから先、1月~3月頃には整地や客土も計画されているようだが、一年を通して息の長い薬草園造りに取り組んでい戴きたい。

西の谷は埋めたて地で、水持ちが悪い。
草花を植えるには水やりが大切だ。
薬草園の永続には散水栓を設置することが必要で、早急に実現を願う。


薬草園の収穫祭@西の谷

2015年10月08日 23時04分31秒 | 西の谷緑地公園
薬草園の収穫祭@西の谷
10月10日(土)10:00~




千波公園西の谷の一画に8種類458株の薬草が「水戸藩にまつわる薬草園の会」により試験的に植えられ、この夏の記録的な暑さにより不作となった品種もあるが、ハトムギ・アイなどが収穫できる運びとなった。



(2015年8月6日(木)『いばらき新聞』)
「よみがえれ薬草園」
 
「水戸藩にまつわる薬草園の会」は自然と人間の関わり考え「救民妙薬」の精神を培い、自然保護と歴史と伝統を継承することを目的として発足した。
「水戸藩にまつわる薬草」は水戸市植物園にも植えられているが、より多くの人達に知ってもらい利用してもらうため、西の谷の一画に植えられた。

10月10日(土)に収穫祭なるセレモニーが開かれるらしい。



薬草園の脇に植物名などを掲示板の設置工事が行われていた。
完成するとどの様な表示がなされるのだろうか?
楽しみだ!

会も発足し、新聞記事となる何度かの“セレモニー”によって「西の谷」に対する関心が増えたのは嬉しい。

水戸市公園協会や商工会議所会議所なども予算を組んで事業の継続を考えているようだ。

今必要なのは何かと云えば。
①照明設備
京成百貨店側から木の階段の辺りの照明が極端に少ない。
陽が落ちてから、真っ暗になってしまい安全性に問題がある。
電線の近下埋設は経費がかかるだろうから、電柱による配線でも良いから、早急に増設してもらいたい。
②散水設備
駐車場わきにはトイレと水場があるが、奥の薬草園の一帯には給水設備がない。
「飲み水」のためでなく、植物のための散水設備がないと、夏場の乾燥に耐えられず草花が枯れてしまう。水栓の設置が絶対必要だ。
③案内板の設置
京成側・神崎寺の脇・常磐線の線路近く千波湖方面などに「歩行者用の道路案内板」が欲しい。
歩行者が大工町・泉町などから偕楽園や千波湖に抜ける最短のルート。
④通常の草刈りなどの手入れ
偕楽園や千波公園など、茨城県管理の公園部分は常時管理の人手が入って綺麗に管理されている。
水戸市の管理による、逆川や西の谷は年に数度、何かのイベントの直前だけ。しかも、部分的で全体になされない。
今回も、薬草園の周りだけで、木の階段の傾斜地などは伸び放題になっている。

何かのイベントは存在を知らしめるは効果的だが、通常の手入れが肝心。
手入れが出来ない植栽や設備はしないことだろう。
これらは国道・県道・市道などに象徴される。
管理が行き届いてこそ美しい庭園に成りうる、管理がされなければただのボサヤブだ。


彼岸花@西の谷

2015年09月20日 11時51分10秒 | 西の谷緑地公園
秋の彼岸の頃







今日20日は秋の彼岸の入り。
花は季節を知って、確実にその時期に咲くのは不思議なくらい、数年前に植えた西の谷の「彼岸花」が見頃だ。
そのまま見ればいいのに、刈り取る人の気持ちは理解できない。





ホトトギスは毎年、どんどんと増える。
この花の見頃は長い。



秋海棠は茎が弱いので雑草に紛れると育ちが悪い。

朝のうちに墓参りをすませたが、帰途の「伊勢屋」でお彼岸団子を買おうとしたが、日曜のせいか休み。
商店街の日曜休業が一般化してしまった。

水戸芸術館広場の「あおぞらクラフトいち」には大勢のお客さんが集まった。
連休となると、イベントに出かける人が多く、商店街は閑古鳥が鳴く。

第4回32CAMP(ミートゥキャンプ)@西の谷緑地

2015年08月31日 06時21分45秒 | 西の谷緑地公園
第4回32CAMP(ミートゥキャンプ)@西の谷緑地





8月29日(土)・30(日)に西の谷で第4回の「32キャンプ」が開催された。
8月末、各地で多彩な催事が行われた中、街中とは言え分かりづらい場所、しかも、小雨がぱらつく天候にも関わらず、それなりの参加者が有って賑わった。



竹を骨組みにし、鯉幟をつなぎ合わせたスタードーム



幾つかのライブステージ、



「トークセッション」「てつがくキャンプ」と云った対話の・討論の場、「シネマサーカス」の映写会等もあった。



茨大生による「紙芝居」、



里山を守るNPO環のペレット利用のアート体験。



DJ



芝生の上にシートを敷いて「朝ヨガ」、



宿泊しての朝食



テントエリアでテント内での宿泊。

その他にも多くのプログラムが用意されていた。
単発の打ち上げ花火なら、出来ないことはない。
継続することによってさらに大きな力となる。
主催された「MeToo推進室」とボランテアの皆様に感謝。
来年も更にパワーアップして開催されんことを。

32CAMP(ミートゥキャンプ)@西の谷公園

2015年08月29日 09時16分38秒 | 西の谷緑地公園
32CAMP(ミートゥキャンプ)@西の谷公園
2015年8月29日(土)・30(日)



2012年から始まった32CAMP(ミートゥキャンプ)が4回目を迎える。
主催者は『都市公園に宿泊するという非日常的な体験と、様々な「対話」と「体験」の場を提供することで、訪れた人が自分の今いる環境を見つめ直し、新たな視点を発見し、アクションを起こすきっかけとなれればと考えています。』
と云う通り、一味違ったイベントが継続しているのは嬉しいことだ。




(ボランテアによる会場作りが進んでいます)

運営の「MeToo推進室」とサポートするボランテアスタッフの皆様に敬意を表したい。
西の谷の自然環境に関心を持つ一人として、イベントによって西の谷の存在が知られる機会となるのもありがたい。

しかし、「西の谷緑地」(公園とも呼ばれているが)は東西が狭く南北に細長い谷合で、日当たりも悪く、あまりいい環境ではないが手つかずの自然が残されている。それらに、若干の手を入れながら維持して行くのがまっとうな道だ。

新市民会館の補助駐車場や子供のプレイランドなどにと提言する人がいるが、現地を見てない「たわごと」にしか思えない。

市街地から偕楽園・千波湖に通じるアクセス路として最適なだけに、その存在を知らしめる標識や案内の設置、街路灯の充実による安全の確保が大切。
常時の草刈りによる通路の安全保持も重要だ。

流れに石などを配した景観の向上と蛍の棲める自然環境を作る工事が進行中だが、以後のメンテナンスが大切なことは言を俟たない。

飲食の屋台と、多くのイベントが用意されて、楽しむ仕掛けは充分だが、急激に涼しくなり、雨もちらつく天候も気になる。
毎回テーマが定められるが、今年のテーマは『ブレイク』
どの様なことが話し合われるのだろうか。

多くの人の参加により「西の谷」の認知と理解が深まる機会と期待している。

西の谷からの便り

2015年08月23日 18時31分37秒 | 西の谷緑地公園
西の谷からの便り



今週末に32CAMP(ミートゥキャンプ)と云う催事が西の谷で開催される。
2011年3月の東日本大震災をきっかけに、原発や生活さらに街について考える場として2012年にスタートした。

「宿泊する」というのがみそで、飲食や雑貨の屋台やBBQ・アコーステックライブ・料理体験・映画会・ヘッドセットを付けてのダンス・トークショウ等々多彩な内容で迷うほど。

西の谷の緑地が会場だから、草刈りなどの準備が必要。
暫くサボっていたから泥縄でやるには育ち過ぎた雑草の山々。



今年は京成百貨店方向からの出入り口が、民間の工事のため塞がっている。



更に、木道から降りる階段の周辺は、水戸市による草刈りが無されなかったから、始末に負えない。


降りたあたりは、薬草園としての整備が進んでいる。



アカザ:野原に自生しているが、野菜として栽培されるようになった。



数珠玉:ハトムギとしてお茶の原料。




名前は分からない。黄色い花で豆の様な実を付け始めている。



ガマズミの甘い花の香り。

後㊟

友人のNさんから「ガマズミでなく、クサギです。」とのご指摘が。
ブログのガマズミはクサギ(臭木)です。
葉をつぶすと臭いますが、花は芳香。
追羽根のような実がなります。
花も実も秋の季語で常山木とも詠みます。
 有り難う御座いました。



銀杏の実、ギンナンが大きくなってきたが、色は未だ緑。



並行した流れも石組みなど為され、公園らしくなってきた。



会場予定地は、未だ草ぼうぼう、開催日までは刈られるでしょう。


ミソハギ@西の谷緑地

2015年08月11日 07時30分22秒 | 西の谷緑地公園
ミソハギ@西の谷緑地



「水戸の黄門まつり」(8月7日から9日)は水戸の街中が一番賑わう時、と言っても過言はない。
あちこちの催事を巡り、暫くぶりの友人との出会いなど。
おのずと調子が上がって飲み過ぎた。

