![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/aa/410f8a220945dd8451e637b97f3be113.jpg)
( この写真は、私が通勤のために北戸田駅へ向かう途中にある水路です。うっそうと茂る木々と笹がユサ
ユサと不気味に揺れます。水木しげるの妖怪でも出てきそうな雰囲気の場所です。以前住んでいた池袋
や板橋にはこんな場所はなかったですね・・・・《 2011年5月、撮影 》 )
【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】
その40
《 漫画家アシスタントが・・・原発漫画を諦める・・・!? 》
テレビで福島原発に関連して「 チェルノブイリ事故 」での近隣住民の放射能障害を「 軽
い 」ものだという印象を与える報道があるようなので・・・・
私の持っている資料メモから一つ参考になる事柄を書いておきたいと思います・・・・
これは、1990年8月5日のNHK「 汚染地帯で何が起きているか 」からの引用です。
旧ソビエト、ゴメリ州立病院、産婦人科アナトリー・ワシレツ部長のデータ・・・・
・出産時の異常出血 ・・・・・・・・・・・・ 事故前の2.5倍に増加
・胎盤はく離症例 ・・・・・・・・・・・・・・ 事故前の3倍に増加
・出産時中毒症 ・・・・・・・・・・・・ 事故前の2倍に増加
・奇形出産 ・・・・・・・・・・・・・・ 事故前の2.5倍に増加
大震災以降、本来なら震災後の復興へ向けて着実に前進するはずが、原発事故が加わる
事によって、どうも状況が変わってしまった様です。
このブログもそうした状況変化の中で、いったい何を書いているのやら・・・・( 迷走 )
私の漫画シナリオ「 双頭の子 」についての話もそろそろ締めくくりたいと思います。
そこで、シナリオメモから最後に幾つかのエピソードを書いて、また、いつもの「 物語 」
へ戻るつもりです・・・・
20年以上前に書いた私の「 反原発漫画 」では、事故直後に起こるエピソードでケガをし
た原発職員が避難するバスの話を書こうと思っていました・・・・( 以下のシナリオは、ユ
ーリー・シチュルバク著『 チェルノブイリからの証言 』を元にしています )
爆発直後、作業員が乗る数台のバスが止まっている中には負傷している職員もいる。管理
部長が運転手をバスの脇に招きながら・・・・
管理部長
「 あまり、町の中を通らないでくれ、なるべく幹線道路を避けて裏道とか・・・・ 」
運転手
「 なぜですか? 」
管理部長
「 こんなにいっぱいケガ人が乗っているバスが町中を通ったら、みんながいったい
何事だと思うじゃないか! 」
運転手
「 はあ・・・・でも・・・・それじゃ・・・遠回りになってしまって・・・・・ 」
管理部長
「 君! 今一番怖いのはね・・・・パニックだよ、パニック! 」
運転手
「 しかし・・・・・・ 」
管理部長
「 こんなバスが町中を走って、もし町でパニックが起きたら・・・・君ッ、責任
を取れるかね?! 」
運転手
「 ・・・・・・・・ 」
管理部長
「 分かったらさっさと行け! 気が利かん男だなッ! 」
そして、もひとつ・・・・
これは、事故後数日して数十万人の住民が避難した後のエピソード・・・・
町の郵便局には、最後まで残務整理のために残っていた局員たちが、山の様な郵便物を前
に立ち尽くしている。
多くの郵便物は、家族や友人の安否を尋ねる手紙や速達などだ・・・・
「 また・・・・こんなに・・・・・・・・! 」
若い局員が訴える様に・・・・
「 家族や港で働く夫を心配して・・・・こんなに沢山・・・・・ 」
年かさの局員が力のない声で応える・・・・
「 ・・・・全部、返送だな・・・・・・ 」
若い局員は絶望しつつ・・・・
「 ・・・・は・・・・はい・・・・町にはもう誰もいませんからね・・・・ 」
私が書いた「 双頭の子 」が面白くないからボツになった事は以前にも書きました通りで
す。
しかし、編集員からダメ出しされて、それっきり修正したり、描き変えたりする事もなく
私がこの漫画の制作を止めてしまった理由は、全然違うところにありました。
その理由についてのは次回に・・・・・
「 漫画家アシスタント 第8章 その41 」 へつづく・・・・
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「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」
人工地震だという説も
