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パリ旅日記#5 セーヌ川の中州・シテ島

セーヌ川の中州 シテ島 パリシー人がここに住み着いたのがパリの発祥
  • サントシャペル
  • ノートルム大聖堂

を見学しました
メトロ4番 シテ駅を地上に上がると目の前はお花屋さん(日曜日には花市が開かれる)


【サントシャペル】
ここはパリミュージアムパスの優先入場がない
一般の列に並ぶと なんと1時間待ちだと 前に並んでいるおじさんが教えてくれた
おまけに
おじさん:「私はこれで3回目の挑戦、1回目は3時間待ち、2回目は2時間待ち、そして今日は1時間待ち・・・」
私たち:「つまり今日は まだラッキーな方なのだと考えよう」
日程の終盤で再チャレンジが考えられなかったこともあって 並びました
(実際は1時間半かかりました)
かつて経験したことのない ピリピリしたセキュリティチェックを 時間をかけて行っている
中に入ってしまえば 人の混雑はない
1階はちょっとした空間に 物販店

狭く 暗い らせん階段を上って2階へあがると・・・・
13世紀に国王の礼拝堂として建てられた
骨組みと屋根以外は みんなステンドグラス・・・みたいな

ステンドグラスの総面積は600平方メートル
「教会」に来ているという気がしなかった(私は)
↓外からは 内側のアノきらびやかな色の乱舞は想像できません

サントシャペルには各国語で書かれた説明ボードがあります
(↓表面 クリックすると拡大します)

(↓裏面 クリックすると拡大します)

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【ノートルダム大聖堂】

ノートルダム大聖堂は美しいだけではなく

聖堂としての本来の目的(=祈りの場)の空気が充満している

おごそかで静か そして 人を拒絶しない

ふところに抱かれているような 安堵を感じました

12世紀初頭に着工し 完成まで約200年かかった

ナポレオンボナパルトは この大聖堂でミサや戴冠式を行なった

ヴィクトル・ユーゴーの小説によって 異国の私でさえ知ることとなった教会
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シテ島にある最高裁判所

パリ市内にある公共施設には必ず掲げられているという
 「LIBERTE=自由 ECALITE=平等 FRATERNITE=博愛」

シテ島は小さな島だけど 見所がぎっしり詰まっています
マリーアントワネットが収監された独房を再現しているコンシェルジュリーを 見そこねました
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パリ旅日記#4 市内観光

初パリの私なりに"お~パリに来たぜ"と思える観光スポットを回ってきました
  • モンマルトルの丘(サクレクール寺院)
  • エッフェル塔
  • 凱旋門

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【モンマルトルの丘】
写真ばえして"絵になる"モンマルトル

後期印象派のユトリロが描いたことでも有名な街並み

"観光地化"を肌で感じてしまうと・・・なんとなく・・・興ざめ


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【エッフェル塔】
塔の頂上まで上る気マン♪マン♪で 塔の下まで来ましたが

塔へあがる人の行列が長くて 上るのは断念
"シャイヨー宮からの眺めが良いよ"という意見があったので シャイヨー宮まで歩きました

なるほど!近すぎるより コレクライ離れると ちょうどいい!


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【凱旋門】
"どうやって凱旋門のてっぺんまで上がるのかな~♪"ウキウキと柱のたもとにある入口をくぐると
まさかの"地獄のらせん階段"(教会のドゥオモにあがる時にある階段より さらに過酷に私には思えましたが あらかじめ予習ができていれば 心構えもできて もっと精神的にラクだったはずです)
↓身体の幅程度が半径の 小さならせん階段がやっと終わった

