tomatoびより

思いつくままに書いたtomatoのだらだら日記です。

母なる証明

2010年10月19日 19時09分41秒 | 韓国ドラマ
韓国映画「母なる証明」を見ました。

出演は、キム・ヘジャ、ウォンビン ほか です。

純粋無垢なトジュン(ウォンビン)は、漢方薬店で働く母(キム・ヘジャ)と2人暮らし。トジュンは母親にとって、かけがえのない1人息子でした。
ある日、女子高校生が殺害され、その容疑者としてトジュンが逮捕されます。息子の無実を信じる母は、自ら真犯人を探し始めますが…。


ウォンビンさんの目がいいですね。大人でもない、子どもでもない、何を考えているのかわからない、しかし、純粋で素直な目をしています。

「トジュンは小鹿のようなきれいな目をしている」というセリフがありましたが、その言葉はそのままウォンビンさんにも当てはまりますね。

そして、母親の役をやったキム・ヘジャさん。この人、「宮」で皇太后の役をやった人ですよね。

「宮」のときは、本当に気品があって、着こなしが上手で、本物の皇室の人のようで、感心しました。

しかし、この映画では、貧しいけど、トジュンとの小さな幸せを大切に生きている女性でしたね。

息子の無実を信じて、懸命に真犯人探しをする母ですが、まさか、あんな結末が待っているとは思いませんでした。

ラストのシーンで、母が自分の太ももに鍼を刺すんですね。

太ももに「嫌な思い出をすべて忘れられるツボ」があるんだそうです。

そんなツボがあるのなら、私も鍼を刺してもらいたいです。

本当にあるのでしょうかね。

バスの中で全員総立ちで踊る女性たちに驚きました。

あちらの観光バスって、ずいぶん賑やかなんですね。

あと、警察の捜査のいい加減さにもあきれました。

お金しだいで動く弁護士もひどい。

火災現場で見つけた鍼の箱を母に渡したときのトジュンは、心の中で何を思っていたのでしょうね。

そして、そのとき母は、トジュンのことを信じていたのでしょうか。

それもすべて、足の太ももに鍼を刺せば、過ぎたこととして生きていけるのでしょうか。

いろいろ考えてしまうラストでした。
コメント (4)