紘一郎雑記帳

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菅内閣 長期政権戦略で日本の終焉  安田紘一郎雑記帳

2011-05-14 04:42:35 | Weblog

菅内閣 長期政権戦略で日本の終焉  
安田紘一郎雑記帳


 浜岡原発停止は菅首相の6日の記者会見は唐突な感が高かった

 実際、浜岡原発停止について政府内で慎重に
検討・分析された形跡はない。

「この地域は30年以内にマグニチュード8規模の
東海地震が発生する可能性は87%と極めて高い」
「国民の安全と安心を考えた。

浜岡原発で重大な事故が発生した場合、
日本社会全体に及ぶ重大な影響を考慮した」と発表したのだ。

 
福島第1原発の悲劇を目の当たりにしているだけに、
野党各党も真正面からは批判できない。

 「電力供給はどうなるのか?」(自民党の石原伸晃幹事長)、
「十分な検討を加えたうえでのことなのか」(公明党の東順治副代表)などと、
日本経済への影響や、根回し不足に文句を言うぐらいなのだ。



 永田町の「菅降ろし」も急先鋒だった小沢氏も6日、
切り札と位置づけていた「内閣不信任案」が
野党側から出た場合の対応について、
「今、そんなことを考えているわけではない」と述べるにとどめた。

「野党が倒閣するには不信任案で小沢氏と組まねばならないが、
自民党や公明党は『政治とカネ』を抱える小沢氏とは組めない

民主党内では、政治力から考えて、
『次は小沢氏。それ以外は格落ちで、菅首相よりマシだと言い切れない』との空気。
しかし、小沢氏は党員資格停止処分を受けており前に出られない。
人材が枯渇している」

 
 ■「代わりがいない」国民に不幸な状況

 仙谷由人官房副長官(65)は、
1月の内閣改造で官房長官を降ろされて菅首相とは距離ができた。

「自民党の大島理森副総裁らとのパイプもあり
『菅抜き、小沢抜き』の大連立を進められるのは仙谷氏しかいない」
といわれ、仙谷氏に近い若手議員も
「次は、仙谷氏がいい」と言ってはばからない。

 岡田克也幹事長(57)には、昨年の参院選と
今年の統一地方選で民主党を惨敗させた責任がのしかかる。

 仙谷氏が一時、「ポスト菅」に想定していた野田佳彦財務相(53)は、
名前が出てこない世論調査もあるほどの地味さがネック。

以前は大本命だった前原誠司前外相(49)は、
外国人からの違法献金問題で自ら外相を辞任しており、
“1回休み”が現実的だ。

 玄葉光一郎国家戦略担当相(46)を推す声もあるが、
被災した自らの選挙区にガソリンを融通した疑惑を週刊誌に報じられ、
党内で待望論が広がる気配はない。

 「小沢系」としては、樽床伸二元国対委員長(51)や
原口一博前総務相(51)が政権批判を強め、
意欲を見せているが、非主流派すらまとめきれていない。


 反菅陣営のジレンマを見越してか、菅首相は最近、
「次は枝野(幸男官房長官)や細野(豪志首相補佐官)の時代だ」と
周囲に話しているという。
それぞれ、46歳と39歳の中堅・若手であり、
総理適齢期の政治家を飛ばすあたり、長期政権への自信がうかがえる。

 有馬氏は「次を担える政治家がいることが、
現職首相が頑張る原動力になる。


三角大福中の時代がそうだった。
いまのままでは、菅首相は『ただ居座るだけ』と
いう状況になりかねない。
代わりがいない状況ほど、
国民にとって不幸なことはない」と話している





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