読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

図書館は私の本棚

2023年01月15日 | 日々の出来事
今日、図書館に行ったら、梅の花が咲き始めていました。

春が近づいてきているのを感じます!
私が利用している図書館は自然豊かな公園の中にあるので、四季の移り変わりを肌で感じることができます。まぁ、住んでいる場所自体が自然豊かという話もあるのですが…。

こちらの図書館には、週に1回は通っています。
私は幼い頃から本が好きで、学生時代には「気になる本があると購入する」ということを続けていたところ、ある日、本棚に入りきらなくなってしまいました…。
そこで思いついたのが、この記事のタイトルの考え方です。
図書館を自分の本棚だと思えば、家の蔵書を増殖させずに大量の本を読むことができます。もちろん、今でも本は購入しますが、数は随分減りました。

特に、お子さんの絵本などは、ぜひ図書館を活用することをお勧めします。
お子さんが本を口に入れてしまう時期を過ぎたら(赤ちゃんの頃は食べてしまいますからね…)、ぜひ図書館デビューしてみてください。絵本は単価がお高めですが、図書館なら大量の絵本に触れることができます。そして、その中からお子さんが気に入った絵本を購入して、繰り返し読んでみてはいかがでしょうか。
本を選ぶときには、
・お子さん自身が選んだ本
・保護者の方がお子さんに読ませたい本
をバランスよく借りるのがポイントだと思います。

また、図書館は大人の学びも応援してくれます。
私は最近、趣味で薬膳の勉強をし始めました。
図書館で薬膳に関する本を調べたところ、少なくとも50冊以上あることが判明!まずは、それを1冊ずつ勉強していこうと思っています。

「図書館は私の本棚」
そう思うと、豊かな気持ちになれるのです。
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『毎月新聞』(中学生に紹介した本)

2023年01月13日 | 中高生におすすめの本
今日の中学国語道場クラスでは、中1の教科書に載っているこちらの本を紹介しました。
 筆者の佐藤雅彦さんは、「ピタゴラスイッチ」の監修でご存じの方も多いのではないでしょうか。
保護者世代の皆様には、CMプランナーとしての仕事である、湖池屋の『スコーン』やNECの『バザールでござーる』が記憶に残っている方もいらっしゃるのでは?

こちらは、そんな佐藤雅彦さんが1998年から2002年にかけて、毎日新聞紙上で毎月連載していたエッセイをまとめたものです。
どれも、日常の出来事を独自の視点で展開していて、非常に面白い!

教科書に載っていたのは「たのしい制約」という話で、ちょうどいい制約によって、知性という翼を自由にはばたかせることができるのではないかという内容です。中学生でも読みやすい文章で、さらに考察を深められるせいか、私の記憶にある限りでも、この本からは、高校の入試問題や国語の長文読解演習の文章として少なくとも3話以上取り上げられています。

クラスでは、教科書の内容に加えて、「かもしれないグッズ」というお話も紹介しました。ひとりで読んでいたときに、思わず声を出して笑ってしまったエピソード。人によって、「かもしれないグッズ」は大きく違うのだなぁと考えさせられました。

こちらの本には、先程のような新しい視点から考察を深めるタイプのエッセイの他にも、故人に対する思いが胸に迫ってくる「真夏の葬儀」、青春時代の濃密な時間を思い出す「隣の校庭」など、大人の心に深くしみるお話も載っています。
1話1話の密度が濃く、贅沢な1冊でした。

ちなみに、こちらの連載が始まってから、筆者の佐藤さんは慶応大学に教授としていくことになり、半年後にはだんご3兄弟のブーム、初めての外国の長期滞在など、「社会にとってはさざ波のようなものかもしれないが、個人にとっては激流の如く感じられた4年間」(「あとがき」より)だったそうです。
そして、「毎月、点を打ち、それを線にしていく作業は、自分にとって今何に感じているかということを確認していくということでとても意味があった」と述べられています。

ちなみに、1998年から2002年は、私個人にとっても、大学卒業、結婚、長男出産など激流の如く感じられた4年間でした。この本を読んでいると、「iモード」や「携帯電話」(スマホではない)など、当時の空気を感じます。
皆さんにとって、1998年から2002年はどんな時代でしたか?

