( この写真は、久しぶりに目白のJプロ前から撮影した夕日です。池袋とは反対方向の椎名町、南長崎
方向の写真です。・・・・・《 2012年3月、撮影 》 )
【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】
その21
《 漫画家アシスタントが・・・ブログを止めるのか・・・!? 》
もう書く事がありません・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・そろそろ、ここら辺でブログを終わらせるのもどうだろう・・・・・・など
と考えたりもして・・・・・・
実は、書きたい事はあっても、それを継続的に書き続けるほどのネタが無いのです。
拙ブログで書きたかった「 漫画家への夢 」をはじめ、仲間だったアシスタントたちの話、さら
に、画とは直接関係ない話まで・・・・・・もう、十分に書いてしまったわけです。
でも・・・・・・・・・
ここでブログを止めてしまうのもどうなのか・・・・・
継続的( 長編として )に書けるものではなくても、小さな出来事を毎回「 徒然なるままに・・
・・ 」紹介する程度の事は出来るかも知れず・・・・・
そこで・・・・・・・
今回の「 その21 」をこの章の最後にして、次章からは・・・・・
「 漫画家アシスタント あきらめま章 」という新章でスタートし、内容は、その日その
時の気持ちや、古い思い出話など・・・・成り行きで少しづつ書いていこうと・・・・・・( 本
来の意味でブログらしい )
話題は、過去の話と現在の話がゴチャ混ぜになったものになるかと思いますが・・・・・・・
まあ・・・・・ど~にでもなれ・・・・・と・・・・・・・口止めされたり、「 書くんじゃねェ
ぞ! 」と脅されたりした事でも書いてやれ・・・・・と・・・・・・!
実は、このブログを読んでおられる皆様のほとんどは、私が調子良くJプロ( ※参照 )で仕事をし
ながらブログを書き、その事を師匠であるJ先生( ※参照 )も認めてくれている・・・・・と、そ
う思われているかと思います。
しかし、実際には、まったくそうではありません。
J先生がこのブログへ向ける視線は、そりゃ冷たいものです!
「 まだブログなんかやってるのか! 」
「 おめィ~の本( 拙ブログ本 ※参照 )なんか途中で読むのを止めたよ! 」
などと言われる位に嫌われているのです。
最初にこのブログが本になった当時、私と師匠の関係は良かったのですが・・・・・今ではすっ
かり冷え切っております。
新章を始めるにあたって原点に戻る意味でも、嫌われた話、書くなと言われた話を書いてやろう
と・・・・・・・そんな風にも思っているわけです・・・・・・・・。
そこで、早速・・・・・・
次章「 漫画家アシスタント あきらめま章 」の「 その1 」では、ある先輩アシスタントの死( 遺
族から「 ブログに書くな 」と言われた )と、その死に私が冷淡な理由(わけ)などを書いてみ
たいと思います。
もっとも、漫画家アシスタントも最近は高齢化し、日本全国いたるところでボケたり死んだりし
ているかと思いますが・・・・・・
漫画家の死なら話題になるが、アシスタントの死では話題にもならない・・・・・・そんな話を
書いてみたいと思っているのです・・・・・
3年間、書かずに我慢してきた話です・・・・・・
「 漫画家アシスタント 諦めま章 その1 」( 6月10日頃公開 ) へつづく・・・・
★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント第9章 その20」へ戻る 】
【 ※参照 】
・Jプロ・・・・・・・・漫画家J先生の仕事場。東京目白にあり、バブル期には6~7人
のスタッフが在籍。しかし今年2012年にはスタッフ2名。連載は1誌。ちょっと淋
しい今日この頃です。
・J先生・・・・・・・・有名漫画家、1966年、23歳で売れっ子作家に。70年には週刊
連載6誌という逸話もある。2012年現在は1誌に連載中。69歳。
・拙ブログ本・・・・・・・・ブログ「漫画家アシスタント物語」。2008年4月にマガジン・
マガジン社より出版される。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お知らせ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ このブログ「漫画家アシスタント物語」が書籍化!
詳しくは・・・ 《アマゾンのネット通販》
★ 拙作、文庫本『 劇画 蟹工船 覇王の船 』も発売中!
