tomatoびより

思いつくままに書いたtomatoのだらだら日記です。

介護のあとに

2012年08月20日 19時58分27秒 | 介護
明日は午前中、市役所から介護認定の調査員が来ます。

要介護1を要介護2にしてもらうための調査なのですが、前回、4月の調査のときは、片足立ちなど、ほとんどのことができ、病気以外は100点満点だった母なのですが、今回はどの項目もダメでしょうね。

先生からも、「できないことは無理してやらないでください。あと、疲れるから無理に質問に答えなくてもいいですよ」とアドバイスをいただきました。

わずか4か月でずいぶん体調が変わってしまいました。

午後は看護師さんがやってきます。

毎日こんなに忙しいと、介護を終えたあとの自分が心配です。ときどき、そんなことも考えます。

先日、近所の人からブルーベリーをいただいたですが、その人におととい会ったのでお礼を言ったところ、「介護はね、終わったあとが大変なのよ。あなた体にくるわよ」と言われました。

その人も親の介護をしたことがあるのですが、終わったあと、体調を崩して入院したそうです。

そのとき、同じ病室の人たちがみな、介護疲れで体調を崩した人ばかりだったとか。

「なんでそんなことを言うのですか~?」と思わず言ってしまいましたが、その人は「だから、ブルーベリーをあげたのよ。しっかり食べてね」と言われました。

それからは冷蔵庫に入れておいたブルーベリーを真剣に食べています。

そうはいっても、実は私、体重が8キロ落ちました。40キロを切るのも時間の問題です。

母の友達が見舞いに来たのですが、私の顔を見てぎょっとした表情で「痩せたわね。ちゃんと食べてるの」と言いました。

ここのところ面変わり状態です。

先日、母の主治医にそのことを話したら、「それはいいダイエットになりましたね」とあっさり言われました。

それでも医者か。

母はこのごろはすっかり寝たきりで、トイレに行くときは私が抱えていきますが、私では支えきれなくて、心配はあります。

朝だけはポータブルトイレを使っているのですが、そろそろ1日じゅう使うことにしたほうがよいのか迷っています。

母も嫌でしょうしね。

介護でいちばん問題になるのは、やはりトイレですよね。

介護食の問題も難しくなってきましたし、毎日、頭の中であれこれ考えては悩んでいます。
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首にすべての原因が?

2012年08月15日 19時35分42秒 | 
目の痛み、肩こり、頭痛、心臓の違和感など、もともと不定愁訴の多い私なのですが、ここのところまた、いろいろな症状に悩まされているためか、こんな本が目に留まりました。

「副交感神経アップで健康になれる!「首にすべての原因があった」」

副交感神経が大事なのは知っていましたが、首のこりをとるだけで副交感神経が正常に働くようになるのだそうです。

なるほど。実は私は最近、首のこりにも悩まされているんです。

本の中には、首のこりをとる体操がいくつか紹介されています。

その体操を毎日続けていれば、首のこりがとれるということで、さっそくやってみましたが、どうもうまくいきません。

私は昔から、首を動かすとかえって首が硬くなってしまうんですね。

それよりも首こりの原因になっている緊張をとらないといけないと思うのですが。

そう思って読んでいると、「首をホットタオルで温めること」というのも効果があると書かれています。

これは確かにいいと思います。

私は冬は首をなるべく冷やさないようにしています。

あとは「リラックスすること」だそうです。

やはり、緊張をとらないとダメなのですね。

体操と温めることと、リラックスすることを常に心がけていれば、不定愁訴から解放される。

こらはぜひ実行しないと。

そうそう、うつむきがちな姿勢がいちばんよくないとか。

パソコンで仕事を頑張っていても、ときどきは上を向いて首を休ませてあげることが大切なのですね。


昨夜はもうコオロギが鳴いていました。

暑い暑いと思っていても、秋はもうそこまで来ているのでしょうか。

今日は近所の人がブルーベリーを持ってきてくれました。

「これを食べて頑張ってね」と言われ、とてもうれしかったです。

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オリンピック終わる

2012年08月13日 19時51分29秒 | 介護
日本中が沸いたロンドンオリンピックが終わりました。

どんなに興味がなくても、オリンピックはちょっとは見るのがいつものことなのですが、今回はまったく見ませんでした。

テレビをほとんどつけなかったので、だれがどのような活躍をしたのか、我が家を訪問する人から聞くだけで、翌日の新聞を見て、「ああ、そうだったのか」と思う日々でした。

ちょっとでも見れば、私も興奮したと思うのですがね~。


母が病気で寝込んでいることが、そろそろ親戚や近所にも知れ始めたので、見舞い客がちょこちょことやってきます。

病院に入院しているのと違うせいか、見舞いに来る人たちも、結構長居をして話していきます。

たいがい、母が「疲れた」と言って目を閉じるのがきっかけとなって帰っていくのですが、どの人もよくしゃべりますね~。

孫の写真を持ってきて、孫の話ばかりをして帰る人、自分の身の回りで病気になった人の話をして帰る人、自分の病気の体験談をして帰る人など、とにかく一方的にしゃべっていきます。