↓らせん階段は 終わっても今まだここ

さらに階段をのぼるのだ がんばれ~
そして広がる360度のパノラマ

↑シャンゼリゼ通り 帰りはこの道を少し歩きました

凱旋門を中心に 放射線状に設計された道路
150年前ナポレオン3世によって計画された この街づくり

一大国家事業としての パリ大改造

まるで "巨大な作品"を みているよう
実際目にしたとき これほど"美しい"と感じるとは 意外でした

↓上りも下りも らせん階段は 延々とこんな感じ(車イス用のリフトは別にあるようでした)


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パリ旅日記#3 美術館いろいろ

5日間の滞在期間中 ルーヴル以外に訪れた美術館
  • マルモッタン
  • オルセー
  • オランジュリー
  • ポンピドゥーセンター内(国立近代美術館)

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【マルモッタン】
最寄り駅の メトロ9番 La Muette駅を降りると
街並みはなんかハイソな感じをかもし出していました
 
きれいな公園を抜けてマルモッタンをめざします

近隣の方が のんびりと犬の散歩をしている

マルモッタンは 小ぶりの建物です

ここが入口 当日は11時オープン

マルモッタンはパリミュージアムパスの対象外です

【オルセー美術館】
ルーヴルでは貸し出し中の絵画や彫像について その場所(本来設置している場所)に「今はないよ」とわかる掲示があったのですが オルセーは 貸し出し中なのか 別の展示室を探せばみつかるのか が判断しにくかった


【オランジュリー美術館】

2006年に改装 モネの睡蓮の展示室が 以前より良くなったそうです
モネにまつわる話やオランジュリー美術館の改装完了までをビデオ上映していました

【ポンピドゥーセンター】
宿泊していたホテルから徒歩5分くらいのところにありました
現代アートらしき 私には理解不可能な作品から
日本でも有名なマティス、ピカソ、シャガール、モディリアニ、カンデンスキー など
色々あって面白かったです
「現代アートの価値って いったい誰が決めるンや~」とつぶやく一方で
(ローマ字表記だけど)日本人的な名前の人を発見 なぜか 誇らしい・・・微妙な心境

パリ滞在中のある日 並び列で前後になったポルトガル人(50代のおじさん)の「パリお薦めスポット」の一つは このポンピドゥーでした
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パリミュージアムパスは たくさんの美術館、博物館、城、宮殿に入場可能

入ってみたい所は 他にも いーーーーっぱいありました
パスを持っていると 美術館によっては
各種パス用の入場口が設置されていて 入場券を購入する人の並び列より
短いことがありました
目印はこんな小さな看板です↓(オルセー)

(オランジュリー)

もちろん 優先入場をさせない施設もありました
どこでも優先入場できると思い込んでいるらしい外国人が
パスを提示して係員に「入れろー」と食い下がり 係員が「優先入場はやってない」といくら説明しても話が折り合わず
結局係員は 並び列の中にいた私たちのパスをいきなり取り上げ その外国人に見せていた。多分「ほら!パスをもっている人も みんなちゃんと並んでるやろー」と説得してたのだろう
(言葉はわからないけど やりあってる内容は なんとなく そんな感じでした)
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神戸は絵画展覧会がホーンマニ少ないので この5日間でその憂さ晴らしを一機にした感じです
こんなに晴れやかな気持ちになれるのなら
これからは(出不精にしていないで)他の都道府県に積極的に出張してでも 美術展に行くべきなのだろうか・・・う~ん・・・めんどくさい・・・


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パリ旅日記#2 ルーブル美術館

パリ・ミュージアム・パス4日券です(他にも2日券・6日券があるそうです)
裏面に開始日、姓(ローマ字)、名(ローマ字)を記入 
書き損じ(訂正)は許されない(注意書きにそう書いてありました)
美術館に入場する時この面↓を提示すると 係員が目視で有効日内かチェックしていましたので 確かに日付の訂正はできへんな