詳しくは・・・ 《アマゾンのネット通販》
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【 各章案内 】 「第1章 改訂版」 「第2章 改訂版」 「第3章 改訂版」
「第4章 その1」 「第5章 その1」 「第6章 その1」
「第7章 その1」 「第8章 その1」 「第9章 その1」
「諦めま章 その1」 「古い話で章 その1」
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」
講師編も、もっと読みたかったと思いますが、また、時期を見てリバイバルでもいいのではないかと思います。
ネタ的には、「漫画の描き方に関する技術的な章」も、あったら興味がわきますが、人生観みたいなものも、おもしろそうだと思います。
ごった煮の話もいいと思います。
というわけで、このブログの永遠の不滅を願っています。
今まで書かなかった事を思い切って記事にするのは面白そうですが、何か問題に発展してしまわぬよう、それだけは充分お気をつけて下さい(特に人の死に関する事については・・・)。
>幸田徹夜さん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>講師編はもっと読みたかったなぁ・・
申し訳ありません。
私ももっと沢山書きたかったのですが・・・・・どうしても授業や学生
に話が関わるので、差し障りが出てきてしまうのです。
学校の宣伝でもするつもりなら書く事は可能だと思うのですが・・・
・・・・それじゃ~ちっとも楽しくないですし。
「講師編」は、これからも現在起きている事(エピソード)として、
次章の中で取り上げるつもりでいます。
ただ、集中的、連続的に書くのは、大学をクビにでもなった時かな・・・
・・・・などと思っています。
>みみさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>ネタ的には、「漫画の描き方に関する技術的な章」も、あった
>ら興味がわきますが
時々は、そんな事も書いてみたいと思っています。実際の講義で話
す様な事も紹介したいなと。
これからは、「ごった煮」でいこうと・・・・・毎回、思いつきではあっ
ても遠慮なく書かせてもらおうと。
>このブログの永遠の不滅を願っています。
ありがたいお言葉です・・・・・!
実際には、そのうち簡単に滅ぶでしょうが・・・・・「永遠」でなくても
「定年」までは頑張りたいと思っています。
>B・INABAさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>前回までお話していた章の話をブツッと切って新章に入るのか・・・・・
講師の話には、どうしても学生さんとの関わりが出てきてしまいま
す・・・・・それだけは避けなくてはならないので、仕方なく中途半端な
終わり方になってしまいました。
通勤電車に揺られて学校へ行く話や、トイレで出ない小便の話など・・・・
・・・いつまでも続けるわけにはいかず・・・・・・
この章を離れて新らしい章で、もう一度自由に書きたくなったわけ
です。
>何か問題に発展してしまわぬよう・・・・・
私も「問題」は困るのですが・・・・・
安全な道を歩いている人を見ていても退屈なだけですが・・・・・危険
な断崖を進む人を見るのは緊張するものです。
他の人のブログのように、「今日、何をした」「誰と会った」「面白い
映画だった」とかいった日記風の記事も良いとは思いますが・・・・・そ
れだけではない部分も大切だと思うのです。
でも・・・・
急に、このブログが無くなっている様な事があったら・・・・強力なク
レームに押されて「撤退」したんだな・・・・と笑ってやって下さい。
難しいですよね
読み始めたべかりで 一章から三日かかりました 閉鎖は 寂しいので 続けてもらえて幸いです
>ではすっかり冷え切っております。
J先生はyesさんに“漫画”を描いて欲しいんじゃないでしょうか?
本になる事を喜んでくれたというのも、“本≒漫画”という認識があったからかもしれません。
めっきり描く量が激減した私が言うのもなんですが、文章を掲載するブログから、更新期間をこれまでよりも延ばして漫画(イラスト)を掲載するブログに変えていくものありなのでは、と個人的には思います。
ともあれ、このブログが何らかの形で継続される事を願います。
>五円玉さん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>確かに 現在まで来てしまうと。。。
「現在まで来て」からどうするのか・・・・・・その辺の事を何も考え
ていませんでした。
漠然と・・・・・・普通のブログになるのかな・・・・・・と。
さて・・・・・・実際にはどうなるのやら・・・・・・・・・
>ふじもんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>J先生はyesさんに“漫画”を描いて欲しいんじゃないでしょ
>うか?
鋭いですね・・・・・・!
まさに、その一点にあるかと思います。
先生にとっては、ブログも講師も「寄り道」みたいなものだと思
うので・・・・・・
ただ、私にとっては「寄り道」ではなく、とても面白いですし何
よりもやり甲斐があります。
>漫画(イラスト)を掲載するブログに変えていくものありな
>のでは、と個人的には思います。
それは面白いですね!(人ごとみたいに!)
誰かが描いてくれるなら是非、そうしたい・・・・・・!