病院だとこうはいかないのでしょうけど、自宅なので気が緩むのか、「体の具合はどうですか」も何もありません。

母のことを元気だと思っているのでしょうか。

どう見ても、そう見えないはずなのですが、いろいろな人がいるなと感じます。

在宅医療の関係者が来ない土日だけでも静かにしておいてと言いたいのですが、これからますます見舞客は増えそうな気配です。


今日は、トイレに手すりというか、つかまるところをつけてほしいという要望で、ケアーマネージャーさんと例の介護用品のお兄さんが来ました。

先日、母がトイレで尻もちをついたので、何か手すりのようなものがほしいと頼んだためです。

話し合った結果、床から天井に届くように突っ張り棒を立てる案に決まりました。

それだと、工事もいらないし、介護保険でレンタルできるのだそうです。

お盆休み明けにつけてもらうことになりましたが、どんなものなのか楽しみです。
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車椅子

2012年08月06日 19時45分59秒 | 介護
先日、母に車椅子をレンタルしました。

兄夫婦が墓参りに行くのに、車椅子があれば簡単に行けると言い出したのがきっかけです。

結局、この暑さですので、墓参りは無理ということになったのですが、車椅子が届いた日、母がお気に入りのお兄さん(介護用品の会社の人)に車椅子を押してもらい、家の近所を散歩しました。

家を出たのは約2か月ぶりのことだったので、かなり嬉しかったようです。

お兄さんが、車椅子の手でこぐ部分をはずし、家の中でも使えるようにしてくれたので、風呂場まで行くのにも車椅子で安全に行けるようになりました。

この車椅子ですが、介護保険を使ってレンタルしました。

母は要介護1なのですが、申請しなおして要介護2にしましょうということで、1日にケアーマネージャーさんが市役所に申請してくれたのですが、一向に電話の1本もかかってきません。

相変わらず仕事が遅いようです。

今回も前回のように、机の引き出しに書類を入れっぱなしにして忘れているのではないでしょうね。

市役所さん、しっかりしてほしいものです。
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私が?

2012年08月01日 19時56分16秒 | 日記
7月30日の月曜日の深夜の話です。

私は毎晩、3回ほど母の様子を見に階下へ降りるのですが、午前1時に目が覚めたとき、ちょうど前の家に住む30代の1人暮らしの男性のところに友達が訪ねてきました。

「お邪魔しま~す。お、男子体操の団体戦ですね」という言葉から、オリンピックを見ているのがわかりました。

その後、2時にまた1人やってきて、3人でテレビ観戦です。

技が決まったときでしょうか、「おー、やった~!」と大声で叫びます。

後輩らしき友達が「これで決まりましたね」と言うと、「うーん、着地がちょっと動いたからなあ」と言います。

窓がすっかり開いているので、会話がまる聞こえですね。

それはいいのですが、とにかくうるさい。

「介護で疲れている人のことも考えてよ」と思いながら、寝返りをうったとき、階下から母の鈴の音が。

降りて行ってみると、「前の家は何を騒いでいるの。いったい今が何時だと思っているのよ」とかなり怒っている様子です。

あまり腹を立てているので、久しぶりに呼吸が荒くなっているので驚きました。

慌てて酸素量を上げたのですが、母の言葉にまたびっくり。

斜め向かい、つまり30代男性の隣りに住む兄が短気なので、腹を立てて喧嘩になったらどうしよう、と言うのです。

だから、私に、

30代男性のところへ行って、文句を言って来いと言うのです。

なんで私が。

このか弱い私が、ビールを飲んで騒いでいる男性3人を相手に文句を言わなければならないの?

勇気を出して、本当に行こうかと思いましたが、母の言葉にはショックを受けました。

毎日お世話をしている私が、しかも自分では一生懸命にやっているつもりなのに、そんな風に軽く見られていたのかと。

一瞬、「なんだ」と思いましたよ。

しかし、思い直して、母を落ち着かせようとし、「あのね。毎日騒いでいるわけでもないし、オリンピックで興奮しているんだから、仕方ない部分もあるんじゃないの」と言いましたが、母の怒りは収まりません。

結局、騒ぎは早朝の5時まで続き、友達は帰っていきました。

短気な兄は2階から「うるさいぞ!」と叫んだと言っていましたが、酔っぱらった3人には聞こえなかったようです。声が小さかったのかな?

でも、兄嫁は心配して、兄に「そんな大きな声で文句を言って、喧嘩になったらどうするのよ」と怒られたそうです。

朝になり、どうしても文句を言いたいという母は、私に電話番号を調べさせて、自分で大家さんに電話しました。

ほとんど寝たきりの状態なのに、こういう時はもの凄く元気になるんですね。感心しました。

大家さんは、もともと顔見知りの人なので、母も話しやすかったのですが、ついでに「柿の木の枝を切ってください」と付け加えたところはさすがです。

柿の木が伸びすぎて、葉や実が落ちて、近所の迷惑になっているので、私はそちらのほうが早く解決してほしいです。

大家さんがどのように話したのかわかりませんが、まだまだ続くオリンピック。30代男性は静かに見られるでしょうか。我が家の健康のためにも、興奮しないで見てほしいですね。