4日券は 券面に記載した日を含む4日間有効

中央ピラミッドの入口はいつも混雑しているので
『入場券を既に持っている人&ツアー専用の入口』を選ぶと ルーブルと言えど案外すんなり入場することができます
私はこの旅で3回ルーブルに入場しましたが 3回とも(アクセスの良さもあって)
[Passage Richelieu=リシュリュウ入口]を利用しました
一番並んだ時で 20分程度だったかな
([Porte des Lions=ライオン入口]は さらに空いているようでした)

ピラミッドの下は↓チケットブースとインフォメーション

インフォメーションでマップをもらいます(日本語版とフランス語版)
↓方向音痴の私は「フランス語版マップ」と「館内の掲示案内」を照らし合わせ 自分の位置をペンでマーク

↓日本語版と照らし合わせれば フランス語の掲示の意味が理解できる

旅の途中ポルトガル人と話した時も 日本でルーブル美術館体験者に話を聞いた時も
「迷った」「迷路みたい」といった言葉が多かったので
方向音痴の私が迷うのは確実!と自覚していました
事前にアドバイスをいただき↑の方法でマップにマークをしながら進んだことで
おかげ様で 初めての私でも 迷うことなくルーブルを楽しく泳ぐことができました
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【ルーブル食事編】
ルーブルの中は ①立派なレストラン②カフェテリア③スタンド④カフェは5ヶ所⑤展示室内には たくさんのイスやソファー
と休憩には困りませんでした

お店に入って休む時は「12時前になると混雑するよ」と聞いていたので 早めにお店へ行くようにしました

○カフェ リシュリュー

カフェ入口は Richelieu(=リシュリュー翼)1er ètage(=日本式2階) テラス席へ案内してもらいました

「ドゥ(=2)・クレーム(=カフェオレ)・スィルブプレ~」 こんなんで通じるもんでした
(通じてくれてありがとー)

カフェオレ2杯で 8.6euroでした
↓カフェ・リシュリューのメニューをごらんになりたい方はクリックしてください


○スターバックス
場所:Sous la pyramide(Hall Napolèon)=ピラミッド下(ナポレオンホール)
ボンジュ~→指差しや簡単な単語+スィルブプレ~→笑顔、メルシ~
こんなんで どーにかなるのが おもしろかった
↓クロワッサン2コ、ドーナツ、キャラメルマキアート(グランデ)

↓ベーグルサンド(ハムや野菜)、大きなサラダ

以上で合計19euro

○スタンド(マフィン、クロワッサン、ドリンクなど)
場所:ピラミッド下の中2階

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ルーブル美術館は とても広いので(入口の混雑の割りには いったん入ってしまえば)館内ではゆっくりと絵画を楽しむことができました
模写する人、写真を撮る人、風のように館内を駆け抜けていくツアーグループ、絵の前にじっとたたずむ人・・・訪れる人の過ごし方は様々で(日本で美術展を見るより)ずっとリラックスして自由に過ごすことができました
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[Porte des Lions=ライオン入口]
ちょっとはずれにあるためか 入口は空いてるようです
この入口が開いているなら
オルセーやオランジュリーと掛け持ちする方には 一番アクセスが良いです

↓ルーブル中庭の水場で水浴するカモ


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パリ旅日記#1 旅のはじまり

2008年5月 PARISへ5泊7日(パリ現地に5泊)行ってきました
初めてのおフランス
知っているフランス語は「ボンジュ~(こんにちは!)」と「メルシ~(ありがと!)」だけで
いったいどんな旅ができたか!
備忘録として自分のために書いている面もありますが
詳細にレポすることで
これからパリに行こう!行ってみたい!という方にとって
何かしら参考になれば と思っています
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【旅の準備】
2月:フライト予約とホテル予約
4月:パリ・ニュージアム・パス(4日間)の手配
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【旅のはじまり】
神戸=関空ベイシャトルから 旅は始まりました(私は神戸在住)
(関空へは シャトルバスで陸路という選択肢もあります)
ベイシャトル船は 乗船時間約30分 船内で自由に歩き回れるし 開放感があるので
私はこの船移動 気に入っています
利点の一つはベイシャトル乗場(神戸空港近く)まで自家用車で来て(タダで)車を置いとける点
高級車にお乗りの方は 駐車しっぱなしで 旅に出るのは不安を感じる?
我が家の自家用車は そんなことを案ずる必要もなく
家から車で来て  車で家に帰れるというのは メリット大