はぐれぐもの少年版ですね。
花の咲太郎やケネディの背景はイエスさんでしょうか
とても良いですね
その頃のエピソード等ありましたら聞かせてください
これは発信元のブログ記事が削除されている事からデマです。
http://rocketnews24.com/?p=93757
人工地震も、最近は広島元県議がツイッターで書いたりして別の意味で騒ぎになっていますが、デマです。
http://togetter.com/li/126988
震災直後からあらゆるデマが出ていますが(民主党議員が救援物資を横流しとか、被災地で外国人によるレイプ多発とか、すべてデマ)、デマに惑わされないよう情報を咀嚼する癖をつけなければいけません。
「東北関東大震災に関するデマまとめ」のまとめ
http://togetter.com/li/112556
>hiroさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
原発や核兵器製造(アメリカ)に関わる事件で怖い話もある様です
ね。
医学上の問題でも放射能障害が無かったかの様なデータを作る事
(ロシア)も・・・・
それらの事柄(憶測や噂を含め)が、綿密に判断される(確証される)
ことが出来れば良いのですが・・・・・(いつ、何処で、誰が)
>そんな漫画描かないほうが良いですよ
漫画には出来ませんでした・・・・(詳しくは、次回の本編にて)
>ハヤブサさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>マガジンに連載していた花の咲太郎は・・・・
私の師匠は、昔から青年を主人公にした作品が多いですね。
ちょっと酸っぱい様な青春物ですが・・・・「ばらの~」「俺の青~」
「フーライ~」とか・・・・・
これが、もう少しエロくなると(真骨頂) ・・・・・「ザ~」「日本列
島~」など。
「花の咲~」は、やはりマガジンを意識した明るく前向きな作品
ですね。当時は、私の絵が暗かったので、随分と怒られていまし
た。何とかして明るく洗練された絵を描こうともがいていたので
すが・・・・
不思議とあの「花の咲~」の制作進行が、自分自身がジメジメした
どぶ板の様な人間から、少しづつ「明るい」方向へ向かい出して行
くのと重なっていました。
迷い、疑い、恐れ、怒り、ねたみ・・・・・そんな意識を冷水を浴びる
様に洗い流す作品が、当時の暗かった私には良い刺激になりました。
バイト感覚のアシスタント業から、一歩、踏み出して真面目に(誠
実に)目的に向かう様に転換した時期と重なるので、思い出深い作
品です。
当時は、本当に葛藤の日々でした。
葛藤と言っても、「便所掃除」や「台所仕事」など、仕事場でも地
味な日々の連続と心の中で「明」と「暗」がせめぎ合う悶々とした
日々でした。
Jプロにいた多くのスタッフも今では、散り散りになり、すっかり
寂しいゴミ屋敷となった仕事場に当時の賑やかな面影はありません。
ps:手元に「花の咲~」があれば、もっと具体的に思い出を
書けたと思うのですが・・・・スイマセンです。
>ふじもんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>デマに惑わされないようにしよう
「デマ」・・・・・ですか・・・・・。
ふじもんさん、ご指摘、ありがとうございました。
こうした話ほど不思議に伝播力があるんですよね。
編集者や出版社の身も危ないからね。」
中越地震&中越沖地震は人災かも知れない!
--長岡市深沢で液化炭酸ガスの注入実験を行っていた。
http://www.youtube.com/watch?v=yKelRMAnyis&feature=related
ハイチの地震は、アメリカのプラズマ兵器「ハープ」によってもたらされたものらしい、との主張があります。
http://www.youtube.com/watch?v=Q9QtZkT8OBQ&feature=related
モスクワ上空を移動する「HAARP 」
http://www.youtube.com/watch?v=cpo3QeZWlIw
気象・地震兵器HAARP
http://www.youtube.com/watch?v=8AMlqRsHUXI&feature=related
しかし「ちきゅう」の性能と、さらに別の場所にいたと言う事が知られてしまい、陰謀論者は引き上げてしまいました。
「ちきゅう」陰謀説のバカさ加減
http://hirorin.otaden.jp/e173972.html
HAARP(高周波活性オーロラ調査プログラム)とはそもそもなんなのか?