でも、そんな事が可能なわけもなく・・・・・・
やっぱり、文章がいいですね・・・・・・気楽さ、手軽さ、時短さ・・・・
・・・・止められそうもありません。
>このブログが何らかの形で継続される事を願います。
ありがとうございます・・・・・・私もそう願いたいものですが・・・・・・
普通、自分の師匠が「止めろ」と言っている事を続けるのは、よ
ほどの馬鹿だけだと思います。
自分でも・・・・・・どうかしているなオレは・・・・・・と、薄々感じては
いるのです・・・・・・。
今回の浮浪雲、絵が荒れ過ぎで見てて悲しかったですよ!
毎回面白い話を描くのは、アイデアに詰まる事もあるからばらつきがあるのはしょうがないですが、毎回ちゃんと絵を描く事は努力すれば出来る事では・・・?
絵も魅力なのでちゃんと描いてもらいたいです。
本来ファンレターの形などでジョージ秋山先生に伝えるべき事だと思いますが
今回だけかも知れないのに直接耳に入れて描く気力を殺いでしまうのが怖いので
絵に関わっている小池さんに伝えさせてもらいました。
ではまた!
これからも期待してます。
>ぬーさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はじめまして。
>絵が荒れ過ぎで見てて悲しかったですよ!
営業的回答・・・・
ぬー様、貴重なご意見をありがとうございました。
確かに、ぬー様のご指摘の様にスタッフの仕事に問題がありまし
た。 スタッフ一同、厳に自らを戒め・・・・以降、この様な事が無
い様に一層の努力と精進に励みたいと思います。
本日は、わざわざ、ご意見を頂きましてありがとうございました。
スタッフ一同、厚く御礼申し上げます!
ぬー様、本当にありがとうございました!
で・・・・
実際の対応は・・・・
実は・・・・「荒れ過ぎ」は、いつもの事なんです・・・・・・。
>毎回ちゃんと絵を描く事は努力すれば出来る事では・・・?
意外に思われるかもしれませんが・・・・実は・・・・毎回ちゃんと絵を
描く事があまりありませんのです。(40年も同じ漫画を描いている
と、眠りながらでも描けるのです)
今回が特別に悪いのではなく、いつも悪いので・・・・・・・・・・・・(って、
これは全然、弁明になってない!)
今回の作品「亭主の企て」は、その舞台がほとんどボロ長屋(それ
も室内)で、大きな見せ場もなく単調で狭い範囲の話です。(通常は
もっと外を走り回ったり、色々な家や自然が出てきたりするのです
が)
その辺にぬーさんが抱くような疑問や不満の原因があったのではな
いかとも思うのですが・・・・・どうでしょうか・・・・・?
ちなみに、何ページのどのコマが良くない・・・・とか、どの辺が「荒
れ過ぎ」だとか具体的にご指摘いただけると大変参考になるのです
が・・・・・・
よろしくお願いいたします。
>本来ファンレターの形などでジョージ秋山先生に伝えるべき事
>だと思いますが
実は、私たちスタッフに読者の声が届くことは100%近くありませ
ん。
ですから、ぬーさんの様に意見を言ってくださる方と接することが
出来るのは、とてもありがたい事なのです。
私も営業的な対応よりも、ぶっちゃけた話、現場の現実を背景に率
直に何でもお話したいと思います。
ファンレターや、感想文などは、編集部で一括管理しています。毎
日届く何十、何百の手紙やメールのほんの一部(数%以下)が先生
の元に届くのではないかと思います。(1%未満の可能性もある)
そして、結局、私たちスタッフにはただの一通も届きはしません
つまり、私たちアシスタントは読者の感想や意見をまるで知らず
に仕事をしているわけです。
今回のぬーさんの様に直接お知らせいただける事がどれほどあり
がたい事か・・・・・!
もし、具体的に何ページのどのコマがどうだ・・・・・などと具体的に
教えて頂けると直接、それをスタッフ各位に伝える事が出来ます
ので、大変にありがたいわけです。
>ハヤブサさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>J先生との関わりのある話題が面白いですね。
ありがとうございます。
私自身、書いていて最も恐ろしくなる部分です・・・・・・・その意味で
もハラハラと緊張したり、深呼吸をしたりしながら書いています。
「また、俺の悪口を書きやがって!」
などと、PCを使えない先生が愚痴をこぼすという事は、誰かが私
のブログの内容を伝えているからだと思われ・・・・・・
その人物(誰かは不明)の伝え方如何によっては、私の首も危なく
なるので、心底緊張して書いています。
その辺の「緊張」が文章を通じて読者に伝わるのではないか・・・
・・・・などと思っております・・・・・・。