エールフランス直行便にて
関空(KIX)11:50発→シャルルドゴール空港(CDG)17:15着(所用時間12時間半)
エコノミーといえど 楽しみの一つは機内食
↓和風

↓洋風

和風or洋風の2択でしたが どちらも 機内食にしては けっこういける!
(隣席になった40代くらいの女性も 同じ意見でした)

↓到着約2時間前の 軽食

これも 1回目の食事同様 機内食のわりには 「けっこういける!」

↓フランス上空 黄色は菜の花畑 

シャルルドゴール空港に到着
↓空港内のインフォメーションでもらったすずらん(5/1はメーデー(祝日)であると共に、すずらんを愛する人に贈る習慣があり、すずらんは幸運が訪れる縁起物とされているそうです)

空港からパリ市内へのアクセスは
①RER(電車)②バス(Roissybus又はエールフランスのバス)
空港到着は夕方
荷物からして いかにも「旅行者です」という風情→スリに狙われる?
旅の始まりに そういう可能性は避けようという提案により「②パリ市内への直通バス」を選択
↓バス乗場です
Roissybusというバス会社の Paris Opera(オペラ座)直通バス(8.5euro)

↓バス乗場の近くに自動販売機

旅チャンネルで この自動販売機の使い方 やってました!
 ・コインorカードしか使えない
 ・画面下のシルバー色のバーを回して 画面選択
 ・グリーンのボタン=ENTERキー
 ・赤色ボタン=リセットキー
 ・言語の選択画面では 英語を選ぶことも可能
以上が解っていれば キップはきっと買えます! 


今回の宿泊はPrince Hotel forum
(プランス ホテル フォーラム: http://www.central-group.co.jp/hotel/index.html
   * このホテルは2015年7月以後、ホームページ閉鎖。
初パリ+言語に不自由+旅慣れもしていない→「せめて万一の時は 日本語が通じるホテルにしよう」というのが このホテルを選んだ理由 楽天で予約
ルーブル美術館まで700mという立地も決め手になりました

部屋は簡素で手狭ですが 収納スペース十分
↓バスタブ付きのお部屋には 大き目のお風呂があります

オーナーは日本人ですが 雇用されているスタッフは日本語はムリ(英語はOK)
↓ベランダからは いかにもパリ!という景色が広がります

ところで マナーとかエチケットにうるさい(?)割りに ポイ捨てにはおおらかなの?
↓こんな大きなゴミ箱(分別式 イラストを見れば仏語のわからん私でさえゴミは捨てられる)が たくさん設置されてるのにね 

朝になると 道端はゴミだらけ
毎朝マシーン(ゴミ拾いバキューム&水まき)が轟音を立てて 路地の隅々を回り
マシーンでバキュームできないゴミは 人の手で拾ったり マシーンで水掃除できない部分は人がホースで水洗いするなど 丁寧に掃除されていきます

さっぱりと きれいになった石畳を ネコが散歩していました

↓ホテルのあるエリアは こんな看板を掲げたお店がひしめきあい

近くにはスーパーMONOP'(ポンピドゥーセンターの向い)

↓これもスーパー

最寄り駅(シャトレレアル)前のパン屋(POUL)

モントレグイユ通りには老舗ストレー(洋菓子、お惣菜)

慣れると お惣菜を買って来て食べるというスタイルは なかなか気楽

石畳は 思いのほか足が疲れたり、腰にきたりします
(便利な立地だったので)疲れたらホテルに帰り→入浴
これはリフレッシュにさいこーでした
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