( この写真は、Jプロが入っている目白のマンションから見た池袋方面の眺めです。下の通りが目白通り
でイチョウの緑と明るい日差しが春から初夏を感じさせます。 ただ・・・・・明るい春の日差しも憂鬱な時
には苦痛の種でしかないのですが・・・・《 2011年5月、撮影 》 )
【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】
その41
《 漫画家アシスタントが・・・ガタガタ震える・・・!? 》
原発漫画「 双頭の子 」( ※参照 )をヤングJ誌に持ち込んだのと同じ頃に、私は、これをJ
先生( ※参照 )にも見てもらっていました。
その時に、J先生からは、物語の良し悪しとか、キャラクターがどうしたとかいった漫画制
作の技術的な事柄に関する話は何一つ聞く事は出来ませんでした。
自分のデスクの古い( ラバーが破けて中のスポンジが飛び出している )ソファに深く腰掛け、
「 双頭の子 」をパラパラパラッと飛ばし読みしたJ先生は、私が予想もしなかった一言を
口にしました・・・・
「 お前ィ~、広島か長崎に身内がいるのかよ? 」
普通、漫画の感想と言えば、例えば・・・・・「 面白くない 」とか「 絵が下手だな 」とか
「 無駄が多い 」といった言葉なのですが・・・・・・私の予想とはまるで違うJ先生の言葉
に、一瞬、何を訊かれたのか分かりませんでした。
「 お前ィ~は、原爆にあった( 被災した )身内でもいるのか?・・・・って、訊~て
ンだよ! 」
「 い・・・・いえ・・・・・・・ 」
J先生は、いつもの様に、ヒキガエルの様な低い声で静かに語るのですが・・・・私には手
厳しい怒声に聞こえました・・・・
「 んじゃ~何ンんでィ描けンだよッ! 」( ホントに低い、静かな声なのですが・・・ )
「 ・・・・・・・・・・・・・・ 」
私は、頭の中が真っ白になったまま棒の様にJ先生の前で立ち尽くすだけでした・・・・
「 何ンの関係もねィ~お前ィ~が、どうして描けるんだよッ! 」
「 ・・・・・・・・・・・・・・ 」
『 「関係」がなければ漫画を描いてはいけないのだろうか・・・・・ 』
とっさに、そんな疑問を抱くのですが、私は絶句したまま口を開く事が出来ません・・・・
「 中沢啓治( ※参照 )はよォ・・・・自分の体験を描いているンだぜ・・・・・
お前ィ~は違うよなァ? 」
そして、最後の一言。
まさに、J先生のとどめの一撃です・・・・・・
「 お前ィ~には描けねィ~よッ! 」
私の顔色が青くなり、ひざをガタガタ震わせている姿から、自分が与えた打撃を充分に確認
するように・・・J先生は・・・・・・ゆっくりと・・・・・・話の舵を切ります・・・・
・・・
「 何ンで、お前ィ~は、こうなっちゃうの・・・・? 」
自分が相撲の張り手で土俵の外へ吹っ飛ばした相手が起き上がって来るのを手伝う様に・・・
「 もっと明るいものを描けねィ~のかよ・・・・ 」
「 ・・・・は・・・・はぁ・・・・・・・・ 」
私は、ガックリとJ先生の鋭い視線を避ける様にうつむいたまま沈黙・・・・
「 カッコいいヒーローや、スカッとしたストーリー・・・・明るい漫画を描いてみろ
よッ! 」
これが・・・・私の頭の中から原子力発電所が霧の様に消えていった瞬間でした。
20年ほど前に言われた言葉ですが・・・・・・今でも、この言葉を言われ続けている様な気
がするのです・・・・・・
「 漫画家アシスタント 第8章 その42 」 へつづく・・・・
★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント第8章 その40」へ戻る 】
【 ※参照 】
・双頭の子・・・1990年代に私が描いた反原発漫画。シナリオと絵コンテだけで終わ
った作品。
・J先生・・・・・・・・有名漫画家、1966年、23歳で売れっ子作家に。70年には週刊連載
6誌という逸話もある。現在は1誌に連載中。90年当時、47歳。
・中沢啓治・・・・広島で被爆した体験を元に、漫画「はだしのゲン」(海外向けに翻
訳もされている)を描いた漫画家。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お知らせ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★ このブログ「漫画家アシスタント物語」が書籍化!
