読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『クリスマスにくつしたをさげるわけ』(絵本)

2015年12月10日 | 行事関係の本
小学2年生クラスでの読み聞かせの続きです。
12月ということで、2冊目はこちらの本を読みました。
 
クリスマスには、クリスマスツリーを飾り、枕元には靴下を下げて眠ります。
サンタクロースを待つ子どもたち。

クリスマスイブに靴下を下げて寝るのはなぜなのか、この本ではその由来を教えてくれます。

昔々、ミュラという町に、ニコラスという男の子がいました。
お父さんが町中で一番のお金持ちだったので、ニコラスは何でも余るほど持っていました。
けれども、ニコラスは少しもわがままを言わない心優しい子どもに育ちました。

大人になってからも、ニコラスさんは「お互いに助け合え、分け合え」という神様の教えを忘れませんでした。
「私は自分の財産を、残らず、貧しい人たちのために使うことにしよう」ニコラスさんは、そう決めました。

ニコラスさんは、自分の名前を明かさずに貧しい人々に施しをして、多くの人々を救い、その行いはのちに様々な伝説となりました。

亡くなってからのニコラスさんは「サンタクロース」と呼ばれ、その名前は世界中に広まりました。


お子さんたちにとっては身近な「サンタクロース」ですが、由来について知る機会は少ないのではないでしょうか。
2年生たちも、しっかり聞いてくれました。
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『ひゃくにんのおとうさん』(絵本)

2015年12月09日 | 笑える本
今日は小学校での読み聞かせでした。
担当は2年生。

2冊読んだのですが、1冊目はこちら。
ひゃくにんのおとうさん (こどものとも世界昔ばなしの旅2)
譚小勇・天野祐吉・文 譚小勇・絵
福音館書店

昔、山奥の小さな村に、働き者の若い夫婦が住んでいました。
ある日、畑を耕していると、土の中から大きな甕が出てきました。
二人は甕を覗き込みました。
すると、その拍子にかぶっていたかさが、甕の中に落ちてしまいました。
あわてて拾い上げると、甕の中からなんと100枚ものかさが出てきたのです!
二人は喜んで、甕とかさをかついで家に帰り、村の人たちにかさをひとつずつあげました。

不思議な甕の噂は、あちこちに広まり、ふもとの町で一番いばっている地主の耳にも入りました。
地主は、家来たちに言いつけて、その甕を若夫婦から取り上げてしまいました。

地主は、自分の屋敷に運ばれてきた甕をのぞきました。
しかし、暗くて何も見えません。
ろうそくの火の明かりで、中を照らそうとしたのですが、その火が甕のなかに落ちてしまい…


何でも100倍になってしまう甕。
火が落ちてしまったら、どうなるのでしょうか!?

意外な展開に、クラスの子達は大笑いでした♪
2冊目の本の紹介は、明日!
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中3英語クラス・定期テスト・全員目標点達成!

2015年12月08日 | 矢野学習教室通信・ミニ
11月末に、中3生にとっては、入試前最後の定期テストが行われました。

そして、中3英語クラスは、全員目標点を達成しました!!
おめでとうございます!
※目標点とは、「この点数がとれたら嬉しい」と感じる点数で、お子様が自分で決めます。ですから、一人ひとり目標点は異なります。

先週、生徒さんたちにリクエストの飲み物を聞き、今日はそれを皆さんにプレゼントしました。
(うちの塾は飲食可なので、中には飲み物を楽しみながら授業を受けているお子さんも(^^))

来月から、いよいよ入試が始まります!
ラストスパート、がんばっていきましょーー!!
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"Can You See What I See? Christmas Read-and-Seek"(英語の絵本)

2015年12月05日 | 英語の本
早いもので、もう12月ですね!
12月と言えば、クリスマス♪

そこで、小学生英語クラスではこちらの本を読みました。
Can You See What I See? Christmas Read-and-Seek (Scholastic Readers)
クリエーター情報なし
Cartwheel Books

こちらは、絵本「ミッケ」のような、ミニ絵本。
本を開くと、おもちゃ箱をひっくり返したような、かわいらしい写真がたくさん!
クリスマスにちなんだ品々もたくさん載っています。

それぞれのページには、"Can you see ~?”という表現とともに、探してほしいアイテムがいくつか挙げられています。
それを探し当てるゲームをしながら、読み進めていきます。

お子さん達と一緒に、遊びながら読むことができます♪
そして、表現も簡単なので、英語初心者の方にもおすすめです。

毎年読んでいるこちらの本ですが、お子さんたちの探すスピードに毎年驚かされます!
本当に速いっ!!

まるで、スポーツ競技のようです。
「ほのぼの絵本の読み聞かせ」…のはずが、読み終えた後は、短距離走を走りきったような感慨に襲われます(笑)。
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『杜子春』(絵本)

2015年12月04日 | 童話・昔話・名作
今日の小学生国語クラスでは、前回に引き続きこちらの本を読みました。
杜子春
芥川龍之介・作 藤川秀之・絵
新世研

仙人の助言に従い、大金持ちになったはいいけれども、贅沢をしすぎて再び貧乏になってしまった杜子春(しかも2回も!)。
金の切れ目が縁の切れ目というような人間の態度に愛想が尽き、もうお金持ちになりたいとは思わなくなりました。
今度は、自分を二度も大金持ちにしてくれた、仙人に弟子入りしたいと申し出ます。

杜子春を大金持ちにしてくれたのは、峨眉山に住んでいる鉄冠子という仙人でした。
鉄冠子は杜子春の願いを聞き入れ、彼を峨眉山に連れて行きました。

鉄冠子は杜子春を、峨眉山の絶壁の下にある幅の広い一枚岩の上に座らせ、こう言いました。
「おれはこれから天上へ行って、西王母にお目にかかってくるから、おまえはその間ここにすわって、おれの帰るのを待ってるがいい。たぶんおれがいなくなると、色々な魔性があらわれて、おまえをたぶらかそうとするだろう。しかし、どんなことがあっても、決して声を出すのではないぞ。もし、ひとことでも口をきいたら、おまえはとうてい仙人にはなれないものだと覚悟をしろ。」

杜子春は、「だいじょうぶです。決して声なぞは出しません。」と答えました。
それを聞き、鉄冠子は去っていきました。

すると、どこからか虎と巨大な白蛇がやってきて、「そこにいるのは何者だ。」としかりつけます。
杜子春はもちろんだまっていました。
虎と蛇とは、一つの餌食をねらって、しばらくはにらみあいの体でしたが、やがて一時に杜子春に飛びかかりました。
杜子春の命は瞬くうちになくなってしまうと思ったとき、虎と蛇とは、霧のごとく夜風とともに消え失せてしまいました。

すると一陣の風が吹き起こって、すさまじい雷が鳴り始めました。それと一緒に滝のような雨もいきなり降り始めました。
そのうち耳をもつんざくほど、大きな雷鳴がとどろいたと思うと、それにうずまいた黒雲の中から真っ赤な一本の火柱が、杜子春の頭の上に落ちかかりました。
杜子春は思わず耳をおさえて、一枚岩の上へひれふしました。が、すぐに目をあいてみると、空は以前のとおり晴れ渡って、星も輝いています。
今の大嵐も、鉄冠子の留守をつけこんだ、魔性のいたずらに違いありません。

すると、今度は彼の座っている前へ、金のよろいを聴く出した、身の丈3丈もあろうという、おごそかな神将があらわれました!


さて、杜子春はどうなるのでしょうか!?
次回をお楽しみに♪
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