『そぞろ歩き韓国』から『四季折々』に 

東京近郊を散歩した折々の写真とたまに俳句。

四季折々946  八幡八雲神社初詣

2020-01-08 13:27:30 | まち歩き

JR八王子駅から徒歩10分、八幡八雲神社に初詣。八幡八雲神社は夏の八王子祭りを主催する神社で、八王子の栄枯盛衰とともにある神社である。全国的にも珍しく、二つの神社を同格に祭っている。八幡神社と八雲神社だ。八幡神社は924年に武蔵守小野隆泰がこの地に石清水八幡宮を勧請したのが始まりで、その長子の小野義孝が再建した。義孝はここに永住し、名乗りも横山義孝と改めて、この地を開拓し横山村をつくった。この横山村が八王子の始まりだという。また、八雲神社は八王子城のあった深沢山に916年に天王様として祭られ、八王子城が築かれてからは北条氏照によって氏神として崇敬された。落城の際ご神体はひそかに逃れ、幾多の苦難を経てこの地の八幡神社の境内に遷座することになった。横山氏も武蔵七党の最大武士団横山党を率いて鎌倉幕府創建に貢献したが、北条氏との争いに敗れ滅亡した。ここ八王子では敗者とゆかりのある神社を大切に崇敬するするという長い伝統を守っている。

社殿がふたつある。

縁起物を販売中。

絵馬に願い事を書いている。

横山義孝を祭った横山神社。境内にある。横山党が滅亡したあとに慰霊として祭られた。

狐が守護する稲荷神社。商売繁盛の神様。 


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