詳しくは・・・ 《アマゾンのネット通販》
★ 拙作、文庫本『 劇画 蟹工船 覇王の船 』も発売中!
○ 送料がかかってしまいますが・・・ 《アマゾンのネット通販》
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【 各章案内 】 「第1章 改訂版」 「第2章 改訂版」 「第3章 改訂版」
「第4章 その1」 「第5章 その1」 「第6章 その1」
「第7章 その1」 「第8章 その1」 「第9章 その1」
「諦めま章 その1」 「古い話で章 その1」
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」
「今週のお散歩」ありがとうございました。
私の友人が醤油作りで有名な野田に住んでいた事があり、一度訪
ねて事があります。地方都市の典型的な風景を思い出します・・・・
>全戸のうち、見たところ7割が年金生活者のようです・・・・
過疎化、高齢化の波がどんどん進んでいる感じですね。 私が暮
らす戸田、さいたま、そして蕨市などは、若いファミリー層が毎
年、多く引っ越してくる様で、子供の数が多く学校の建設が追い
つかない状態ではないかと思われます。
それに反比例して、都市の一部や郊外でそれまでの「ファミリー
タウン」が「オールドタウン」や「ゴーストタウン」になって
いくのでしょうか・・・・
日本の未来に明るい展望がまったく見えない・・・・いや、明るい未
来を夢見る貴族化した役人(議員も含む)たちだけは別かもしれま
せんが。
>「寄る年波」でおもてに人の見当たらない街・・・・
人より、利権。人より、派閥。人より省益。・・・・そんな政治の中
で気が付けば誰もいない・・・・なんて国に・・・・・・
佐倉市白銀にある調整池を奥さんが見たいと言いだしたためです。
佐倉市には奥さんの姉が住んでいます。
調整池を奥さんが見たいと思った理由は、野田市にできたアイダ設計の建売住宅全25棟の脇にプールのような調整池があったためです。
そこには2メートルぐらいの水がたまっていて、プールのようでした。雨水をここにため、大雨の時3メートルの深さになると、わきから雨水溝に水を流すという、雨水調整のための池です。
東関道から高速に入って、30分ほどで現地に着きました。
雨水は溜まっていませんでした。
代わりに緑の芝状の斜めのスロープを持った、公園のような池がありました。
「そうそう調整池って、こんなイメージよね」、といって過去の記憶を確認するように、なぜか「安心したわ」といって、帰路に着きました。
佐倉駅は、京成とJRと2つあって、前は京成の方が繁盛していた感じでしたが、最近は両駅ともたそがれた感じでした。
駅前にはいつもの10点セットの店、すなわち、マック、セブン、フジヤ、京樽、三井住友銀行などに加え、葛西にもある、どこにもあるパチンコ--ウエスタンなど、京成の駅前はどこも同じ顔触れです。
経済の法則が究極まで働いた結果の結晶というか、鍾乳石のようなものです。
特に京成佐倉駅はさみしくなり、駅はブリキの小屋のような感じです。
佐倉名物といえば、「佐倉城」ですが、ここにはお城はありません。
1610年ころ、家康の命で、土井利勝によって築城が再開され、ついに佐倉城が完成しましたが、
「城郭は比較的質素で石垣を一切用いず、干拓以前の広大だった印旛沼を外堀の一部にし、三重櫓(御三階櫓)を天守の代用としている。このようなケースは関東地方を領した、要衝を預かる城郭を除き、川越城や古河城などの譜代各藩の城にみられた。
