tomatoびより

思いつくままに書いたtomatoのだらだら日記です。

Zeroさんコンサート

2010年08月26日 11時13分46秒 | 音楽
8月25日(水)に「Zero Concert Tour うたいびと2010」に行ってきました。

このコンサートですが、いい悪いを言う前に、とにかく音が悪かったです。

先日のRyuさんのときと同じホールなのかと疑うほどで、sg WAMMA BE+のとき以上にうるさかったです。

クラシック専用の音響のいいホールだったのがあだになったのでしょうか。Zeroさんは野外のほうがいいのかもしれませんね。近くに野外ステージもあったんですけどね~。私はいちばん音がいい3階で聞いたのですが、残念です。

ステージは簡素な作りで、飾りもありませんでした。お客さんは8割ぐらいの入りで、5分遅れて開演しました。ペンライトは40本ぐらい揺れていましたね。きれいでしたよ。

注目のZeroさんの衣装ですが、一部はキラキラ衣装で、靴は金色でした。なんか、昔の沢田研二さんみたいでした。ああいうキラキラ衣装が好きですね~。

1曲目から騒々しくて、音量が大きすぎるような、あるいは、Zeroさんのマイクが口に近すぎるからか、とにかくガッチャン、ガッチャンとやっていました。

2曲目にチョ・グァヌさんの歌で有名な「花畑で」を歌ってくれたのですが、これが力強くて演歌みたいでした。この歌特有の、のどかな感じが出ませんでしたね。最後の高音部は出ないところは省いて歌っていました。

MCは好調でお客さんを大いに笑わせていましたが、なんとなく段取りどおり、台本どおりのような気がしないでもありませんでした。話が長いので、「まだ4曲しか歌っていないよ。早く次の曲を歌ってよ」と思っていました。Zeroさん、しゃべる声も大きいんですね。

久しぶりに聞いた「ドライフラワー」はよかったですね。歌ってくれて嬉しかったです。

二部は、いきなりアップテンポの曲で3曲メドレーで歌いましたね。ISSUEときの曲はしばらく聞いていなかったので、懐かしかったです。
ここで全員総立ちになってほしかったのでしょうけど、ほんの一部の人が立って拍手していました。
このときもマイクの使い方がよくないのか、うるさくて歌詞がさっぱりわかりませんでした。

「約束」はいちばんよかったと思いますが、ウロウロ動きながら歌わないで、しっかり立って歌ってほしかったです。これは古いファンにとっては大切な歌です。
「冬ソナコンサート」で初めてZeroさんを見たとき、一生懸命足を踏ん張って、この曲を歌っていました。「美しき日々コンサート」では途中から泣いてしまいましたよね。あんなこと、こんなことを思い出しました。ステージ上のZeroさんは、あのころのZeroさんと違う人のように感じました。

二部はやっぱりブーツでしたね。ブーツが好きなんですね。

アンコールで「君に恋して」を歌ったときは、たくさんの人が立ってくれて、Zeroさん、本当に嬉しそうでした。何度も「また来ますね」と言ってくれましたね。結局、アンコールも含めて全部で16曲歌いました。

コンサートが終わって、握手をする人も結構たくさん並んでいました。民音のコンサートは温かくて、Zeroさんにとってはありがたいことでしょう。お客さんの年齢層も、噂で聞いたほどではなく、高齢の人ばかりではありませんでしたよ。

ただですね、Zeroさんの目指す音楽がこういう方向ならば、私はもうコンサートには行かないつもりです。
いつも言うことですが、歌手というのは聞く人を泣かせることができるのが上手な歌手だと思うのです。今回のコンサートで、感動する曲が1曲もありませんでした。

古い曲はいい曲があるのですが、Zeroさんが作った最近の曲はあまりというか、とにかくよくなかったですね。だれかいい作曲家、作詞家と出会えるといいのですが。

売りたいCDである「うたいびと」の中の曲も3曲ぐらいしか歌わなかったですね。結局、いい曲がないからそうなるのでしょう。

最後にステージ上で、いつまでもお客さんに手を振っているZeroさんを見て、あれが今のZeroさんの現状なんだなと思いました。
1人でも多くの人に自分を知ってほしい。ファンになってほしい。Zeroさんの気持ちが感じられて、あの姿には胸が熱くなりました。

周りの人に恵まれなかったZeroさん。いい人になかなか出会えないZeroさん。歌唱力だけがZeroさんの力なのですが、歌唱力だけでは上にはあがれません。いろいろ考えながらのコンサートでした。非常に疲れて頭痛がしたのは猛暑のせいだけではなさそうです。
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残暑お見舞い申し上げます

2010年08月09日 19時52分20秒 | 日記
お久しぶりです。

毎年、夏になるとPCの調子が悪くなるので、しばらくブログをお休みしていました。

私も夏バテ気味だったのですが、今日は久しぶりに涼しく、ほっとしています。

お休み中に、特に書くほどのことはなかったのですが、先日届いたRyuさんのコンサートのチケットには驚きました。もの凄い席です。

楽しみにする以上に、緊張してしまいそうですね。

Ryuさんの4日後には、同じホールでZeroさんのコンサートがあるのですが、こちらももの凄く楽しみです。特に衣装に期待しています。上のほうの席から、お客さんの反応も含めてじっくり見て、聞いてきたいと思います。

Zeroさんで思い出したのですが、少し前に新聞に、「66歳で全国デビューした演歌歌手」という記事がありました。

「新田晃也(にったこうや)」さんという人で、15歳で上京して以来、ずっと弾き語りをしてきたそうで、一時は銀座のクラブを掛け持ちするぐらいの売れっ子だったとか。

その後、バブル崩壊で仕事が減ったのを期に、カラオケ教室や居酒屋で歌い、小さなライブをし、その歌のうまさが評判を呼び、応援する人も増えていったそうです。

その新田さんに、音楽関係者が目を留め、先月、キングレコードから「振り向けばおまえ」という曲を出し、現在、全国キャンペーンをしているそうです。CD発売を祝うコンサートでは、涙を流すファンもいたそうです。

新田さんの歌はまだ聞いたことがありませんが、ヒット曲もないのに、コンサートには1000人近いお客さんが入るそうですし、ディナーショーはいつも満席なのだそうです。

それだけ、下積み時代から応援している人たちの心をしっかりとつかんでいるのでしょうね。「応援しがいのあるおれでなきゃ」と新田さんは言っているそうです。

この記事を読んで、Zeroさんも「ドライフラワー」あたりまでは、こういう道を歩んでいたのになあと思いました。

私はZeroさん以上にZeroさんのファンが好きでした。

手作りの応援で、Zeroさんのために本当に心のこもった応援をしていましたよね。

あの人たちにホレていました。

その、Zeroさんをいちばん支えていた応援サイトが、7月いっぱいで終了していたのですね。

あのサイトがあったからこそ、私はZeroさんについていろいろ知ることができました。

イベントやコンサートには行けなかったけれど、様子も詳しくわかり、ありがたい存在でした。大変お世話になりました。


なんか…、涼しい風がひゅーっと吹いて、その風が、気がついたら吹かなくなっていた、そんな気分です。
いろいろあったから仕方ないけど、ファンが離れるにはそれなりの理由があるのでしょうね。

時が流れたんだなあと、しみじみと感じます。

今度のコンサートは、いろいろ考えながら聞くことになりそうです。
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