読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『アナグマのもちよりパーティー』(小3に読んだ本)

2018年09月17日 | 哲学・生き方の本
小3国語クラスでは、『わすれられないおくりもの』という教材を読んでいます。
こちらは、アナグマの死を題材にしたお話です。
みんながアナグマの死を受け入れて前に進んでいく様子は、絵本の名作というのにふさわしい内容だと思います。

そこで、9月第1週の小3国語クラスでは、アナグマが元気だったころのお話を読みました。
アナグマのもちよりパーティ (児童図書館・絵本の部屋)
ハーウィン・オラム文 スーザン・バーレイ絵 小川仁央訳
評論社

アナグマが、持ち寄りパーティーを企画しました。

みんなそれぞれ何を持っていくか楽しく考えますが、モグラだけは困ってしまいました。
持っていくものがなく、新しい家をつくるので、用意する暇もないのです。

モグラはアナグマに、「持っていくものがないから行けない」と伝えます。
すると、アナグマこう答えました。
「君だけでも、来てくれよ。君自身を持ってくるって考えてよ」

そこで、モグラは何も持たずにパーティーに行きました。

何も持たずにパーティーに行ったモグラに対するみんなの視線は冷たく、モグラは辛い思いをします。
落ち込んでいるモグラに、アナグマは声を掛けるのですが…。


物はなくても、知恵や工夫で人を喜ばせることはできるのですね。
モグラは、パーティーでみんなの人気者になるのですが、なぜそうなったのかはお話を読んで確かめてみてくださいね
お子さんたちも、お話をしっかり聞いてくれました
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