しかし明治維新後に廃城令により建物を撤去。その後帝国陸軍歩兵第2連隊、後に歩兵第57連隊(通称・佐倉連隊)の駐屯地となったため、更に佐倉城の名残は消し去られてしまった。1962年(昭和37年)3月28日市の史跡に指定され、現在は跡地に佐倉城址公園が建てられており、その一区画に国立歴史民俗博物館が建っている
」とWIKIにあります。
さて、このややたそがれた2000軒ほどの郊外一戸建て住宅には、津波ならぬ、定年の波が押し寄せています。
全戸のうち、見たところ7割が年金生活者のようです。60歳代から70歳代が、植木を刈っていたり、散歩したりしています。
そうでない住民も、50歳代が多いようで、あと10年で年金シティーとなりそうです。
日本の郊外一戸建ての縮図で、とこも似たような傾向なのでしょう。
岐路、15分で染井野にも寄ってきました。
京成臼井駅から歩いて、30分ほどと遠いのですが、80坪から150坪の広い敷地に、緑の植栽豊かな和風の大きな邸宅が2000件ほどのたたずまいを展開しています。
しかし、10年ぐらい前から、すっかり売れ行きが鈍って、今は、ところどころ、販売中の旗がむなしく立っています。
ここ10年近く、建っているのは旗ばかりで、住宅はほとんど着工されていません。
海深く、ならぬ緑濃くといった趣のある住宅街なのですが、時が止まったタイムマシンのストップモーションのような街になってしまいました。
住民の姿はほとんど見かけません。後期高齢の波にさらわれてしまったかのような
「寄る年波」でおもてに人の見当たらない街です。
(続く)
>つつつさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>漫画家として独立した後、2-3年で注文が来なく
>なっていたら、今よりずっと悲惨な人生に・・・・
そこが人生の残酷なところですね・・・・・・
Jプロから漫画家として巣立って行った人をはじめ、色々な理由
から辞めて行った人たちから、よくこんな事を言われます・・・・
「Y君はいいなぁ・・・・先生の所で仕事が出来るなんて羨ま
しいよ・・・・」
結局、売れ残りの私が一番ラッキーだったかの様な・・・・「逆説
的」な結果になってしまっている面はあるかも・・・・。
私が独立していたらどうなっていたか・・・・もし、連載が終わっ
て仕事がなくなっていたら・・・・・・・・つつつさんのコメント通り
・・・・「悲惨な人生」だったかもしれません。
>山のカラスさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>時限爆弾
まさに・・・・爆弾・・・・原発時限爆弾!
私も広瀬氏の「原発時限爆弾」を先日、読んだところです。アマ
ゾンで注文したのですが、配送されるまでに2週間もかかりまし
た。ここへ来て急にベストセラーになった様ですね。
東電は、最近になってやっと「メルトダウン」を認めた様ですが
・・・・テレビに出ていた御用学者先生方の顔色もメルトダウンなこ
とでしょう。
ちなみに、メルトダウンって原子炉が死の下痢を漏らしている・・・
・・・・そんな末期症状な感じですね。
>ぱるちゃん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>「 お前ィ~は、何でこんな設定にするのか? 」って・・・・
・・・・上手い! 座布団一枚!
ホント、そんな感じかも!
>オレンジボーイさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>最新号のF雲(ビッグコミック・オリジナル6月5日号)は、
>いつもより特別に面白かったれす。
「雲」の感想をどうもありがとうございました。師匠に代わりまし
てお礼申し上げます。
師匠もこのところの情勢には「閉そく感」を感じている様で・・・・ち
ょっとスカッとしたかったのかもしれません。
>J先生は「これで日本の景気を良くしてこい!」と、Yes
>どん他のアシスタント達に、ボーナスをくれてもイイと思う
>んですが、
その点に関しては・・・・震災から1カ月ほどしてから「真の援助は景
気振興だ!」と言ってスタッフ全員に合計311万円が配られるとい
う信じられない様な事をするわけもなく・・・・
我が師匠は・・・・いたってシブチン。 けっして「雲」の主人公と同
一視してはいけません。
いつもより特別に面白かったれす。
幕府から領民達に
「緊縮財政(ぜいたくするな、貯金にはげめ!)」と命令されているのに、
F雲はんは、「世の中を活気つけるため」と称して、
若い娘さん達にお金を配って回っていた。
お金をもらった娘さん達も、ただ貯め込んだりせず、
飲み屋で宴会をやったり、贈り物をしあったりして、ちゃんとお金を使って、経済が回るように心がけていた。
幕府の役人は、「幕府の方針に逆らうとは、けしからん!」と、
軍隊を動員して、F雲を成敗するため動き出す。
対するF雲はんも、若い娘さん達を集めて、軍団を作って対峙した。
その名も「品川桃尻隊」!
「若い娘達を相手に、本気で刃を向けては、それこそ武士の恥!」
と考えた幕府軍は、戦意を喪失。戦わずして退却していくのであった…。
「戦わずして勝つ!」F雲はん、スゴイ…。
いつものF雲の何倍も面白かった(失礼!)
ところで、このマンガの通りなら、
J先生は「これで日本の景気を良くしてこい!」と、
Yesどん他のアシスタント達に、ボーナスをくれてもイイと思うんですが、
そーいう話は、なかったんでせうか……?
社会をぶった切る、痛烈に批判する漫画があってもいいですが、表現がストレートすぎたのかもしれませんね。
これが、「スポ根で原発反対」だとか「ラブコメで原発反対」だとか、「時代劇モノで原発反対」だとかだったら、度肝を抜かれたかもしれないです。
(って、どんな漫画でしょうw)
J先生から 「 お前ィ~は、何でこんな設定にするのか? 」って言われそうですが...笑
内容はけっこうしっかりしている。
その隣に、大判で写真とイラストの多い原発の問題点の特集本。
日本の原発は、構造、運用ともかなり危ない状況にあるようだ。
とくにプルトニウムは、米国が10年前にあきらめたものを、まだ未練がましくしがみついているが、もんじゅのナトリウム事故と、2年前の原子炉の中につりさげクレーンを落っことしてしまって、それを拾い上げることもできないでいるが、この燃料の毒性は、ウランよりはるかに危ないようで、首都高速道路を輸送中に事故ったら、東京は終わりとのこと。
また、敦賀原発で事故が起きたら、関西はおしゃか。(距離が近い)
柏崎の地盤はかなり問題があるとのこと。
運用ミスも多く、あやうく臨海になりそうになったことも、60代半ばになったベテランが退職して、20-30歳代が移ってきているが、経験やノウハウがあまり引き継がれていないとのこと。
そして、今日nhkで最大の失敗であるベントは何故遅れたか、やっていたが、
そもそも全電源喪失なんて、想定もしてなかったとのこと。
想定もしてないから、全電源喪失になった時の方針もない。
やっと圧力が、設定限度の2倍を超えてベントを決意したが、内閣にお伺いを立てている間に、放射能値が高くなりすぎて、人間の力で、中に入って作業することが不可能になってしまったとの分析結果でした。
内閣だって原子力の素人集団なんだから、お伺いをたてられても、即断できないんだよね。
東電の現場の所長の決断にあらかじめゆだねておくしかなかったんだろうけど、官僚天下りと、お公家集団だから、大事なことはすべて社長、会長の判断、決済が必須という会社がらだから、時期を失したんでしよう。
>私の頭の中から原子力発電所が霧の様に消えていった瞬間
逆説的ですが、精神病院の漫画や、原発の漫画が、うっかりプチヒットして、漫画家として独立した後、2-3年で注文が来なくなっていたら、今よりずっと悲惨な人生になっていましたね。
そういう意味では、塞翁が馬だったかもしれません。
アニメコンテンツエキスポはニコニコ生放送で、ある程度、伝わったんですね。
「ニコニコ生放送にて、実行委員会構成企業の広報担当者による開催前情報番組『アニメコンテンツエキスポ情報局〜ここが、ACEの最前線!!〜』が生放送(ライブストリーミング配信)されていた。
2011年2月15日から3月8日までの毎週火曜日に第4回までが配信された。21:30からの60分番組(実際の終了時刻は若干前後する)。3月13日日曜日21:30から第5回が予定されていたが、11日の東北地震により中止された。
ドワンゴの計らいにより、会員種別問わずに回数制限無しでタイムシフト(ライブ配信終了後のオンデマンド配信)可能だった。ACE開催までとなる予定だったが、ACE中止決定に伴い3月17日いっぱいで終了した。」
アニメフェアの方は、最初から開催があやうかったみたいなかんじです。
http://www.aja.gr.jp/data/doc/1222164146.pdf
また、次回の戦いが始まるでしょうね。
>ももさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>J先生が言いたいこと、なんとなくですが分かるような
私の表現に問題があるのかも知れませんが・・・・
とにかく師匠の話は時々(度々)啓示的でして、とても論理的
で分かりやすいとは言い難く・・・・・・私がうまく表現出来て
いるかどうか・・・・・・自信がありません。
その意味では、どの様な解釈があるのか、それは、読者の皆
様それぞれの解釈があるのではないか・・・・と、思っています。
>「プロだったら、自分が描きたいものを描くのでは
>なく、読者が読みたいと思うものを描け」
まったく、そんな感じかも・・・・・
言ってみれば・・・・・・漫画の王道・・・・・・ってなところでしょう
か。
>適当放送さん、Unknownさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>成功への解決策は、J先生の言われる通りだと思います。
>でも、それができない、そして30年経って今日がある。
誰だって明るい世界の方が好きに決まっているのですが・・・・
・・・・どうしても・・・・・私は、どぶ板ジメジメの世界が好きで好
きで・・・・・・・・・・困ったものです・・・・・・・・・・ハイ。
>つげ義春の「げんせんかん主人」のエンディングと同じ
>ように・・・
すごい話と結びついてきましたが・・・・・才能豊かなつげ
先生の世界と対比されるとは・・・・・・お恥ずかしい限りです・・・・
・・・・・
まさに・・・・・・「げんせんかん」症候群!
分かっちゃいるけど抜けられない!
>ふじもんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この都痴爺が狂っているだけなら同情もできるのですが、ず
る賢さがあるのがちょっと困ったちゃん・・・・・ですね。
都条例「青少年健全育成条例改正」は表現を規制するのでは
なく、販売方法を規制する法律であるとマスメディアでは語
っている様ですが、実際は出版の自粛や不買など、事実上
の表現規制になっているわけで・・・・・
電波芸者と言われる田原を利用して「表現規制」ではなくて
「販売規制」だなどと子供の言い訳じゃあるまいし・・・・・・
ちなみに、「天罰」「ざまあみやがれ」など相変わらず・・・・・低
レベルな発言が続きますね・・・・・・・!
「理由がよくわかりません」みみさんの質問へのご回答、あ
りがとうございました!
>みみさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私も、ちょっと・・・・・・なぜ中止なのか・・・・・・と、思うのです
が・・・・・・
一応、ふじもんさんの回答がありました・・・・・・本当のところ
はどうなんでしょうね・・・・・・
>ラティさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>なるほど・・そっちですか・・・
はい。そっちでした!
