孫正義氏の野望、日本が危ない! 第1部
紘一郎雑記帳
友人の高岡氏からの受信メールを
投稿させていただきます。
菅首相が再生可能エネルギーの利用を促進するため、
電力会社に固定価格での買取を義務付ける法案の
成立を退陣の条件とする考えを示しました。
菅首相は
「菅の顔だけはもうみたくないという人が結構いる。
本当に見たくないなら、早くこの法案を通したほうがいい」と
嬉しそうに語っていました。
その時画面に孫氏が写り、掛け合い漫才のように
「この法案を通すまでは首相を辞めないでください」と
首相を持ち上げていました。
まさに孫氏の思惑通り菅は動かされています。
特例公債法案や二次補正予算など首相にとってはどうでもいい、
退陣してからご褒美が貰える
「再生エネ法案」を通してソフトバンクを
儲けさすのが最優先なのです。
孫氏は「自然エネルギー財団」を設置して
大規模太陽光発電所を全国に建設
その際自然エネルギーで発電された電力の
全量買取制度を義務つける法案を通すことを
目的に菅首相を動かしています。
つまり「固定価格の買取制度」これが孫氏の狙いです。
彼の政策提言は、1キロワットアワー40円で20年間
電力会社に買い取らせる制度をつくり、
その分割高になった電気料金は引き上げるというものです。
ここまで一気に書いてからパソコンの手が止まりました。
このまま書き続けると孫氏を一方的に
悪者にしてしまいそうでなぜか心が揺れました。
孫正義氏は経営者です。
会社の利益を追求することは当たり前の行動です。
ただそのやり口に多少の汚さを感じても
経営者にはありがちな事です。
彼はフォーブスの調査による世界長者番付の
2011年版で日本人1位になりました。
つまり国民の利益と彼の利益が一致したから、
今日の地位を得たのです。
今回の太陽光発電における
全量買取制度は世界の流れです。
日本は今まで電力の買い取り価格を低く設定し、
採算が合わないようにして電力会社は
既得権を守ってきました。
その裏で多くの天下りや関連事業で甘い汁を
吸ってきた人々がいることは周知の事実です。
彼のやり口が少々汚くても結果的に
国益につながっていくなら目をつぶるべきかもしれません。
しかし何故か胡散臭さを感じて信用できないのは
私の偏見なのか、奇妙な気持です。
2000年頃まで日本のインターネット接続料は
世界一高くて,ケータイの普及率でも
世界の30位くらいに位置していました。
続きは明日「第2部」で投稿予定
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます