蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

5月定例運転会

2013年05月12日 | Weblog
 本日は市川蒸気鉄道クラブの5月定例運転会でした。実に正月の初運転以来の出場で、会員諸兄から「体調は大丈夫なのか」と気遣われてしまいました。体調が悪かったのは4月だけで、あとは単に都合が悪くて出られなかっただけなのですが、せっかく心配していただいたのですから、そういうことにして「なんとか生きてマス」と回答申し上げました。

 さて、上に掲げた写真は出走30分後のわがフォルテ君の姿です。なにゆえ30分でこのような姿になってしまったのかといいますと、どうも第3動輪のベアリングがグラついて動軸がロッドに押されて前後してしまったらしいからなのでした。
 フォルテの動軸は普通の蒸機のようにフレームの軸箱守に軸箱がはまっているのではなく、フレームに取り付けた底板にピロー式のベアリングをバネを介してネジ止めしているという、ちょっと変わった構造なのです。したがってどうしてもベアリングの位置が決まりにくく、衝動で前後動しやすいのです。今回はちょっとその程度がひどく、動きがぎくしゃくしていたので運転しながら「???」と思っていたところ、軌道監視していたメンバーから「第3動輪が前後しているぞ」と指摘され、確認したら本当に動いていたので「これはまずい!」とただちに入庫して検証のために火を落としたのでした。写真はまさにその状態です。

 フォルテはご承知のようにボイラーがワンタッチで外れますので、すぐに下回りの状態が上から確認できるのですが、どうやら第3動輪のベアリングの止めネジがゆるんでいるようで、ちょっとした力で僅かですが前後に動きます。これが許容範囲なのかどうか悩むところですが、いずれにせよロッドにヨロシクナイ影響を与えることは間違いありませんからそのままリタイアし、自宅で時間を取って確認することにした次第です。来月復帰できるのかどうか分かりませんが、構造上の弱点ですね。やはりフォルテは運客してエンドレスを走り回る機関車ではないようです。場合によっては今後の運用にも影響するかもしれません。

 さて、突然ヒマになったので、一転して広報係としての業務に励むことにしました。つまり走行中の列車の写真を撮るわけですが、暑いのとフォルテのことが気がかりなのとで、いまひとつ本気モードになりませんでした。
 という中で、一枚ご紹介いたしましょう。

                                       

 上の写真は写っている本人の強い要望によりアップする次第です。運転しているのは当クラブ若手のホープA山青年です。彼は中学生のときにジュニア会員として入会し、現在大学生です。20歳になると正会員になれるので、近々正会員として登録される予定です。現在はまだ後に乗っているS水師匠のもとで見習い中です。でも運転の技量はすでに十分ですから間もなく一本立ちするでしょう。若い世代が蒸機の運転者として育ってくれるのは大変心強い限りです。

 ということで、明日からフォルテの状態確認と引き続きB20の整備を行ないます。。。と思っていましたが、今週は火、水曜日に人間ドックで一泊二日の入院をしますので、仕事がその分押してしまい、結局忙しいことになりそうです。

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コメント
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