紘一郎雑記帳

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話題の映画27日全国公開!!  紘一郎雑記張

2013-07-24 02:05:40 | Weblog

話題の映画27日 全国公開 
紘一郎雑記張

『終戦のエンペラー』 
サスペンスとメロドラマで仕立てた日本人論 

外山真也 談

終戦直後の日本を舞台にしたハリウッド映画で、監督は
『真珠の耳飾りの少女』『ハンニバル・ライジング』などの
イギリス人ピーター・ウェーバー。

1945年8月30日、GHQを率いて日本に降り立ったマッカーサー元帥は、親日派の部下フェラーズ准将に、天皇が戦争で果たした役割をわずか
10日間で調べろという難題を下す。
だが、彼にはもうひとつ気がかりなことがあった。
それは、開戦によって引き裂かれた日本人の恋人アヤの行方が
分からないことだった。

 原題は“EMPEROR(天皇)”。フェラーズという実在した人物の視点から、「天皇に戦争責任はあるのか?」「かつての恋人の消息」という公私2つの任務がサスペンスフルに描かれる。
法廷もののサスペンスとメロドラマというエンターテインメント性を前面に
押し出しながら、同時に作品全体が日本人論にもなっているという
ユニークな作品だ。もちろん反戦映画でもある。

 さすがに、慣れていない日本家屋の撮り方はうまくないけれど、
日本人でさえ日本家屋をまともに撮れる監督は少ないのだから、
日本を舞台にしたハリウッド映画としては十分に及第点だろう。
否、この映画を一番楽しめるのは、むしろ日本人かもしれない。

※私は見に行くか?どうするか?迷っている