アラスカ大学と空軍、海軍、DARPAの共同研究であり、大出力の高周波を電離層に照射して活性化させ、電離層の挙動や無線通信等への影響を調査することが目的であると説明されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%B4%BB%E6%80%A7%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%A9%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0
要約すれば軍事利用できる通信システム、あるいはそれを通信妨害できるかどうか、そういった事をやってるんだろう。
軍事機密なんでよく判りませんが。
つまりよく判らないからこそ、そこに陰謀論が絡んでくる。
陰謀論者による、HAARPを使っての三月二十五日に東京大地震予告↓
http://2r.ldblog.jp/archives/4335748.html
この陰謀論者の中にフリージャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏がいるんですが、実は私この人のファンでした。
元々は洞察力の鋭いジャーナリストでしたが、数年前から陰謀論にのめり込み、変な人になってしまいました。
同氏のブログ
http://benjaminfulford.typepad.com/
オバマ大統領就任直前には暗殺計画が実行中と書いていましたし、就任後はオバマ大統領はイルミナティに洗脳されたと書いていました。
陰謀論、フィクションとしては大変面白いですが、実際には眉唾すぎて笑ってしまうような内容がてんこ盛り。
調べてみると愉快な気分になります。
>hiroさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>ハープについて本を出版した日本人作家が不審な死に方を・・・・
hiroさん、出版されてから殺しても何の意味もありません。多く
の口封じは、事を起こす前に事故を装って行われるものかと。
>ジャクソン愛撫さん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>原発礼賛漫画を描いていたら・・・・
私の様なヘボには、高額な原稿料の仕事依頼なんて絶対に来ない
でしょうから安心しておりますです。ハイ。
>デュマさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>「HAARP」・・・・
私の個人的な見解なんですが・・・・
時代の変わり目だとか、ある大きな変革が起きる時に、その流れ
を抑圧するための「デマ」を流す戦略が過去にも多く例がありま
す。
一つの事件の本質が明らかになろうとする、その時に、「デマ」
でかく乱するのは常套手段としてよく用いられるわけです。
私は、「人工地震」だとか「HAARP」について・・・・「?」とい
うよりも、「×」という印象を持っています。
水爆(核融合爆弾)の実験なんかをボカスカ見させられた世代に
とっては「噂の兵器」なんて信じられないのです。
本当の軍事極秘は、その片りんすら外には漏れないものです。
(漏れてたら極秘じゃない!)
>Unknownさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Youtubeのお知らせ、ありがとうございました。
この手の話は、「UFO」とか「ネス湖の恐竜」とか「雪男」とか
・・・・昔から、ちっとも進歩してない気がするのです・・・・
「話題」としての面白さも「口裂け女」や「トイレの花子さん」
と同レベルかもしれません。
もっとも、仏教団体がサリンやVXガスで人を殺していたり、検
察官が事件を捏造していたり・・・・とても信じられない様な事が
起きちゃうのも事実なんですがね。
>ふじもんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ちきゅう」陰謀説・・・・お知らせ、ありがとうございました。
「デマ」が起きる時には、その陰で何かが進行している様な・・・・・
・・・・・嫌な感じでがするのです・・・・・・
それにしても、ふじもんさんのコメントには、いつも具体的な論
証があって分かりやすいですね。
ちなみに・・・・「音波砲」「レーザー砲」「電磁銃」「反陽子爆弾」な
ど・・・・昔から、多くの「秘密兵器」があって、今だにそうした発
想が止まらない・・・・・・面白いものです。
人殺しの研究をしている人は、世界中にたくさんいると思います
ので、その数だけ「秘密兵器」があるのでしょう・・・・
いくらでも・・・・人殺しのネタは尽きません様で・・・・・・・・。
個人的には、伝染病やハッキング(ソニーの事件)も怖いのですが・・・
・・・・・・・