人の生き方は様々ですし、「そっち」もあれば「あっち」も
あり、「こっち」があれば「えっち」もあるといった感じで。
それぞれの立場や感性で伸びていくのが理想だと思っている
のですが・・・・
そこに唯一の理想的な「王道」を設定して、それ以外の道を
塞いでしまう事には疑問を感じてしまうのです。
ただ、「明るさ」とか「正義」とか「愛」とか、そうしたテ
ーマを持つことがプロとして最も大切なことなのだと説か
れれば逆らい様がありませんが・・・・・・
ひょっとすると、私が「漫画」を趣味や芸術とごちゃ混ぜに
考え、本来の「娯楽」とか「売り物」としての本質を受け
入れないでいるから起こる「あがき」なのかもしれません。
>ねこねこさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>自殺島
この漫画・・・・・確かに面白い視点(設定)で描かれていますね。
まず、基本はサバイバル物なのだと思うのですが、その中に、
「サバイバル」とは真逆の「自殺志願者」が送り込まれる。
言ってみれば、池袋にある(空手の)極真会館に要介護老人た
ちが車いすに乗ってゾロゾロと入門してくるみたいなもんで
すかね。
先週--ファミマで全5巻並んでいるのを発見しました。
第1巻読んだら、けっこうおもしろかったです。
http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E6%AE%BA%E5%B3%B6-3-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E6%A3%AE-%E6%81%92%E4%BA%8C/dp/4592146239/ref=pd_sim_b_2
(原発推進派などをおそれて・・)
実は、私もこれと似たようなことをよく言われ
ました。なので、最近はなるべく、明るい話や、ばかばかしい話をという方向転換を一生懸命しているところです。幸い、私は元来そっちのほうが描いていても楽しめると思えたので、がんばれます。
この話は、ぜひ、若い漫画家志望者に読んで欲しいところですね。
なんでもかんでも、明るい話がいいわけではないですが、やはり、漫画はエンターティメント、暗い話でも面白いと思わせる内容でないといけないのですが、暗い話で面白いと思わせるのはかなり難しい部類に入るのではないかと思います。
だからこそ、明るい話を描けというJ先生のお言葉なんでしょうね。明るい話を描けば必然的に面白いがくっついてくるので・・まずは、そこから読者の心をつかんでから、ってことなのでしょうけど・・人間そう簡単にもいかないってのもわかります。そういうものが根っから好きであれば、かけるのでしょうけど、暗いテーマが根っから好きである場合・・難しい話だと思います。
>「アニメコンテンツエキスポ」が、どうして東日本大震災の影響で中止になるのでしょうか。
アニメコンテンツエキスポが開催予定であった千葉幕張までの鉄道機関が計画停電で混乱運休し、また千葉県自体も液状化現象など震災の影響を強く受けていた為です。
「東京国際アニメフェア」(実行委員長: 石原都知事)がダメになるのはわかるけど「アニメコンテンツエキスポ」が、どうして東日本大震災の影響で中止になるのでしょうか。
http://youtu.be/jYjiR4DnICY
http://www.j-cast.com/2011/05/18095851.html?p=all
この男の品性下劣さには呆れるばかりです。
小学生レベルの文語表現でも芥川賞って取れるんですね。
http://bonso.sblo.jp/article/19920755.html
http://www.google.co.jp/imglanding?imgurl=http://ec2.images-amazon.com/images/I/71ZSgltsywL.jpg&imgrefurl=http://www.amazon.co.jp/gp/customer-media/product-gallery/B00005HBAI%3Fie%3DUTF8%26totalImages%3D7%26pageSize%3D7%26sort%3Drating%26currentImagePage%3D0%26currentImagePageOffset%3D0%26currentImageID%3Dmo23OY11OXFXF9S%26action%3DprevImg%26page%3D0&h=500&w=437&sz=139&tbnid=w25JoPUcujfE5M:&tbnh=130&tbnw=114&prev=/search%3Fq%3D%25E3%2582%25B2%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BB%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25AB%25E3%2583%25B3%25E4%25B8%25BB%25E4%25BA%25BA%26tbm%3Disch%26tbo%3Du&zoom=1&q=%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3%E4%B8%BB%E4%BA%BA&hl=ja&usg=__wR4ox6UHBHvwWGxOIyFPLGDQPhM%3D&sa=X&ei=APTSTeDNIIjRrQeE5_mxCQ&ved=0CDgQ9QEwCA
