吐き気と眠気

先生から「辛い症状をとるためにも薬を飲んでいましょう」と言われ、結局、母は再び薬を飲むことになったのですが、眠気がひどく、１日じゅう眠ってばかりいます。

薬のせいなのか、症状なのか。

数日前まで、頑張って片付けかたをしていた母ですが、もう薬なんかどうでもいいといった様子で、気持ちよさそうに眠っています。

朝、目が覚めると吐き気がくるので、私は今朝も５時起きでした。

今日は義姉が、車酔い用のビニール袋を買ってきてくれたので、明日の朝からはそれを使おうと思います。

小さな袋なのですが、顔を入れるには十分な大きさです。

先生のアドバイスなのですが、袋の底に、尿漏れパッドを半分に切って貼り付けると、パッドが嘔吐物を吸い込んでくれるので、使いやすそうです。

今日はなんだか体が重くて、動きまわるのが辛く、この狭い家がなぜか広く感じます。

頑張らねばと、夜は肉を焼いて食べました。

母もちょっと食べてくれたので、よかったです。

薬減る

今日は先生の往診がありました。

先生に何て言おうかと悩んでいた私ですが、その気持ちを察してくれたのか、右手の人差し指の爪のわきが炎症を起こし、今朝は痛みがひどいので外科に行くことに。

以前も同じようなことがあり、そのときは化膿したため、今回もそうなっては大変と、先生の応対は義姉に頼んで、病院へ行ってきました。

幸い、まだ化膿していなかったため、化膿止めの薬ですんだのですが、その間、先生と母の間で、薬についての話し合いがあったようです。

結果、薬を減らしたいという母の希望が通り、頓服の咳止めだけ飲むということになりました。

母の勝利ですね。先生も無理して飲めとまでは言えなかったようです。

しかし、ここのところ続いていた吐き気の原因も同時にわかりました。

どうやら、尿の出が悪いせいだったようです。

母が口に出さなかったため、私は尿はちゃんと出ていると思っていました。

先日、２階でポータブルトイレを使ったときも、しっかり尿が出ていたので、大丈夫だと気にしないでいたのですが…。

とにかく、吐き気はそのせいだということで、明日から利尿剤を朝に１錠飲むように言われました。

ということで、１日に飲む薬は２種類だけになりました。

本人もこれですっきりしたのか、今日はとても気分がよいと言っています。

そのうえ、驚いたことに、「今日は午後から尿がちゃんと出るようになった。やっぱり薬をやめたからなのね～」なんて言っています。

一時的なものかもしれませんが、本人の気分がよくなり、食欲が出れば、それでいいです。

でも確かにね～、あんなにたくさんの薬を飲んだら、体がおかしくなっても不思議はありません。

薬の上手な使い方って、難しいですね。

薬拒否

ついに母が「薬は飲まない」と宣言しました。

ここのところ、朝起きると吐き気があり、食事の量もぐんと減ってしまったのです。

先生は胃腸のせいではないので、できるだけ薬は今までどおりにと言ったのですが、昨日からついに飲まなくなりました。

この間から、お薬カレンダーが届き、壁に毎日飲む薬がポケットにぎっしりと入って並んでいるのですが、それを見るだけで私も胃腸の具合がおかしくなりそうです。

まだやめたばかりなので何とも言えませんが、不思議なことに、薬をやめたら咳がよくなりました。

そればかりか、便通もよくなり、「お腹がすっきりした」なんて言っています。

こういうときの母は非常に頑固で、飲まないと言ったら、絶対に飲まないのです。

明日はまた、先生の往診があるのですが、さて、何と言ったらよいものか。

母は、「だまっていればいい」なんて言っているのですが、困ったものです。

どちらにせよ、治療のための薬ではないので、たくさん飲んだからといってよくなるわけでもないし。

このさい、本人の好きなようにさせてもいいのかな、なんて思いながらも、困っています。


そして、７月から始まる予定だった週４日の往診が、早まって、今週からになりました。

明日からは毎日のように先生やら看護師がやってくるのに、薬のことを聞かれたらどうしよう。

k-popライブ中止

兵庫県でのk-popライブが中止になったそうです。

KARA、超新星、パク・ヒョンビンなどが出演予定だったそうですが、チケット購入者への返金がされていないとか。

またまた、こんなことが起こっているのですね～。

文句を言って騒いでも、お金が戻ってこないことが多いようですので、気をつけないといけませんね。

記事はこちらで読めます。

→韓流ライブ中止

介護ベッド

今週初めに、母のためにベッドをレンタルしました。

息が切れて２階へ上がるのがきつくなったためです。

電動で頭や足の部分が上がるようになっている、非常に使いやすいベッドです。

母は背が低いので、ミニサイズのベッドをレンタルしましたが、場所をとるので今は、ミニサイズが人気だそうです。

今日は、ベッド専用のシーツも届きました。

介護用品の会社の担当のお兄さんを母が大変気に入っていて、来るととても喜ぶので、その話をお兄さんにすると、嬉しそうに笑って、「いつでも来ますので、呼んでください」と言い、帰って行きました。本当に感じのよいお兄さんです。

ベッドを１階に置いて、やれやれというところだったのですが、私は２階に寝るので、夜中、下から咳が聞こえると心配で気になります。

呼吸が出来なくなるような咳が出ることがあって、そのときは酸素を１から２に上げなくてはなりません。

そのせいか、ここのところ眠りが浅く、昨夜は１時間置きに目が覚めていました。

明日は、先生とケアーマネージャーさんが来るし、７月からは週に４回のペースで先生と看護師さんが来ます。

介護用品のお兄さんと酸素ボンベの会社の人が来る時間が一緒になってしまったりと、１人でいろいろな人と話さなくてはならず、疲れます。

患者である母も落ち着かず、これでいいのかなと思います。

なんか、大げさですけど、在宅医療に殺されそう。

先生たちは自分たちの都合のよい時間に来ますが、こちらがすぐに来てほしいときは、決して来てはくれません。

私は自分の病院に行きたいのですが、行こうとすると、母の具合が悪くなったり、先生の訪問があったりするので、なかなか行けず、困っています。


今後のことを考えると、もの凄く不安で仕方ありません。