こちらの本は、時代を感じる部分がありつつも(そこも面白い)、底流に流れている筆者独自の考え方は2023年の今読んでも新しく、ハッとさせられることも多いです。ひとつのお話は短いので、隙間時間に読むのもおすすめです。考え方の幅が広がるエッセイ集です。

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『天までひびけ!ドンドコ太鼓』(小3に紹介した本)

2023年01月11日 | 気持ち・心・体の本
昨日の小3オンライン国語クラスでは、長文読解で取り上げられていたこちらの本を紹介しました。
 主人公のマイは小学4年生。
小学1年生のときから、太鼓を習っています。こども太鼓の名前は「ドンドコ太鼓」。
他の4年生の女子は、ほのかちゃんとアミちゃん。二人も1年生から一緒に太鼓を習っていて、クラスも同じ仲良し3人組です。
町内会の夏祭りで、ドンドコ太鼓は演技を見せることになっています。
今年は、4年生の女子の見せ場があるのですが、ほのかちゃんとアミちゃんはマイほど太鼓に燃えていなくて…。

こちらは、太鼓の話というよりは、女子の友情物語です。
読んでいて、小学4年生頃の人間関係がリアルに思い出されて、ちょっと苦しくなるくらいでした…。
「狭い人間関係に固執しなくても大丈夫だよ」と、マイに声をかけてあげたい…。でも、最後はハッピーエンドなので、安心して(?)お読みください。

女子特有の微妙な人間関係が描写されていますので、小学生女子の気持ちを知りたい方におすすめです。

また、「国語学習」という視点では、物語文の心理描写を読み取るのが苦手なお子様にも役立つと思います。
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入試直前!間違えたまま覚えていることの多い漢字3選

2023年01月09日 | 学習のポイント
1月中旬からは、いよいよ入試が始まりますね!
最終確認として、今回は初級の漢字なのに間違えたまま覚えていることの多い漢字3つをご紹介します。

まず1つ目は…
「自+田+下の部分」で構成されているのですが、「自」と「田」の部分の形を勘違いして覚えているお子さんがたまにいらっしゃいます。

2つ目は…
うかんむりの下の部分の形が、「期」の左側のようになってしまっているお子さんが時々いらっしゃいます。

3つ目の漢字、そして間違えて覚えているお子さんが圧倒的に多い漢字は…
これは、間違えて覚えているお子さんが毎年いらっしゃいます。「達」のしんにょうの中の部分が「幸」になってしまっているのです。「友達は幸せじゃない!!」と、言い方はひどいですが…、生徒さんたちの印象に残るよう覚え直してもらっています。

正しいと信じて書いていた漢字が間違えていて不正解になってしまったら、本当にもったいない!!
確認してみてくださいね!
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塾生さんにご連絡・寺子屋残席状況(1/7現在)

2023年01月07日 | 矢野学習教室通信・ミニ
当塾は4日から通常授業がスタートしました。
来週初めには中学校で実力テスト、また1月下旬には英検が行われます。
冬休みが終わり、寺子屋のご予約がどんどん入ってきました。
寺子屋では受講科目以外の質問もできますので、是非ご活用ください。

現在のご予約状況は以下の通りです。

1/8(日)16時~18時(睦小前教室)…残席3名

1/15(日)16時~18時(睦小前教室)…まだお席にゆとりがございます。

どうぞよろしくお願いいたします。
生徒の皆さんは、マスクの着用にご協力をお願いいたします。

外部の方へ《寺子屋とは?》
当塾では、塾生対象に月に数回無料教室(寺子屋教室)を開いています。
寺子屋が、ただの自習室と異なる点は以下の通りです。

・常時教師がいて、質問に答えます。
・受講科目以外の質問にも答えます。
・受講科目についてはプリント教材での学習もできます。
・講師の目が全員に行き届くよう、定員制かつ完全予約制です。

矢野学習教室は、やる気のある生徒さんを全力で応援します!

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