8月7日は立秋だったから、暦の上では秋となっている。
朝晩は、いくらか涼しさも感じる。



西の谷の池の傍の「ミソハギ」が咲いて、盛りを過ぎるくらい。
「ミソハギ」は水に浸けて禊(みそぎ)に使う萩、との意味らしい。
間もなく、月遅れのお盆。お盆の時期に咲くのでボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)などの名もある。

みそ萩や 水につければ 風の吹く  一茶



今年の夏の猛暑のせいか例年より花の時期が早いようだ。

蛍環(けいかん)整備工事@西の谷

2015年08月08日 08時11分18秒 | 西の谷緑地公園
蛍環(けいかん)整備工事@西の谷





昨夜の黄門まつりのプロローグ「花火大会」は好天に恵まれ、盛大に行われた。
会場の千波公園はもとより、水戸市内の至る所に絶好の場所があるので、人それぞれ楽しめる。
日中の暑さも和らぎ、歩きながらの鑑賞などにも都合が良かった。

千波湖に近い西の谷も鑑賞ポイントで、例年多くの人が訪れる。
奥の部分、京成百貨店から通じる木橋に近い部分の流れの改修工事が進んでいる。
昨年、西の谷に放流した蛍の幼虫が羽化して5月下旬には飛び始めた。
源氏ホタルと平家ボタルの2種が放流されたが、田んぼや湖沼に生息している平家ホタルは「里の蛍」、西の谷に適合しているのか、そのごも姿を見られる。

蛍を観ることよりもホタルが生息する自然環境の保持が重要だ。
その観点から、蛍を放流した地点の上流の流れの環境整備が進行している。



7月24日から9月30日までの工期で「蛍環(けいかん)整備工事」との看板。
流域の泥を掘り上げ、ところどころに石を配して、流れを美しく保つ工夫がなされている。





何か所かに蛍が羽化する際、上陸できる傾斜地も設けられている。



途中の木道の周辺も整備されるようだ。
水生植物を植えて観察できるようにしようとの計画かもしれない。





4月17日に水戸植物公園の西川綾子園長が選定した、ワイルドフラワーの種子を混ぜ合わせた土を水戸市公園緑地課や水戸公園協会の人達によって、芝生の一部に作られた花壇に蒔かれた。

「ワイルドフラワー&薬草園」を造成しようとの試みだ。
その成果でいくらかの花が咲いたが、理想には程遠い。

土壌改良や水の散布などの手入れが必要だが、散水の設備も無いのが現状だ。
環境整備が行われるのは喜ばしいが、全てはその後の維持管理にかかっている。

ホタル観賞会@千波公園西の谷緑地

2015年06月20日 06時03分16秒 | 西の谷緑地公園
ホタル観賞会@千波公園西の谷緑地


西の谷に放流した蛍の幼虫が羽化して飛び始めたのが5月下旬。
「蛍が飛ぶ姿」は夏の暑い日の夕方と認識していたが、結構早くからと感じた。
最近の気候の前倒し、とも関連しているのかと思う。
日没後30分頃から飛び始めると云うので、7時30分頃を目安に西の谷に出かけるが、湿度が高い時に飛ぶ確率が高いとのことだ。

薄暗くなった西の谷の暗闇で、懐中電灯を下げて蛍を待つのは切ない感じもするが、何匹かが遊泳する姿を見るのは嬉しいものだ。





6月13日(土)7時頃に行ったら、子供約200人と父兄が集まっていた。
戻ってからネットで検索しても詳しいことは分からないが「逆川を愛する会 & こどもエコクラブ」の会員らしい。
この会は2007年4月に逆川で“ホタル水路の整備、カワニナの放流、卵の放卵”などを行なった結果、翌年から発生が見られた事業で、現在まで継続されている。
昨年から始まった西の谷の放流とは別の団体のようだが、飛び始めたとの知らせで鑑賞会の開催となったようだ。

蛍の再生活動は河川の浄化のシンボルとして行われているので、鑑賞会は環境を考えることの一環で、主催者による説明が行われていた。

これだけ大勢の鑑賞者が訪れたのに数匹の蛍では、と心配したが、この夜は無風で湿度が高かったので“源氏ボタル”が何時もより多く飛来した。
池に通じる流れの水面近くにには“平家ボタル”が点滅し、観衆に応えた、の感じがした。
とはいえ、光の弱い“平家”は目を皿にしないと見えないし、“源氏”も数匹の飛来だから、全ての人が見られたかは疑問だ。
とは言え、今の時代に市街地で蛍を見たことは子供達にとって大きな体験となるだろう。