http://www.google.co.jp/imglanding?imgurl=http://goichi.chuchudevista.lovesick.jp/images/gensenkan.jpg&imgrefurl=http://goichi.chuchudevista.lovesick.jp/%3Feid%3D679943&h=642&w=450&sz=41&tbnid=bRu5Xzya9_UeKM:&tbnh=137&tbnw=96&prev=/search%3Fq%3D%25E3%2582%25B2%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BB%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25AB%25E3%2583%25B3%25E4%25B8%25BB%25E4%25BA%25BA%26tbm%3Disch%26tbo%3Du&zoom=1&q=%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3%E4%B8%BB%E4%BA%BA&hl=ja&usg=__BrrzrQO8tyMpNKrgNmYI2cFjhA4%3D&sa=X&ei=APTSTeDNIIjRrQeE5_mxCQ&ved=0CCwQ9QEwAg
http://www.google.co.jp/imglanding?imgurl=http://pds.exblog.jp/pds/1/201003/17/54/a0157554_21104820.jpg&imgrefurl=http://harukob1.exblog.jp/10210646/&h=2362&w=1346&sz=224&tbnid=VX-ICfQYZidOSM:&tbnh=150&tbnw=85&prev=/search%3Fq%3D%25E3%2582%25B2%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BB%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25AB%25E3%2583%25B3%25E4%25B8%25BB%25E4%25BA%25BA%26tbm%3Disch%26tbo%3Du&zoom=1&q=%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%B3%E4%B8%BB%E4%BA%BA&hl=ja&usg=__idPOZNm7UtNfuz1ffRb7lVMYvfo%3D&sa=X&ei=APTSTeDNIIjRrQeE5_mxCQ&ved=0CDAQ9QEwBA
bhttp://bonso.sblo.jp/category/217311-1.html
これは、ここ3年ほどYESどんのお話を聞いていて、同じことを感じていました。
すべての答えがここにありますね。
まぁ、一言でいえば、「うれるもの、はやるものを描く」ということでしょうか。
「読者が読みたくてしようがないものを描く、読んで楽しくて、次を読むのが待ち遠しくてしょうがないものを描く」とも言えます。
でも、YESどんの場合、精神病院といい、原発といい、そうではないものをテーマに選んでいますね。
成功への解決策は、J先生の言われる通りだと思います。
でも、それができない、そして30年経って今日がある。
いまさら、どうにもならないことですが、・・でも、逆にいえば、その今日がYESどんのいいところでもあります。
実は、私もYESどんと同じタイプの人間なのです。
つげ義春の「げんせんかん主人」のエンディングと同じように・・
周りのおばさんたちが、主人公がげんせんかん主人に近づいて行くのを止めようとします。
そして、言います。
「だって、あなたは、あのひとと、そっくりなんだもの」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A4%E3%81%92%E7%BE%A9%E6%98%A5%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E7%B4%85%E3%81%84%E8%8A%B1-%E3%82%84%E3%81%AA%E3%81%8E%E5%B1%8B%E4%B8%BB%E4%BA%BA-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%81%A4%E3%81%92/dp/4480425454/ref=pd_sim_b_7
昔、投稿していた頃、どうして学園ものの漫画じゃないといけないんだろう。
と、ずっと思っていました。
「関係」がなければ漫画を描いてはいけないのだろうか
そんなことはないと思うのですが。
(でないとミステリーでの人殺しが描けなくなっちゃうし)
たぶん、そんなに背伸びするなってことなのかなあ、と思いました。
自分の場合だと、知らない世界のことを描くより、よく知ってる学校を舞台に、一度きちんと話を作った方がいい。
という事なのかもしれません。
J先生がネームを見る時って。相手がプロになるためには、というのをふまえた意見でしょうから
「プロだったら、自分が描きたいものを描くのではなく、読者が読みたいと思うものを描け」
ということなのでしょうか。
小説家の冲方丁がテレビ番組で
「書けるものを書いてたんじゃダメですよ。書けないものを書きましょう」
と言っていたのですが、そういうことなのかもしれないなあ、と思いました。